2010年10月31日日曜日

流体構造(流体学)原理

● 発明原理29 - 流体構造(流体学)
  • 物体の固体部分を気体や液体に変える(膨らませることができるもの、気体や液体で満たされたもの、流体、反応性流体など)
・例 メガネ

 日本ではメガネ屋さんが無数にありますが、開発途上の世界ではそうとも限りません。メガネ枠とひと揃いのレンズのセットがあれば、自分の度数に合わせたメガネをいつでも用意できそうです:


 ひとセットを鞄に収めておけば携帯性にも優れていて便利でしょうが、これだとかなり値が張りそうですし、メガネ枠も重そうであまり見栄えがしませんね。

 そこで、「流体構造(流体学)原理」の登場です。

 「固体部分(レンズ)を液体に変え」てみましょう:
 注入機の目盛に応じてレンズの厚みが変化するので、容易に度数を設定することができます。

 左右にレンズがあるので、全体としてはこんな感じになります:

 これで彼らの生活が少しでも便利になることを期待したいところです...

2010年10月29日金曜日

湾曲(回転)原理

● 発明原理14 - 湾曲(回転)
  • 直線的な部品、面あるいは形の代わりに曲線的なものを使ったり、平面を球面に変えたり、立方体(並行六面体)を球体構造に変えたりする
  • ローラー、球、らせん、半球を用いる
  • 直線運動を回転運動に変えたり、遠心力を利用したりする 
・例 水容器

 私たちは水道水をあって当前のものと考えていますが、開発途上の世界では遥か遠くから自分の家まで容器に入れて運んでこなければならない人が何百万人もいます:

 頭上に容器を載せて運ぶのはなかなかよく考えられた方法ではありますが、長い間には首や背骨に対する負担が蓄積しそうですし、一人で運べる水の量もかなり限られてしまいます。

 そこで、「湾曲(回転)原理」の登場です。

 「ローラーを用いて直線運動を回転運動に変え」てみましょう:

 これで彼らの生活が少しでも楽になることを期待したいところです...

2010年10月28日木曜日

入れ子原理

● 発明原理7 - 入れ子(マトリョーシカ、入れ子人形)
  • 物体を別の物体の中に入れたり、更にその物体の中に他の物体を入れたりすることを繰り返す
  • ある部分が他の部分の隙間を通るようにする
・例 本棚
http://www.reinierdejong.com/rek1.html

 なかなかお洒落で立派な、私のお気に入りの本棚の一つです:

 残念ながら、欲しいと思っているだけで、我が家にはありません...

 問題となるのは、ウサギ小屋のように狭い日本の一般住宅では、これだけの大きさの本棚を置く場所がなかなか確保できないことです。

 そこで、「入れ子原理」の登場です。

「ある部分が他の部分の隙間を通るように」してみましょう:

 これで、確保した幅にピッタリ収まってくれるのでした。

 でも、幅が非常に狭いと収容力に問題を生じます:

 オブジェとしては楽しめそうですが...

2010年10月27日水曜日

TRIZ協会だより Vol.10

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 ●○● TRIZ協会だより Vol.10 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010年10月27日発行━━━

【目次】______________________________

|1|第6回日本TRIZシンポジウムを終えて
|2|どのような方が参加してくださったのか
|3|参加者の方々からの声
|4|ホームページ更新情報

 皆様、こんにちは。
 朝夕と秋らしくなってきた今日この頃、季節の変わり目に体調を崩したりしないようお気をつけください。
 さて、先月9月9日(木)から11日(土)の3日間、第6回日本TRIZシンポジウムが開催され、盛況のうちに閉会しました。参加者の方々からも、とても有意義なシンポジムであったとお声掛けいただき、日本TRIZ協会といたしましても嬉しい限りです。
 そこで、今回のメールマガジンの内容は第6回日本TRIZシンポジウムに焦点を当て、振り返ってみたいと思います。

                              日本TRIZ協会 広報委員会

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●   1.第6回日本TRIZシンポジウムを終えて
○● 
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 先月9月9日(木)から11日(土)の3日間、神奈川工科大学(神奈川県厚木市)において第6回日本TRIZシンポジウムが開催されました。
 徐々に景気の上昇が認められるとはいえ、まだまだ予断を許さない経済下である中、昨年度の参加人数(137名)をはるかに上回る165名の参加者が会し、有用な発表に耳を傾け、活発な質疑が投げられ、深い討論が交わされました。
 参加者165名の内訳は、国内119名、韓国41名、その他海外5名となっております。 
 今回は、テーマ講演と各事例といった新しいプログラムへのチャレンジもあり、主題である 「新分野適用と普及拡大を目指して」 に合致した充実の3日間であったと思います。また、発表数は、基調講演2件、チュートリアル1件、テーマ講演5件、オーラル発表21件、ポスター発表11件という内訳で、国内および海外企業の優良な発表を聞くことができました。
 そのなかで、「韓国勢の躍進振り(参加者数を含め)に対し、国内企業の活用事例が少なかった」との感想をいただいたケースも多く、次回以降、国内企業の活用事例が増やせるよう皆様と協力しつつ努力していきたいと思います。
 また、今回が2回目となるグループ討論は2日目の夜に実施され、各々テーマを決めた活発な意見交換が行われました。参加された方々からは、交流の場として大変有意義であったとの声も多く聞かれ、次回以降も趣向を凝らして企画していきたいと思います。

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●   2.どのような方が参加者してくださったか
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 国内参加者 119名 のプロフィールを以下に記します:

1) 年齢: 30歳40歳代が39%、50歳60歳代が57%

  年齢分布は昨年と比べ、大きな変化はありませんでした 

2) 職種: 研究開発が24%と最も多く、設計・生産・知財・管理で31% 

  管理・知材部門の方が増えているようです

3) 立場: 役員8%、部長14%、課長23%、係長17%     

  例年同様、均等にそれぞれの立場の方が参加しています

4) 部門規模: 500人以上が63%と、例年通り大企業(部門)からの参加者多し

  昨年21%だった2000人以上の事業からの参加者が43%と増えています

5) 活用経験: 5年以上39%、3~4年22%と、経験豊富な方々の比率が高い

  なお、これから始めよう という参加者が昨年の13%から35%へ増えています

6) 参加回数: 初めてという参加者は31%

  繰り返し来ていただいている参加者が多い

7) 関わり方: 活用23%、推進27%、教育15%

  それぞれ違った立場の方々が集まっています

8) 開催情報: 協会HPから45%、その他HPから10%、社内外から26%

  協会HPからの情報が大きなウェイトを占めています

9) 満足度: 参加者の76%に満足と答えていただけました

 いただいたアンケート結果の詳細は近々、協会のホームページに掲示いたしますので、そちらをご覧ください: http://www.triz-japan.org/

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●   3.参加者の方々からの声
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”海外事例や技術以外の分野へのTRIZ適用など有意義な情報集めができた”

”初日に初心者でも興味のあるテーマが集まっていて良かった”

”テキスト類のUSBメモリー配布は便利である”

など、シンポジウムに参加したことへの評価として ”良かった” との声が多数あがっており、多くの方に満足いただいているかと思います。

”日本の企業の事例発表がほとんど聞けなかった”

”USBで、プログラム一覧から発表資料に直接リンクがなく、探すのに苦労した”

など、ご意見も多数いただいておりますので、参加された皆様のお声をもとに、来年度以降も一層参加満足度の高いシンポジウムにしていきたいと思います。

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●   4.ホームページ更新情報
○● 
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 日本TRIZ協会公式ホームページの更新を随時行っています。

 最新情報は以下のとおりです:

H22/10/19
  第6回日本TRIZシンポジウム2010へご参加ありがとうございました。
       TRIZ協会理事長によるシンポジウム開会挨拶
       第6回TRIZシンポジウム実行委員長からの報告
       第6回日本TRIZシンポジウム全体写真
 を掲載しました。

H22/09/02
   第6回TRIZシンポジウム2010のプログラムを更新しました。

*シンポジウム関連の発表資料に関する今後の掲載予定は以下の通りです:

H22/11/9
 [基調講演]のスライドを公開ページにアップ

H22/12/1
 [テーマ講演][表彰発表(オーラル・ポスター)]のスライドを公開ページにアップ

H23/3/9
 [一般発表のオーラル・ポスター]のスライドを会員専用ページにアップ

 是非ご覧ください → http://www.triz-japan.org/

2010年10月24日日曜日

柔軟性(ダイナミック性)原理

● 発明原理15 - 柔軟性(ダイナミック性)
  • 対象物、外部環境あるいはプロセスが最適になるように、あるいは最適な作動条件となるように、その特性を設定または設計する
  • 互いに相対運動できる部分に対象物を分割する
  • 対象物やプロセスが堅かったり固定されていたりする場合には、動かしたり調節可能にする
・例 自動車
http://www.carview.co.jp/tms/2005/just/toyota_fine_x/

 颯爽と走行している間、柔軟性はそれほど必要とされません:
 問題となるのは、狭い日本の一般道路でわずかな隙間に縦列駐車をしようという時です。

 そこで、「柔軟性(ダイナミック性)原理」の登場です。
「対象物(この場合は自動車の車輪)が最適な作動条件となるようにその特性を設定」してみましょう:
 これで、困難な縦列駐車に神経や時間を使わずに済んでしまうのでした。

 ついでにドアやシートにもこの原理を適用すると、降車まで大変楽できてしまいそうです:

 雨が降っていても濡れずに傘を開けそうですし...

2010年10月23日土曜日

逆さま(あべこべ)原理

● 発明原理13 - 逆さま(あべこべ)
  • 問題を解決するために用いられる動作の逆のことをしてみる(例えば、冷やす代わりに熱してみる)
  • 動作部(または外部環境)を固定し、固定部が動くようにしてみる
  • 対象物を上下逆さまにしてみる
・例 植木鉢
http://www.h2ovisions.com/smart-design/save-water-and-floorspace-while-adding-some-green-to-your-room-the-sky-planter/#more-39

 室内に植物を置いておくと心が癒されるし、酸素濃度も高めてくれそうで何かと嬉しいですね:
 問題となるのは、ウサギ小屋のように狭い日本の一般住宅では、ただでさえ少ない床面積が更に減ってしまう点です。

 そこで、「逆さま(あべこべ)原理」の登場です。
「対象物(この場合は植木鉢)を上下逆さまにしてみ」ましょう:

 植木鉢の内部に貯水システムを組み込んで漏れないようにすると、場所を取らないばかりでなく、給水が20~30日毎で済み、80%も節水できるのでした:
 台所に設置すれば、新鮮なハーブなどの野菜類をそのまま料理に使えそう...

2010年10月22日金曜日

国際TRIZ認定の内容: レベル4

TRIZレベル4(認定スペシャリスト)の認定に関する規定(一部)

  レベル4の認定を申し込むためには、レベル3TRIZユーザ認定、発明活動の実務経験(発明特許や他の文書により確認できるもの)、国際的なTRIZ出版物への3件以上の投稿(国際会議で発表した論文の概要を含む)が必要です。

 レベル4の認定を取得するためには、出願者は認定論文を用意し、専門家方法論審議会の前でそれを防衛(defend)しなければなりません。

 専門家方法論審議会は、レベル4の認定を取得しようとする出願者に対して実習問題を用意し、専門家方法論審議会メンバーの中からこの作業に対する責任者を割り当てます。

 レベル4の認定論文には、出願者が解決した2つの実際の実施問題の詳細な方法論的分析が含まれていなければなりません。一連の方法論的ツールをうまく使えることを示すのが資格認定論文の目的なので、出願者は、2つの問題のうち少なくとも一つをARIZ-85Cを用いて分析しなければなりません。

 認定論文の防衛は専門家方法論審議会の作業計画にそって準備されます。出願者には、討議の日時と方法について事前に連絡されます。出願者は、論文防衛の少なくとも10日前までには認定責任者が用意した、認定論文に対する意見書を入手します。出願者は、その意見への同意あるいは反論を示すメモを専門家方法論審議会に提出します。
 
Appendix No. 2: Provisions on Level 4 TRIZ certification

http://www.matriz.org/usr_files/file/eng/Appendix%202_Level%204%20Regulations.doc

2010年10月21日木曜日

Genrich S. Altshuller [3]

 Genrich Altshuller は女性に関しても大きな成功を収めたのでした。彼の妻Valentina Zhuravlevaは(アゼルバイジャンの首都)バクーで最も美しい女性でした。彼女は生涯美しく魅力的であり続けました:
Genrich Altshuller、妻Valentina Zhuravlevaと孫娘Yunona
(1990年代、ペトロザボーツクにて)

 Altshuller氏は本当の紳士であり、(若い層も含めて)女性が度量の広い紳士を好むことを身をもって示してくれました。
 Altshuller 一家はおいしいもので来客を大変手厚く持て成してくれました。Isak Bukhmanがペトロザボーツク在住の一家を訪れるといつもおいしい料理と東洋的なお菓子を出してくれました。Isakもまた毎回、(ラトビア共和国の首都)リガから何かおいしいものを持っていこうとしました。Altshuller氏はリガ産のチーズが特にお気に入りでした。
 当時、彼の生徒とチームは家族のようでした。彼は教材を与え、経験や知識を分かち合いました。彼らもまた、皆で率直に経験や知識を分かち合いました。彼は彼ら全員を団結させ、彼らから教師そして指導者として見なされたのでした。

2010年10月20日水曜日

Genrich S. Altshuller [2]

 1983にGenrich Altshullerはヤロスラブリ市で開催する3週間の長期TRIZセミナー/ワークショップでIsak Bukhmanにパートナー役を務めないかと誘いました:

Genrich AltshullerとIsak(1983年、ヤロスラブリにて)

 TRIZスペシャリストのIsakにとってAltshuller氏のパートナーになるのは容易なことではなかったため、これは大きな試練でした。彼は、Altshuller氏の要求や基準を満たすために多大な努力を払わなければなりませんでした。このセミナーを通じて両者はより近づき、IsakはAltshuller氏を自分の教師としてのみならず、古くからの仲間としても認識するようになりました。彼は、二人分の食材を買って調理しました。Altshuller氏は食べ物にあまりこだわりが無く、少なくともIsakが朝昼晩に用意したものを全て食べましたが、彼には一つだけ要望がありました。それは、何もかも新鮮であってほしいというものでした。そこで、Isakは毎日食料品の買い出しに行き、新鮮な食事を用意したのでした。
 Altshuller氏は自分の人生、特にモスクワとコリマ収容所における牢獄生活について多くを語ってくれました。それは、Isakにとって重要かつ驚くべき新事実であり、彼は恩師の内面をより深く理解できようになってきました。

2010年10月19日火曜日

Genrich S. Altshuller

 Isak Buhkmanは1974年に価値工学(Value Engineering - VE)を学んで使い始めましたが、VEには問題解決手法が何ら備わってなく、ブレインストーミング、形態学的分析、創造工学などの試行錯誤法の使用が勧められていました。Isakは数年間、VEのプロジェクトにおいて問題解決に役立つより効果的な手法を探し続け、1977年にたまたまある出版物でTRIZについて言及されているのを目に留めました。彼は、(ラトビア共和国の首都)リガでTRIZのことを知っている何人かのエンジニアを見つけて彼らから学びましたが、彼の仕事には不充分でした。彼は、Genrich Altshullerに直接手紙を出し、TRIZを学びたいことを伝え、生徒となりました。Altshuller氏はIsakにTRIZの知識レベルを尋ね、すぐさま、大量の教材を送りました。Isakは彼に弟子入りし、そしてそのうち、彼のチームのメンバーとなりました。Altshuller氏はIsakのためにこれらをすべて無償で行いました。
 Altshuller氏はIsakのあらゆる質問に答え、辛抱強く大変気を配りながらTRIZ を通して導いていきました。Isakは、Altshuller氏にとってもともと見ず知らずの他人であり、彼は他の人達から際立とうとしてTRIZに取り組んだのでした。1981年にAltshuller氏はキシニョフで開催される予定の大きなTRIZのセミナーで見習いにならないかとIsakを誘い、その機会にIsakはAltshuller氏本人に初めて直接会うことができました。これは、彼のTRIZ人生における大切な瞬間となりました(前列右がIsak):
 その後、リガに戻ると間もなく、Isakは多くの聴衆を対象に初めてのTRIZ講義を行いました。彼の初めてのTRIZのトレーニングやプロジェクト・ワークショップは後に続きました。この間、Altshuller氏は彼がラトビア共和国でTRIZ学校を組織するのを手伝ってくれました。

2010年10月18日月曜日

シルバー川柳

 川柳って、創造性を鍛えるのにも役立ちそうですね:

昼寝して 「夜眠れぬ」と 医者に言い (大阪府57歳男性)

見栄張って 杖は要らぬと 傘を持ち (兵庫県52歳女性)

八十路越え 大器晩成 まだ成らず (愛知県81歳男性)

万歩計 歩数のびるが 距離のびず (山口県65歳男性)

九十を 過ぎても気にする 中国産 (東京都66歳男性)

マイケルの 真似を発作と 間違われ (福岡県47歳男性)

http://blogs.myspace.com/stjohnscountydotcom

2010年10月17日日曜日

ノミ

 今日も、資源を活用した広告を考える練習をしてみましょう。

 ペットのノミやダニを取るスプレー製品に対するインパクトの強い広告としてどのようなものが考えられるでしょうか?

 身近なペットである犬がノミやダニに食われて痒そうにしている写真に
「あなたの犬からヤツラを取り除きましょう」
というキャッチフレーズを加えてみる:

 悪くはありませんが、いまいちインパクトに欠ける感じですね。
 それに、これだけだとヤツラが何を指しているのか不明確ですし、全体として動きが無いのでちょっと寂しいです。

 そこで、資源の有効活用です:

 行き交う人達に(少し大きめの)ノミの役を無償で演じてもらうことにしましょう。
 これで、売上は増え、ノミは減り、犬にはもちろん、飼い主にも喜んでもらえることでしょう。

2010年10月16日土曜日

第2回国際TRIZ協会(MATRIZ)認定コース開催のお知らせ

 国際TRIZ協会(The International TRIZ Association)のレベル1のトレーニングおよび認定のコース(3日間)を日本語で開催いたします。

 トレーニング修了時(3日目の午後)に認定試験を受けることができ、合格者には国際TRIZ協会からレベル1の認定書が(後日)授与されます。

●日時
 2011年2月17日(木)~19日(土) 9:30~18:00

●場所
 株式会社 創造開発イニシアチブ
 〒111-0053
 東京都台東区浅草橋5-5-7
 秋葉原イーストビル4F
 電話:03-5809-2411 FAX:03-5809-2412

●講師
 小西 慶久(MATRIZ認定TRIZスペシャリスト/教師)
 (http://www.matriz.ru/ru/section.php?docId=3931 03/00081/A-03)

●受講対象
 イノベーションに係わる全ての方々(研究者、エンジニア、マネージャ、イ ンストラクタなど)

●テキスト
 pdfファイルで用意しますので、できるだけノートPCをご持参ください

●費用
 94,500円(税、認定料込)(昼食はお弁当を用意します)

●定員
 5名

 詳細は下記URLを参照してください:
https://www.triz-jp.com/pdf/t_101014.pdf

2010年10月15日金曜日

TRIZマスターIsak Buhkmanによる日本での打ち合わせ/講義/トレーニング(第3弾)

 11月5日~6日にTaiwan TRIZ Assosication主催で開催される台湾TRIZ学会第5回学術実務検討会(中華萃思(TRIZ)學會第五屆學術與實務研討會 http://people.chu.edu.tw/~triz/instpage.php?r=&w=100%25&h=800&url=people.chu.edu.tw/~triz/myhtml/c03.htm )でワークショップおよび基調講演に登壇するTRIZマスターのIsak Buhkman氏が11月2日~9日の訪台後、米国へ戻る途中で11月10日~15日に来日することになりました。
 Isakとの打ち合わせまたはIsakによる講義やトレーニング等を希望される方はお知らせください。
 なお、直接のやり取りを希望される方にはメール連絡先をお伝えいたします。

2010年10月14日木曜日

TRIZ講習会(2010 秋冬)

● TRIZ無料講習会開催のお知らせ

1. 開催日(10月~3月、基本的に各日同一内容)

 2010年10月: 27日(水)
      11月: 10日(水)、24日(水)
      12月:   8日(水)、22日(水)

 2011年 1月: 19日(水)
      2月:   2日(水)、16日(水)
      3月:   2日(水)、16日(水)

2. 時間
 13:30~16:30

3. 場所
 株式会社 創造開発イニシアチブ
 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-5-7 秋葉原イーストビル4F
 (JR秋葉原駅より徒歩12 分、JR浅草橋駅より徒歩8 分)
 TEL: 03-5809-2411 FAX: 03-5809-2412 E-mail: info@triz-jp.com
 (担当:堀田)

http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=35.70000966588701&lon=139.78070202989&z=19&mode=map&pointer=on&datum=wgs&fa=ks&home=on&hlat=35.700009665887&hlon=139.78070202989&layout=&ei=utf-8&p=

4. プログラム
 「TRIZ 実践と効用(1) 体系的技術革新」(Darrell Mann 原著)に沿って、以下の内容を中心に解説:
  • TRIZの概要
  • TRIZの主なツール
  • TRIZの活用
  • TRIZの展望
  • 質疑
5. 定員
 4~5名

6. 申込み
 開催日の1週間前までに下記内容を E-mail またはFAXにて送信:
  • 参加希望日
  • 名前
  • 連絡先 住所、電話番号、E-mail
  • 職業(専門分野)
  • 意見、要望など
7. その他

• 開催の可否
 1名でも開催
 オンサイトでの開催も可能

• テキスト
 紙ベースでは不配布(USBメモリへのコピー可能)

• 参考図書
 「TRIZ 実践と効用(1) 体系的技術革新」および
 「TRIZ 実践と効用(2) 新版矛盾マトリックス」を10% off にて販売

https://www.triz-jp.com/pdf/t_101013.pdf

2010年10月13日水曜日

発明のチカラ

 平成22年度秋の特別展
「公文書にみる発明のチカラ -明治期の産業技術と発明家たち-」


 人力車、乾電池、オルガン、蚊取り線香、電球、氷砂糖、ビタミン・・・今ではすっかりお馴染みのこれらは、みな明治時代に発明されたものばかりです。
 今回の特別展では、明治期に考案された数々の発明についての公文書を通して紹介されています。公文書に記された発明家の記録からは、明治の産業技術を支えた「発明のチカラ」を感じることができます。今につながる発明と産業技術の歴史を、発明をめぐる様々な物語とともに楽しめます。

●開催時期
・期間: 平成22年10月2日(土)~10月21日(木)
・時間: 月~水・土・日 午前9時45分~午後5時30分
      木・金 午前9時45分~午後8時
※入館は、閉館30分前まで

●展示会場
 国立公文書館

●アクセス方法
 地下鉄東西線竹橋駅下車[1b出口] 徒歩5分

●住所
 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園3番2号
 電話: 03-3214-0621(代表) FAX: 03-3212-8806

2010年10月3日日曜日

広告資源の活用

 それでは、資源を活用した広告を考える練習をしてみましょう。

 港に行くと、船が係留されていたりします:

 ここにある資源を活用してどのような広告が考えられるでしょうか?

 何か組み合わせるものが欲しいですね。
 「キスする女性の顔」なんかどうでしょう:

 「美味しすぎて離せない」というフレーズなどを添えてパスタ広告の完成です:

 お昼にシーフード・スパゲティなどいかがでしょう?
http://www.trianonmidia.com.br/site/?tag=mondo-pasta

2010年10月1日金曜日

禁煙広告

 今日からタバコが大幅に値上がりしたようなので、この際、禁煙するのに役立ちそうな、資源を活用している広告を見てみましょう:

 「喫煙時に見えるもの」とは? → きっと『煙』でしょう。


 「禁煙する覚悟はできた?」 → もともと吸わない私(達)には無用の質問です。