2012年12月31日月曜日

等ポテンシャル原理


●発明原理12 ‐ 等ポテンシャル
  • ポテンシャル場における位置変化を制限する(例えば、作業条件を変えることによって重力場で物体を上げ下げしなくて済むようにする)

: 光学式半導体装置

問題: 発光ダイオード(LED)から発せられた光の一部が光検出器に向けられ、LEDの性能を監視制御する。この時、光検出器の平らな面で光が反射してLEDに戻り、の動作パラメーターに影響を与えてしまう。

発明原理の適用: LEDと光検出器の間に球面レンズを挿入します。LEDから発せられた光の一部がレンズによって集光され、放射光を監視制御する光検出器に向けられます。レンズの球面により光はいろいろな方向に反射されますが、LEDに向かって反射されることはありません
レンズの球面によって光はいろいろな方向に反射されるが、LEDに向かって反射されないので、の動作パラメーターに影響を及ぼすことはない


出典: TRIZ Technology for Innovation ( htp://www.trizsolution.com )

2012年12月30日日曜日

事前保護原理


●発明原理11 ‐ 事前保護
  • 緊急手段を予め準備しておき、物体のやや低い信頼性を埋め合わせる

:  発泡材による氷害の防止

問題: 地面のアスファルトをならすローラーの内部に水を満たして重くしているが、冬場に中の水が凍って膨張するとローラーを破損してしまう

発明原理の適用:  ローラー内部に弾性発泡材を事前に入れておきます。ローラー内の水が凍っても、氷の膨張によってローラー壁に圧力がかかるかわりに発泡材が圧縮されます
ローラー内に入れた弾性発泡材が氷の膨張を吸収してローラーの破損を防ぐ


出典: TRIZ Technology for Innovation ( http://www.trizsolution.com )

2012年12月29日土曜日

先取り作用原理


●発明原理10 ‐ 先取り作用
物体に対して必要な変更(の一部またはすべて)を事前に行っておく
物体を予め都合良く配置しておき、短い手配時間で使えるようにする

: ミシン目の入った切手シート

問題: 切手は大きなシート単位で印刷されるが、使用時には細かく切り離さなければならない

発明原理の適用: 切手の周りにミシン目を入れると切手一枚一枚の切り離しが楽になります
紙に開けられたごく小さな穴のミシン目により、単に点線に沿って折ってから切り離すだけで、紙の小片(すなわち、切手)を分離することができる


出典: TRIZ Technology for Innovation ( http://www.trizsolution.com/ )

2012年12月28日金曜日

先取り反作用原理


●発明原理9 ‐ 先取り反作用
有害な影響と有益な効果の両方を与える作用を行う必要がある場合には、有害な影響を抑制するための反作用を事前に行っておく
予め物体中に応力を発生させておき、後に生じる好ましくない使用応力に対抗するようにしておく

: ナノメータ間隔の光学回折格子

問題: 従来の超微細パターン処理やエッチングを用いた方法では、基板表面にナノメータ間隔の回折格子を作ることができない

発明原理の適用: アルミニウム・ヒ素(AlAs)またはガリウム・ヒ素(GaAs)でエピタキシャル構造を形成しておき、アルミニウム・ヒ素(AlAs)またはガリウム・ヒ素(GaAs)を選択エッチングすることによりナノメータ間隔の回折格子を形成します
右図では、エピタキシャル処理とその後の選択エッチングを用いて基板表面にナノメータ間隔の回折格子を形成


出典: TRIZ Technology for Innovation ( http://www.trizsolution.com/ )

2012年12月27日木曜日

つり合い原理


●発明原理8 ‐ つり合い

物体の重さを相殺するために、揚力を生じる物体と組み合わせる
物体の重さを相殺するために、空気力、流体力、浮力、その他の力など、周りの環境と作用させる

:  ウェーハの音響浮揚

問題: 高温処理中、装置底面に接触するとウェーハの品質が低下してしまう


発明原理の適用: 音響場を用いてウェーハを浮揚させることにより、装置底面との接触を防ぐことができます。強力な圧電変換器(ホーン)で発生させた音波が装置底部の穴を通り、ウェーハを持ち上げます
音波がウェーハを持ち上げて装置底面との接触を防止


出典: TRIZ Technology for Innovation ( http://www.trizsolution.com/ )

2012年12月26日水曜日

汎用性原理


●発明原理6 ‐ 汎用性
部品や物体に複数の機能を持たせる
    ●他の部品の必要性を無くす

:  半導体ウェーハの冷却

問題:  特殊なウェーハ冷却器を使用すると装置が複雑になってしまう

発明原理の適用
:  気流を利用してウェーハを冷却します。反応物などの気流がウェーハの裏側を通って冷却してくれます
 右図では気流がウェーハの冷却もしてくれるので冷却用の水が要らなくなる


出典: TRIZ Technology for Innovation ( http://www.trizsolution.com/ )

2012年12月25日火曜日

組み合わせ原理


●発明原理5 ‐ 組み合わせ
同一のあるいは類似した物体を近づけたり、組み合わせたり、まとめて並列動作させたりする
作業を連続または並行させ、時間的にまとめる

: 一つのフレームに二つの同型チップをマウント

問題:  並列接続された二つの同型の電流制御用ICが場所を取り過ぎてしまう

発明原理の適用: リードフレームの両側に二つのICチップを並列にマウントし、リード線を同じピン配列位置につなぎます。この新しい配置のほうが占有する空間を減らせます
 2つのICチップをマウントするために2つのリードフレームとパッケージを使用する(左側)のではなく、1つのリードフレームとパッケージで済ませる(右図)


出典: TRIZ Technology for Innovation ( http://www.trizsolution.com/ )

2012年12月24日月曜日

非対称原理


●発明原理4 ‐ 非対称
物体の対称な形を非対称に変更する
物体が非対称である場合には非対称性の度合いを高める

:  チップの非対称形マウント

問題: リードフレームの中心に対して対称形となるようにチップをマウントすると、接地リードに対するインダクタンスが大きくなり、スイッチの遅延が増大してしまう。

発明原理の適用:  チップのマウント位置をずらして非対称形にすると、接地リードの長さが他のリードよりも短くなります。その結果、接地リードのインダクタンスが小さくなり、スイッチの遅延が減少します
チップの非対称的マウント(右図)により接地リードのインダクタンスとスイッチ遅延を低減


出典: TRIZ Technology for Innovation ( http://www.trizsolution.com/ )

2012年12月23日日曜日

分離/除外/抽出原理


●発明原理2 - 分離/除外/抽出
物体の邪魔となる部分または特性を分離する
物体の必要な部分または特性だけを選抜する

・例:  つながれた衛星

問題:  同じ宇宙船を用いて複数の場所で宇宙探査を行う。

発明原理の適用: ケーブルでつながれた衛星を宇宙船(推進システムを備えた母船)から発射し、二次軌道上にのせます。
 こうすることにより、一つの宇宙船でより多くの調査を行うことができます
宇宙船がケーブルを介して衛星とコンタクトを取る


 出典: TRIZ Technology for Innovation ( http://www.trizsolution.com/ )

2012年12月22日土曜日

分割原理


●発明原理1 - 分割
物体を個々の部分に分割する
物体を容易に分解できるようにする
物体の分解または分割の度合いを高める

・例 ターボ過給機
 ディーゼルエンジンのターボ過給機では、タービンが排気ガスの流れによって回転します。

問題: タービン翼が排気ガス供給箇所で高温となり、排気ガスの損失が発生してしまう。

発明原理の適用: 入口一箇所だけではなく、ケーシングの周囲のいくつかの方向から排気ガスが入るようにします。
 タービン翼の温度が均一化して気体の損失が減るのでタービンの効率が向上します
左図ではターボ過給機へ排気ガス流が入る箇所が一つしかないのに対し、右図では4箇所から流入しています


出典: TRIZ Technology for Innovation ( http://www.trizsolution.com/ )

2012年8月2日木曜日

TRIZ協会だより Vol.24


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 ●○● TRIZ協会だより Vol.24 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 201281日発行 ━━ 

【目次】______________________________

1|第8日本TRIZシンポジウム2012のお誘い
2|シンポジウムプログラム最終版の発表
3|「ITとソフトウェア研究分科会」への参加者募集
4|(電子版)「会誌」と「出版事業」立ち上げのご案内
5|ホームページ更新情報
6|協会からのお知らせ
7|おわりに

こんにちは。
夏季休暇目前の今日この頃 非常に暑い日が続いていますが
皆様いかがお過ごしでしょうか? 
さて、来月96日(木)~8日(土)、いよいよ待ちに待った
8回 日本TRIZシンポジウム2012が開催されます。
残暑も厳しい折、体調管理には重々お気をつけいただきまして、
元気に ”早稲田” でお会いいたしましょう。

                                                         日本TRIZ協会 広報委員会 

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●   1.第8回日本TRIZシンポジウムのお誘い
○● 
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ご承知のとおり、来月96日(木)~98日(土)の日程で
8TRIZシンポジウムが開催されます。皆様にとって必ずや有意義な時間を
すごしていただけるものと、自信を持ってお勧め申し上げます。
また、今年の予稿集も昨年同様、原則USB配布となりますので、
PCをお持ちくださるようお願いいたします。

<第8回日本TRIZシンポジウム>
 主題: 「TRIZ思考で、プロセスを変える、夢をかなえる!」
 名称:  8回日本TRIZシンポジウム 2012
  主催: NPO法人日本TRIZ協会 
 後援: 日本創造学会 
 協賛: 日本設計工学会 日刊工業新聞社
 日時:  2012 9 6() 8()
  会場:  早稲田大学 西早稲田キャンパス(東京都新宿区大久保3-4-1
  内容:  基調講演 1 (海外)、特別講演2件、チュートリアル 1 (国内)
           アドバンストセミナー1件(海外)、テーマ講演 4 (国内)
           一般発表 (オーラル/ポスター)34
  言語:  日本語と英語  (主要な発表は、和・英スライドの同時投影)

参加申込み締め切りが 822() に迫ってまいりました。
まだ参加申し込みがお済みでない方は、お早めに参加申し込みを
いただきますようお願いいたします。

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●   2.シンポジウムプログラム最終版の発表
○● 
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シンポジウムの内容に付き、発表者の変更などに伴い一部変更をしております。
81日(水)最終プログラムの更新を「第三次公表」として発表しましたので、
ホームページで内容確認をお願いいたします。

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●   3.「ITとソフトウェア研究分科会」への参加者募集
○● 
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ここしばらく活動が行われていなかったITとソフトウェア研究分科会ですが、
最近のITやソフトウェアの分野におけるTRIZの活用状況を鑑み、
活動を再開したいと考えておりますのでメンバーを募集いたします。

これまでの活動内容につきましては、以下のURLを参照してください。

参考書籍としては、現在、以下のものを考えています: 
 ・「Systematic (Software) Innovation
 ・「ITとソフトウェアにおける問題解決アイデア集」

ご関心をお持ちの方は、下記メールアドレスまでご一報ください。

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●   4.(電子版)「会誌」と「出版事業」立ち上げのご案内
○●   
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日本TRIZ協会では、TRIZの一層の普及を図るために、
下記のように新しく 2件の活動/事業を行うことにいたしました。
各委員会を主査として担当する中川理事からのメッセージを送りいたします。

(1) (電子版)「会誌」を発行します。

  会員の論文発表と意見交換の場を作り、TRIZの理解 を促進し、
  研究が学術的にも認められるようにすることを目的として、
  (電子版)「会誌」を発行することにいたしました。
  計画の詳細は、73日に協会ホームページの会員専用ページ
  に掲載しましたので、ご覧ください。

  構成: 研究論文、実践・事例報告、解説、ニュース、         
         参考情報、意見等をカテゴリー別に掲載いたします。
  投稿受付:研究論文:TRIZシンポジウム終了一ヶ月後。
          シンポジウムで発表したものとし、査読あり。
      その他のカテゴリ:随時受付、チェックあり。
  出版形態:協会HPpdf形式で掲載いたします。
  運営:会誌編集委員会(主査:中川理事、副査: 澤口執行委員)

    : なお、(電子版)「会誌」に変わる適当な名称を、現在検討中です。

(2) 出版事業を立ち上げます。

  TRIZおよび関連する技術・手法に関して、出版を行い、
  社会のTRIZに関する知識と理解を促進することを目的として、
  日本TRIZ協会として出版事業を立ち上げることにいたしました。

  計画の詳細は、73日に協会ホームページの会員専用ページ
  に掲載しましたので、ご覧ください。

  組織:「出版委員会」(主査:中川理事、副査:堀田理事)を置き、
          方針の立案、個別案件の検討、個別案件の実施の推進・支援を行います。
          方針の決定、個別案件の開始と出版実施の決定は、
          幹事会および運営会議の審議を経て決定します。
  個別案件会員提案または委員会立案により、個別の出版プロジェクトを作り、
                  著作・翻訳・編集等の作業を実施いたします。
  出版までのステップ:
        (A)段階: 出版の準備と協会のコミットの決定。
        (B)段階: 「出版の実施」の判断。出版・販売形態は多様。
  開始時期: 8月~10月に個別案件の提案を受け付けます。

これらの活動にご寄稿・ご協力ください。また、ご期待ください。
以上、よろしくお願いいたします

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●   5.ホームページ更新情報
○● 
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日本TRIZ協会公式ホームページの更新を随時行っています。
最新情報は以下のようになっております。

H24/8/1  第8TRIZシンポジウムのプログラム情報を更新しました。
        ・プログラム発表の案内(第3次)
        ・プログラム一覧ページ内
          プログラム詳細(3次)、プログラム一覧(第3次) 
        ・アブストラクト集和文(第3次)
        ・アブストラクト集英文(第3次)
        ・発表者へのご案内
        日本TRIZ協会定款を改訂しました。
        会員制度の改定をしました。
H24/7/3  電子版会誌発足、TRIZ協会出版事業について会員専用ページに
               計画を掲載しました。
        8TRIZシンポジウムのプログラム情報を更新しました。
        ・プログラム発表の案内(第2次)
        ・プログラム一覧ページ内
          プログラム詳細(2次)、プログラム一覧(第2次) 
        ・アブストラクト集和文(第2次)
        ・アブストラクト集英文(第2次)
H24/6/11  8TRIZシンポジウムの関連情報を追加しました。
        ・シンポジウム実行委員長挨拶
        ・参加者募集の案内文
        ・プログラム発表の案内
        ・プログラム一覧ページおよびプログラム一覧ページ内
         プログラム詳細、プログラム一覧、アブストラクト集和文・アブストラクト集英文
        ・発表者へのお礼およびご連絡
        ・最終原稿提出要領
        ・参加申し込みページ
H24/6/4  会場アクセス宿泊先のご紹介ページ
        8回日本TRIZシンポジウムの一般発表限定的追加募集の案内を追加しました。
H24/5/17 第8回日本TRIZシンポジウムの概要に、主催者企画の内容を追加しました。
H24/5/3  第8回日本TRIZシンポジウムのページをオープン

是非ともご覧ください。 → http://www.triz-japan.org/

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●   6.協会からのお知らせ
○● 
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日本TRIZ協会では、シンポジウムの一層の充実を図るためにも皆様のご協力が
必要になってまいります。
協会HPや本メルマガにて「協力の募集」をかけて参りますので何卒ご一考頂き、
積極的な参加をいただけましたら幸いです。

また、協会HPの追加情報作成や更新に人手が足りません。
より早い情報提供を心がけたいのですが、作業がおぼつかない状況です。
ホームページビルダーを扱える方など、我こそはと思われる方がいらっしゃいましたら
奮ってご参加くださいませ。

こちらへご一報いただけますとありがたく → info@triz-japan.org

2012年7月2日月曜日

TRIZ協会だより Vol.23


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●○● TRIZ協会だより Vol.23 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━201272日発行━━━

8回日本TRIZシンポジウムのプログラム内容が最終決定いたしました。

つきましては、参加者募集も開始しておりますので、奮ってお申し込みのほどお願い申し上げます。
                                 日本TRIZ協会 広報委員会

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●   プログラム決定と参加者募集
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1)プログラム内容の最終決定版は以下のサイトのPDFファイルでご覧ください:
第8回TRIZシンポジウム プログラム一覧シート(PDF版)

2)参加者を募集しております: 

8回日本TRIZシンポジウム2012 
主催: NPO法人 日本TRIZ協会、後援: 日本創造学会
テーマ: 「TRIZ思考で、プロセスを変える、夢をかなえる!」

◆ 開催日時: 201296日(木) 1000 98日(土) 1700 (予定) 3日間

◆ 開催場所: 早稲田大学 西早稲田キャンパス 東京都新宿区大久保3-4-1
・地下鉄東京メトロ副都心線「西早稲田」駅直結
                 JR山手線「高田馬場」駅、西武線「高田馬場」駅より徒歩15

◆ 開催目的: 日本におけるTRIZとその関連分野での発表・討論・交流の場を提供する。
                1.TRIZに関し、その技術レベルの向上と普及・推進・適用のしかたの
向上に資する。
                2.日本と世界のTRIZ関係者の交流を図り、TRIZの理解と普及を促進する。


◆ 使用言語: 日本語 + 英語 
(オーラル発表は和英スライド同時投影 一部同時投影無し)

◆ 主要内容: 詳細はプログラムをご参照ください。

                    第1日 9 6()   『 セミナーの日 』
                    チュートリアル・テーマ講演・特別講演
                    第2日 9 7() ~ 第3日 98()   『 コンファレンスの日 』
                       基調講演・特別講演・一般発表
(オーラル発表: ダブルトラック、ポスター発表: 2セッション)

◆参加費: 3日間参加(チュートリアル・テーマ講演・コンファレンス参加)の場合
                 TRIZ協会会員: 40,950円  TRIZ協会非会員: 53,350円 
              学生: 3,150円
                 参加形態によって異なります。  詳細はHPをご参照下さい;

2012年6月14日木曜日

日本TRIZシンポジウム 2012 (9月6-8日、早稲田大学) プログラム発表、参加者募集


創造的問題解決の方法論
TRIZ」 に関心をお持ちの皆さま

                  2012 614
                  NPO法人  日本TRIZ協会
                  8回 日本TRIZシンポジウム 2012
                  プログラム委員長    中川 

ご案内しております TRIZシンポジウムの詳細プログラムを編成し、
    プログラムとアブストラクト集を公表しました。
  
参加者の募集を開始しましたので、どうぞ皆さま奮って
  ご参加いただけますよう、ご案内いたします。

なお、詳細は、つぎの二つのホームページをご参照ください。

(A) 日本TRIZ協会 ホームページ http://www.triz-japan.org/
        (参加登録/参加費や会場関係の情報)

  (B) TRIZホームページ』  (編集: 中川  ; 公共サイト)
        (プログラム関係はこちらの方が分かりやすいかも)

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[1] シンポジウムの概要  

  名称8回 日本TRIZシンポジウム 2012
  主催日本TRIZ協会 (NPO法人)
  後援日本創造学会

  日時: 2012 9 6日(木)~8()  [3日間]

  場所: 早稲田大学 西早稲田(理工)キャンパス 55号館
          (東京都新宿区大久保3-4-1)
          (JR 山手線 高田馬場駅より東へ徒歩約15分、
           東京メトロ 副都心線 西早稲田駅 A3出口 直結

  主題: TRIZ思考で、プロセスを変える、夢をかなえる!
          (Realize Your Dream with TRIZ Thinking!)
  言語日本語と英語 併用 (スライドの2言語併用投影が標準)

[2] プログラムの骨子

  1 (96())「セミナーの日」
    (A) セミナー(日本語): チュートリアル、テーマ講演3
    (B) セミナー(英語): アドバンストセミナー (Cavallucci教授)
    (A)(B)(C)合同 16:40~ 特別講演 (弓野名誉教授)、グループ討論

  2 (97())「コンファレンスの日」(日本語 英語)
    (C) 基調講演 (Cavallucci教授)、特別講演 (Dr. Shin)
        一般オーラル/ポスター発表、交流会

  3 (98())「コンファレンスの日」(日本語 英語)
    (C) 一般オーラル/ポスター発表
  
  参加申込み/参加費は、上記の(A)(B)(C) の区分で行います。

[3] Webで公表されているドキュメント

  プログラム公表と参加者募集のご案内
  プログラム一覧シート
  プログラム 詳細表
  アブストラクト集 (国内発表者 (招待、一般)、和文・英文)
  アブストラクト集 (海外発表者 (招待、一般)、英文)
  セミナー(B) の拡張アブストラクト (2)
  発表者へのご案内 (最終原稿の提出要領など)
  参加者募集のご案内 (会場、アクセス、宿泊、参加費、参加申込み要領など)
  チラシ (参加者募集)

プログラム一覧シート
 
[4] 基調講演と特別講演

   基調講演: Denis Cavallucci 教授  (フランス)
      R&D実践のパラダイム変換に、TRIZはどう貢献するか」

   特別講演: 弓野憲一名誉教授  (日本創造学会会長)
      「創造性を教育する - 創造技法普及の土台づくり」

   特別講演: Jeongho Shin 博士  (韓国)
      「やさしく、楽しいTRIZ習得 (TRIZ発明原理の歌」)

[5] セミナー(A) (日本語)
  
   チュートリアル:  笠井 肇 (アイデア)
      TRIZの基本と活用」

   テーマ講演 (a):   黒澤愼輔 ( )
      「物理的矛盾とその解決」

   テーマ講演 (b):   菊池史子 (パイオニア)
      「企業におけるTRIZ適用成功事例」

   テーマ講演 (c1):  中川 徹 (大阪学院大学)
      「若い人たちに向けた TRIZの教育と演習」

   テーマ講演 (c2):  池田昭彦(神奈川工科大学 & ソニー)
      「大学院における創造性授業」

[6] セミナー (B) (英語)

   アドバンスト・セミナー: Denis Cavallucci教授 (フランス)
      TRIZからIDM - R&Dにおける発明の実践」
  
       (TRIZ経験者のための先進テーマの講演とデモ。
        拡張アブストラクト(2) を公表しています。予習用。)

[7] 一般発表 (オーラル発表/ポスター発表) 

   国内発表者のもの 24件 受理
   海外発表者のもの  8件 受理
     (タイ 5件、エルサレム/ヨルダン 2件、イスラエル 1)

   オーラル発表: 30 (質疑 8分を含む)、ダブルトラック
   ポスター発表: セッションあたり 60 (ポスター 48)
                 逐次紹介 各2~3分、並行発表 40分。全日程掲示。
  
   -- 一般発表の追加募集をしております。締切 630()
      応募を検討/準備されている方は至急ご連絡ください。--

[8] 参加者の募集

   会場、アクセス、宿泊 などは、TRIZ協会 HP を参照ください。

   参加費全日程参加 ((B)) の場合、56,500
            (A)(B)(C) の区分で部分参加可能。
            発表者割引、早期申込み割引、学生割引など有り。

   参加申込み: TRIZ協会サイト内の 参加申込み書(Excel)
            ダウンロードして記入し、メール添付で下記へ送信:
               info@triz-japan.org

   締切:  早割締切: 713()、最終締切: 822()

[9] 発表者の方への連絡

   別便でメッセージと最終原稿提出要領をメールしています。

   最終原稿の提出締切は 723()です。よろしくお願いします。

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何かを今より良くしたいと思うと、
  何かを新しく始めようとすると、
    何かを改革しようとすると、

私たちはだれでも問題に遭遇します。

  企業での技術の問題、ビジネスの問題、大学などの研究の問題
    だけではありません。

  身の周りの道具のこと、自分の将来のこと、家族のこと、
  社会のこと、環境のこと、教育のこと、政治のこと、

  それらの問題は、小さくても大きくても、根深いことがあります。
 
本当に解決するには、問題を分析し、解決するための方法、
  特に、創造的に考える考え方が助けになります。

    きっと、TRIZが助けになるでしょう。
    私たちはそう確信して TRIZを学び、適用してきました。

しかし、技法よりももっと大事なのは、
  「問題を解決しよう」という意志と情熱でしょう。

  それが、努力と忍耐を生み、蓄積と進歩をもたらしてくれます。

  意志と情熱にエネルギを与えてくれるのは、仲間の存在です。
    孤立した火は、風に吹かれて消えます。
    集まっている火は、風を受けて、さらに勢いを増します。

  TRIZシンポジウムは、TRIZに志した人たちの意志と情熱を
    集めて、さらに大きく、強くしていくための場です。

今年も、このTRIZシンポジウムが、充実した、力強いものに
  なってくれることを、信じ、祈っています。

皆さんのご参加を心よりお待ちしています。

2012年6月12日火曜日

TRIZ協会だより Vol.22


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 ●○● TRIZ協会だより Vol.22 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012611日発行━━━

【目次】______________________________

1 |シンポジウムの概要
2 |一般発表の追加募集
3 |会場、アクセス など
4 |会費、登録申込み など
5 |ボランティア協力のお願い

皆様、お待たせいたしました。
8回 日本TRIZシンポジウム 2012 につきまして、
この度、開催プログラムを決定し、公表いたしました。

つきましては、参加者を広く国内・海外から募集いたします。
どうぞ、皆さまお誘い合わせの上、奮ってご参加ください。

日本TRIZ協会公式サイトを、611日に更新いたしましたので
どうぞご覧ください。  http://www.triz-japan.org/

                                                         日本TRIZ協会 広報委員会 

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●   1.シンポジウムの概要
○● 
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     名称日本TRIZ協会主催 第8回 日本TRIZシンポジウム 2012
    主題: 「TRIZ思考で、プロセスを変える、夢をかなえる!」
     日時:  2012 9 6() 10:00 8() 17:00
     会場早稲田大学 西早稲田キャンパス 55号館(東京都新宿区大久保3-4-1)
     内容基調講演 1 (海外)、特別講演2件(国内&海外)、チュートリアル 1 (国内)
             アドバンストセミナー1件(海外)、テーマ講演 3 (国内)
             一般発表 (オーラル/ポスター)32 (国内 24、海外 8)
     言語日本語と英語  (主要な発表は、和・英スライドの同時投影)

     詳細は協会HPをご覧ください 

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●   2.一般発表の追加募集
○● 
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      現在、国内 24件、海外 8件 をプログラムに組んでいますが、
      一般発表を 630() まで 追加募集しています。

      詳細は協会HPをご覧ください 

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●   3.会場、アクセス など
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      会場 早稲田大学 西早稲田キャンパス 55号館
        (東京都新宿区大久保3-4-1
      アクセス: JR山手線「高田馬場」駅、西武線「高田馬場」駅より徒歩15
         地下鉄東京メトロ副都心線「西早稲田」駅直結

      詳細は協会HPをご覧ください 

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●   4.会費、登録申込み など
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      参加申し込み締め切り 822日(水)
      早期登録割引 あり   713日(金) まで
             
    詳細は協会HPをご覧ください 

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●   5.ボランティア協力のお願い
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       海外著者発表スライドの和訳、国内著者発表スライドの英訳、
       討論時の通訳、海外参加者の滞在サポート (案内など)
       などの仕事に協力くださる方を求めています。

        どうぞメールにてご連絡ください。 → info@triz-japan.org

以上、本年も充実した日本TRIZシンポジウムを企画しております。
どうぞ、みなさま奮ってご参加ください。
また、この案内を御社内やお知り合いの方にもお見せください。
TRIZシンポジウムでお会いできますことを楽しみにしております。