・分離原理 「条件/関係による分離」
正反対の要求を条件や関係によって分離しようという概念です。
相反する要件を条件によって分離することにより、特定の条件のもとで有用なプロセスを実現する場合の矛盾を解決できます。有用なプロセスだけが生じるようにシステムや環境を変えることについて以下のように考えてみます:
「A」という特性と「非A」という特性の双方を満たすようにシステムや環境の条件を変えることができないか?
もし、変えられるのであれば、条件で分割してみましょう(下図)。
●例「おがくず」
製材所などで生じるおがくずには木片が混ざったりします。販売用に、ここからおがくずだけを集めたいのですが、集じん機(下図)を使うと木片も一緒に吸い込まれてしまいます。
どうすればおがくずだけを集めることができるでしょうか?
http://www.hitachi-koki.co.jp/powertools/products/blower/blower.html
この場合の矛盾は以下のように記述できます:
「おがくずをすべて集めるためには吸引力が強くなくてはならないが、
木片を吸い込まないためには吸引力が弱くなくてはならない」
したがって、吸い込む対象物の条件によって分離し、(小さい)おがくずは吸引されるけれども、(大きい)木片は吸引されないようにしましょう(下図)。
吸入管の断面直径を少し増やすことにより、木片などの大きめのものは吸引されないように、流れの状態を変えることができます(下図)。
Copyright notes
This book has been developed in the frame of the TETRIS project funded by the European Commission—Leonardo da Vinci Programme.
The partners of the project consortium are:
AREA Science Park (Italy) www.area.trieste.it (project coordinator)
ACC Austria Gmbh (Austria) www.the-acc-group.com
European Institute for Energy Research - EIfER (Germany) www.eifer.uni-karlsruhe.de
Fachhochschule Kärnten (Austria) www.fh-kaernten.at
Harry Flosser Studios (Germany) www.harryflosser.com
Higher Technical College Wolfsberg (Austria) www.htl-wolfsberg.at
Jelgava 1. Gymnasium (Latvia) www.1gim.jelgava.lv
Siemens AG, Sector Industry, Industrial Automation and Drive Technology (Germany) w1.siemens.com/entry/cc/en/
STENUM Environmental Consultancy and Research Company Ltd (Austria) www.stenum.at
Technical Institute for Industry “Arturo Malignani” (Italy) www.malignani.ud.it
The educational center for adults of Jelgava (Latvia) www.jrpic.lv
University of Florence (Italy) www.dmti.unifi.it
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