"丘" モデルでは、問題解決プロセスの第一段階として、抽象化プロセスにより問題を一般化し、非典型的な問題を標準的な問題モデルに置き換えます(下図左側)。
問題解決プロセスの "丘" モデル
主な問題モデルには以下の2種類があります:
- システム内の2要素間に働く不満足な作用(物質-場モデルにより判明した不充分なあるいは有害な機能)
- 矛盾
この "丘" モデルの左側斜面の赤い楕円がそれぞれひとつの "はさみ" モデルに対応します。したがって、"丘" モデルは "はさみ" モデルをより効率的に使えるようにするとともに、問題解決プロセスにおいて重要な新たな視点である一般化レベル間の遷移について示してもいます。問題解決プロセスの初期段階において、"はさみ" モデルのルールにのっとって何度か問題の表現を変えますが、実はそのたびに一般化のレベルを上げているのです。この抽象化プロセスを通して問題のより一般化された記述が得られ、その結果、一見まったく異なって見えるような問題間の直接的な類似性が見つけやすくなります。
一般化のレベルが
(技術的矛盾の解決に用いる)マトリックス < 標準解法 < 物理的矛盾
の順に高くなっているということですね。
Copyright notes
This book has been developed in the frame of the TETRIS project funded by the European Commission—Leonardo da Vinci Programme.
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Fachhochschule Kärnten (Austria) www.fh-kaernten.at
Harry Flosser Studios (Germany) www.harryflosser.com
Higher Technical College Wolfsberg (Austria) www.htl-wolfsberg.at
Jelgava 1. Gymnasium (Latvia) www.1gim.jelgava.lv
Siemens AG, Sector Industry, Industrial Automation and Drive Technology (Germany) w1.siemens.com/entry/cc/en/
STENUM Environmental Consultancy and Research Company Ltd (Austria) www.stenum.at
Technical Institute for Industry “Arturo Malignani” (Italy) www.malignani.ud.it
The educational center for adults of Jelgava (Latvia) www.jrpic.lv
University of Florence (Italy) www.dmti.unifi.it
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