2012年5月21日月曜日

ARIZ-85C: 電波望遠鏡の落雷防止(事例)ステップ2.2

ARIZ- 85C: ステップ2.2
2.2. 動作時間 を決定します
 動作時間 は、対立前の時間T1と対立中の時間T2の両方を含む、利用可能な時間資源です。
 T1中に(特に、急激に推移する瞬間的な)対立を防げることもあります。
 電波望遠鏡の問題の場合、
 動作時間は T1(雷放電前時間)と T2 (雷放電時間)の合計になります。
原文出典:
http://www.triz.com.tw/isak/tutorial/+ARIZ85C_structure_example_WEB_02_22_2012.pdf

2012年5月20日日曜日

ARIZ-85C: 電波望遠鏡の落雷防止(事例)ステップ2.1

ARIZ-85C: 第2
存在する資源の分析
時間、空間、物質、場の資源とパラメーターのリストの作成
ARIZ- 85C: ステップ2.1
2.1. 作用領域 を決定します
 電波望遠鏡の問題の場合、作業領域は、避雷針無しの場合に占有される空間(すなわち、思考の上では中空の棒として区別されるもの)になります
原文出典:
http://www.triz.com.tw/isak/tutorial/+ARIZ85C_structure_example_WEB_02_22_2012.pdf

2012年5月19日土曜日

ARIZ-85C: 電波望遠鏡の落雷防止(事例)ステップ1.7

ARIZ- 85C: ステップ1.7

1.7. 最小問題を解決するために標準解法システムを使用:
 標準解法システムを利用するために、問題に対する分析的なモデル(左図)を問題に対する物質場モデル(右図)に変換します。
ARIZ第1部における分析と最小問題モデルの構築によって問題が相当明確になることがよくあり、多くの場合、元々は非標準的であった問題の中に標準的な特徴を見出すことができるようになります。従って、第1部は、 標準解法システムのさらに効果的な適用の機会をも与えてくれると言えます。

原文出典:
http://www.triz.com.tw/isak/tutorial/+ARIZ85C_structure_example_WEB_02_22_2012.pdf

2012年5月18日金曜日

MATRIZレベル1国内認定(第4回)

ようやく日本国内における国際TRIZ協会(MATRIZ)のLevel 1認定者が14名に増えました:
次の目標である三桁の大台に届くまではもうしばらくかかりそうですね

2012年5月17日木曜日

TRIZ協会だより Vol.21

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●○● TRIZ協会だより Vol.21 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012517日発行━━━

皆様、こんにちは。

 第8回日本TRIZシンポジウムの発表者募集につきまして
申し込み期限の延長のご案内です。

 プログラム委員長 中川理事からのメッセージをお送りいたします。

日本TRIZ協会 広報委員会 
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●   一般発表の申し込み期限延長のご案内
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日本TRIZ協会 会員の皆さま
                                第 8回 日本TRIZシンポジウム 2012
                                プログラム委員長    中川 徹

 皆さま、お元気にてご活躍のことと存じます。

 ご案内しておりますように、第8TRIZシンポジウムの開催に向けて準備を進めております。

 一昨日(515) がシンポジウムの一般発表の申込みの締め切りでした。
 国内から 19件、海外から 7 (2ヶ国) の発表申込みが届いておりますが、
この他に、いろいろな人から準備中で遅れている旨の連絡を受けております。

 つきましては、一般発表の申し込み締め切りを、以下のように延長します。

   締切:  522 () 18:00

 ホームページに掲載しております要領で、申込み書(書式A)、和文概要 (書式B1) および英文概要 (書式C、半頁)をご提出ください。

 なお、一般発表の申し込みを準備中/検討中の方は、至急、プログラム委員会まで
状況をご連絡下さいますよう、お願いいたします。

 発表受理の可否、およびプログラム編成は、プログラム編成会議およびTRIZ協会運営会議で正式に決定し、611日に公表する予定です。

 皆さまのご協力を得て、今年も一層充実したTRIZシンポジウムを実現できるものと
期待しております。

2012年5月8日火曜日

ARIZ-85C: 電波望遠鏡の落雷防止(事例)ステップ1.6

ARIZ- 85C: ステップ1.6

1.6. 特定の最小問題モデルを構築する:
A. 対立対
ツール 避雷針(多数、少数)とプロダクト および 電波
B. 強化(増大)させた対立の定式化
避雷針が無ければ、電波に歪みは生じないが、波望遠鏡は雷から保護されない
C. 選択したシステム矛盾の対立(維持する、取り除く、改善する、提供する、など)を解決する要素Xを見つけ出す
避雷針が無いので電波を歪めないという能力は維持するけれども、雷に対する保護を提供するような要素X見つけ出す
原文出典:
http://www.triz.com.tw/isak/tutorial/+ARIZ85C_structure_example_WEB_02_22_2012.pdf


2012年5月7日月曜日

ARIZ-85C: 電波望遠鏡の落雷防止(事例)ステップ1.5

ARIZ- 85C: ステップ1.5
1.5. 要素(部分)の限界状態(限界作用)を指定して対立を強化(増大)させる:

システム矛盾2 において
少数の避雷針ではなく、避雷針無しが指定されたと仮定します  


原文出典:
http://www.triz.com.tw/isak/tutorial/+ARIZ85C_structure_example_WEB_02_22_2012.pdf

2012年5月6日日曜日

ARIZ-85C: 電波望遠鏡の落雷防止(事例)ステップ1.4

ARIZ- 85C: ステップ1.4
1.4. 2つのシステム矛盾の図のうち
問題条件で指定されたシステムの主要機能をより良く遂行するほうを選択:

電波受信がシステムの主要機能です。
避雷針が少数しかなければ電波を歪めないので、
ここでは、システム矛盾2の方を選択してみましょう。

適切に選択されたシステム矛盾 が得られたところで、ARIZ-85Cは、 TRIZの以下の3つの部分の活用を勧めます:
発明原理、科学効果、特許収集


原文出典:
http://www.triz.com.tw/isak/tutorial/+ARIZ85C_structure_example_WEB_02_22_2012.pdf

2012年5月5日土曜日

ARIZ-85C: 電波望遠鏡の落雷防止(事例)ステップ1.3


ARIZ- 85C: ステップ1.3

1.3. ステップ1.2の対立対を用いてシステム矛盾1システム矛盾2を定式化し、
    典型的対立図ガイドに従ってそれぞれのシステム矛盾を図示します:

システム矛盾1:
避雷針が多数あれば、波望遠鏡が雷から確実に保護されるが、電波を歪めてしまう
システム矛盾2 :
避雷針が少数しかなければ、電波に目立った歪みは生じないが、望遠鏡は雷から保護されない

原文出典: 
http://www.triz.com.tw/isak/tutorial/+ARIZ85C_structure_example_WEB_02_22_2012.pdf

2012年5月4日金曜日

ARIZ-85C: 電波望遠鏡の落雷防止(事例)ステップ1.2

ARIZ- 85C: ステップ1.2



1.2. 対立対を選択します:
プロダクト: 電波
ツール: 避雷針(多数、少数)
 分析を進めるための対立対のプロダクトとしては電波2つ、ツールとしては避雷針(多数、少数)をそれぞれ選択しました。



原文出典: 
http://www.triz.com.tw/isak/tutorial/+ARIZ85C_structure_example_WEB_02_22_2012.pdf

2012年5月1日火曜日

TRIZ協会だより Vol.20

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 ●○● TRIZ協会だより Vol.20 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━ 2012年4月30日発行 ━━━━

【目次】______________________________
|1|シンポジウムの開催計画
|2|シンポジウムの発表申込みと参加登録について
|3|シンポジウムの準備日程
|4|協会からのお願い

皆様、こんにちは。
肌寒いと思っていたら一気にぽかぽか陽気が続いています。
GWのお休みに入られている方々も多いかと思いますが、
いかがお過ごしでしょうか。
9月に開催される第8回日本TRIZシンポジウムの準備も着々と進み、
皆様にお会いできますのが今から楽しみです。

さて、本号は、シンポジウムの開催計画がずいぶん固まったところでの報告と
協会から多くのお願い事項がございます。
長文になっておりますが、是非とも一読いただき
積極的なご参加をお願いするものでございます。

                              日本TRIZ協会 広報委員会 

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●   1.シンポジウムの開催計画
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シンポジウムの概要

名称:  第8回 日本TRIZシンポジウム 2012
主題: TRIZ思考で、プロセスを変える、夢をかなえる!
     (Realize Your Dream with TRIZ Thinking!)
主催: NPO法人 日本TRIZ協会
日時: 2012年9月6日(木)、7日(金)、8日(土) [3日間]
場所: 早稲田大学 西早稲田キャンパス(理工キャンパス) 55号館
     (東京都新宿区大久保3-4-1)
     (JR 山手線 高田馬場駅より東へ徒歩 約15分、
      東京メトロ 副都心線 西早稲田駅 A3出口 直結)

プログラム骨子

第1日: 「セミナーの日」
(A) チュートリアル と テーマ講演 (日本語トラック)
(B) アドバンストセミナー (英語トラック)
(A)(B)(C) 合同: グループ討論

第2日、第3日: 「コンファレンスの日」
(C) 開会挨拶、基調講演、一般発表 (オーラル/ポスター)、夕食交流会 など

基調講演 2件 (第2日 午前)

(1) Prof. Denis Cavallucci (INSA Strasbourg、仏)
  「How TRIZ can contribute to a paradigm change in R&D practices」
 Cavallucci准教授は、ストラスブールの大学院大学に TRIZの専門課程を作り、すでに数人のPhDを養成してきました。
TRIZとOTSM を消化し、独自の方法 (IDM) を構築してきています。
企業の研究開発のプロセスの中にスムーズに取り入れられる方法を目指しているものです。

(2) Dr. Jeongho Shin (eTRIZ社、韓国)
  「How to learn TRIZ with ease and fun」
 昨年秋の ETRIA TRIZ 国際会議での発表が非常に興味深いものでしたので、ご招待いたしました。
発明原理8つを組み込んだ「ドレミの歌」の替え歌「Invention Song」は非常に楽しいものです。
韓国語・英語・中国語版が作成済みです。日本語版の作成を現在検討中です。
 -- どなたかご協力いただけないでしょうか?

セミナー(A) 第1日 午前・午後 日本語トラック

(A1) チュートリアル: 「TRIZの基本」
    講師: 笠井 肇 (アイデア社)
   TRIZの初心者に向けた説明。シンポジウムへの導入のために。

(A2) テーマ講演: 午後
 TRIZの基本から一歩進んで、重要なテーマについての解説/事例報告と討論。

(a) 「物理的矛盾とその解決」
   講師: 黒澤 愼輔
  「システムの一つの側面について、正・逆の対立する要求が同時にある」という「物理的矛盾」の概念とその解決の方法は、TRIZのユニークな強みです。
じっくり解説を聞き、質疑応答をする予定です。

(b) 「企業におけるTRIZの適用成功事例の紹介」
  コーディネータ: 有田 節男 (日立)、発表者: 菊池 史子 (パイオニア) 他
 いままでのTRIZシンポジウムで発表され、好評であったもの数件をまとめて紹介し、適用のプロセス、推進のプロセスなどを考察します。
企業での実地適用および普及・推進を試みておられる方々に向けたものです。

(c) 「若い人たちへのTRIZによる問題解決の教育と演習の経験」
  コーディネータ: 中川 徹
 日本でのTRIZを、ずっと若い人たちに伝え、普及させることが重要と考えています。高専、大学、大学院、企業(新入社員) などでの事例を紹介してもらい、討論します。単なる講義/講演でない、演習と実地の問題解決を主としたやり方を議論します。

セミナー(B) 第1日 午前・午後 英語トラック (正味 6時間)

アドバンスト・セミナー (TRIZの経験者 (国内&海外) に向けたセミナー)
講師: Prof. Denis Cavallucci (INSA Strasbourg、仏)
テーマ: 「From TRIZ to Inventive Design Method (IDM):
    towards a formalization of Inventive Practices in R&D Departments」
 フランスの大学と企業で共同開発している新しいTRIZの方法について詳しく解説し、討論します。

その他の企画もの
- グループ討論: (A)(B)(C) 合同: 第1日夕方、夕食&討論
- プレセッション: 第2日朝、参加者の自己紹介と予備討論 (英語)
- 夕食&交流会: 第2日夕方、立食形式で自由な交流の時間
- 討論セッション: 「若々しいTRIZ」のために 第3日午後

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●   2.シンポジウムの発表申込みと参加登録について
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TRIZおよび関連技法の理解・応用・普及・発展に関する、研究発表・実践報告を広く国内・海外から募集しています。

発表形態:

オーラル発表: 各40~30分 (討論含む)、ダブルトラック
ポスター発表: 各セッション 約80分
          紹介(逐次各3分) の後並行発表(6~10件程度)

発表申込み: 申込み書、
         和文概要 (著者、タイトル、概要+説明 (A4 計1頁))、
         英文概要 (著者、タイトル、概要 (A4 計半頁))

申込み先: メール添付で → sympo@triz-japan.org

発表申込み締切: 5月15日(火) 18:00

  発表者募集は締め切りまであと半月ですが、積極的な発表申し込みのほどお願いいたします。

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●   3.シンポジウムの準備日程
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6月11日(月)頃 プログラム発表、参加者募集開始
7月23日(月)   最終原稿締切
8月22日(水)   参加申込み締切

 詳細は日本TRIZ協会ホームページをご覧ください
        ↓
 http://www.triz-japan.org/

(参加申し込み)
   参加者募集開始まで1ヶ月ほどの期間がありますが、ご参加のご検討を
   はじめていただけますと幸いです。また、早々の申し込みは大歓迎です。
   今回の主題は、「TRIZ思考で、プロセスを変える、夢をかなえる!」
   ”TRIZの威力” を知っていただくべく、お知り合いの方々もお誘いください。

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●   4.協会からのお願い
○● 
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シンポジウムのポスター

 日本TRIZ協会ホームページにシンポジウムの案内チラシ、ポスターならびに、発表者募集要項などを掲載してあります。

 ダウンロード、印刷の上、皆さまの部署で掲出いただけますと幸いです。
    → http://www.triz-japan.org/sympo08_outline.html

若者向けのTRIZへの参加募集

 第8回 TRIZシンポジウム につきまして、準備を進めているわけですが、特に、日本におけるTRIZの若返りの必要を感じ、「若者向けのTRIZ」「若々しいTRIZ」を重要な一つの面として企画したいと考えております。
 具体的には、シンポジウム初日のテーマ講演「若い人たちへのTRIZによる問題解決の教育と演習の経験」での10分~15分の発表、シンポジウム初日夕方の「グループ討論」における1時間半~2時間の問題提起と自由な討論への参加、シンポジウム3日目の「まとめの討論: 若者向けのTRIZ、若々しいTRIZのために」においての今後どうすると良いかを考える場などになります。
積極的な参加を期待しておりますので、よろしくご検討ください
 → sympo@triz-japan.org

●TRIZ基礎セミナー ”TRIZの基礎をやさしく学ぶ” への参加募集

 TRIZ協会主催による大阪公開セミナーへの参加を募っています。
 2012年6月30日(土) 13:15~16:45 大阪産業創造館にて開催します。
 今回のセミナーは、初心者にとってはTRIZの基礎知識の習得を目的とし、
 中堅担当者にとってはTRIZの実務的なスキルアップを目的とした内容と
なっております。

 この機会をどうぞご活用ください → http://www.triz-japan.org/seminar.html