2013年11月4日月曜日

TRIZ協会だより Vol.35

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●○● TRIZ協会だより Vol.35 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013114日発行━━
【目次】_____________________________

1|第9回日本TRIZシンポジウムを終えて
2|参加者アンケート結果報告
3|新しい時代の教育分科会が新設されます
4|ホームページ更新情報

皆様、こんにちは。
朝夕と秋らしくなってきたと思えば、昼間はぽかぽか陽気だったりと寒暖の差が激しい今日この頃、季節の変わり目に体調を崩したりしないようお気をつけくださいませ。
さて、去る95日(木)、6日(金)の2日間、第9回日本TRIZシンポジウムが開催され、盛況のうちに閉会となりました。参加者の方々からも、とても有意義なシンポジムであったとお声掛け頂き、日本TRIZ協会としましてもうれしい限りです。
そこで、今回のメールマガジンの内容は、第9回日本TRIZシンポジウムに焦点を当て、振り返ってみたいと思います。
                    
日本TRIZ協会 広報委員会 
 
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●   1.第9回日本TRIZシンポジウムを終えて
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9
5日(木)~6日(金)の2日間、統計数理研究所(東京都立川市)に於いて第9回日本TRIZシンポジウムが開催されました。
127名の参加登録者+統数研から15名の参加者が一同に会し、有用な発表に耳を傾け、深い討論が交わされました。
参加者127名の内訳は、海外の参加者が減少したものの、国内の参加者は例年より増したという傾向となっております。
今回は、大会期間を例年の3日間から2日間に短縮し、中身の一新や参加のしやすさ謳った訳ですが、新しい取組みのプログラム構成により、主題である「リスクをチャンスにTRIZで!」に合致した、充実の2日間であったと思います。
また、発表件数総計は23件(うち海外 1件)、基調講演1件・特別講演2件・チュートリアル1件・特別セッション2件という内容で、国内および海外企業の優良な発表を聞くことができました。

来年は記念すべき10回大会でもあり、一層魅力あるシンポジウム開催に向けた
取り組みを企画していきたいと思います。

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●   2.参加者アンケート結果報告
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1) 
満足度:「満足」と「やや満足」と答えた方は全体の82%。
      昨年と同様でしたが、

      「満足」の回答が45%から59%へ大幅アップしました。
2) プログラムについて:「満足」と「やや満足」と答えた方が79%
            昨年の65%より大幅にアップしました。
3) 
運営について:「満足」と「やや満足」と答えた方は全体の75%。 
         昨年とほぼ同様でした。
4) 
シンポジウムを2日間にしたこと:

      「2日で良かった」が79%と非常に多かった。
5) 来年の会場の希望:
      「都市型で通いが可能」を希望した方が70%~80%を占め
       昨年までの30%40%の傾向から大きく変っています。
 
いただいたアンケート結果の詳細は、協会ホームページに掲示していきますので、そちらをご覧くださいませ。

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●   3.新しい時代の教育分科会が新設されます
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「教育とTRIZを考える」というテーマで新しい分科会が新設されます。
分科会名: ”新しい時代の教育分科会”
主査: 黒澤愼輔氏
目標: 教育の目的(=広い意味での文化の伝承)を見つめながら、
   現代の社会でTRIZがその目的にどのように貢献しうるか学ぶ。
   学んだ成果を20158月末までにまとめる。
活動期間: 2年間
活動の概要:(1年目) 
      201311月~201410
      TRIZの先達によるこれまでの研究成果と教育の現状
      について学習する。
      月1回、各2時間の勉強を開催。
      (2年目)
      201411月~20158
      学習に基づいて分科会としての研究成果をまとめる。
      まとめの方針は201410月までに決める。

<初年度の活動計画>
1) TRIZコミュニティーのこれまでの成果の概要、
  主としてロシア語の資料を学習する。
  主な成果の概要の学習となる。
  教育の視点から見たアルトシューラの業績など。
2) 英語(日本語?)によるTRIZの教育関連資料の収集学習。
3) 教育の現在についての学習(日本語、英語の資料)。
4) 教育学の現在についての学習(日本語、英語の資料)。
2)~4) については参加者が分担して調査・発表する。
 毎回の会合の半分を 1) に、残りの半分を 2)~4) の発表にあてる。

<始動の計画>
11/22(金)と 12/17(火)の午前中を準備委員会として2回同じ内容で開催し(東京駅サピアタワー)、参加者を募りつつ、どのように進めていくかを検討する予定です。
参加希望者を募りますので、希望者は以下のアドレスにお申し込みくださいませ。
ご参加をお待ち申し上げます。
          ↓ ↓ ↓
        info@triz-japan.org

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●    4.ホームページ更新情報
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日本TRIZ協会ホームページの更新を随時行っています。
最新情報は以下のようになっております:

H25/10/10 日本設計工学会主催 ICDES2014のご案内を掲載しました。
H25/10/07 日本バリュー・エンジニアリング協会主催 
       のご案内を掲載しました。
是非ともご覧ください。 → http://www.triz-japan.org/