2010年12月26日日曜日

アルキメデスの原理(Archimedes’ Principle)

● 説明
 アルキメデスの原理(アルキメデスのげんり)は、アルキメデスが発見した物理学の法則。水中の物体は、その物体がおしのけた水の質量だけ軽くなる、というものである。
物体を水の中に静かに入れると、物体が重力の作用で水の中に沈む。物体が沈む事によって押しのけられた(物体が存在する場所にあった)水も、重力によって物体の存在する場所へ移動しようとするが、物体の重力と押しのけられた水の重量に、押しのけられた水の重量が同じになった所で物体は沈むのをやめる。つまり物体と同じ重量の水を押しのけたところで釣り合うので物体は沈むのをやめる。
なおこの法則は水だけでなく全ての流体について当てはまる。浮力の大きさは流体中にある物体の密度には関係しないが、流体よりも物体の密度が小さい場合には重力と浮力は釣りあう。

● 現象例(温かい空気を満たした風船の上昇)

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