2016年1月5日火曜日

TRIZ協会だより Vol.50

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●○● TRIZ
協会だより Vol50 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2016
15日発行

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

年頭にあたり、日本TRIZ協会 理事長 三原祐治よりご挨拶申し上げます。

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年頭のご挨拶
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201615
NPO法人日本TRIZ協会
理事長 三原 祐治

新年のご挨拶を申し上げます。

 日本経済も世界経済も不安定要素が多く安定軌道に乗れない状態が続いており、なかなか先が読みにくい状況に置かれています。
 私たちは経済環境に振り回されない自分たちの未来を築くことが必要で、そのために画期的な商品を開発し、企業の本当の体力をつけることが求められています。
 それには技術者や研究者が試行錯誤に頼るのではなく、科学的な創造的思考方法を利用して画期的な商品やシステムを効率的に開発することです。
 そのための最も強力な方法がTRIZです。

 日本TRIZ協会では、日本TRIZシンポジウムを始めとして
これまでTRIZの普及・展開を推進してまいりました。
 今年も91()2()に東京近郊を会場として「TRIZで磨こう あなたの創造力!」をテーマに12回日本TRIZシンポジウムを開催します。
 是非多くの方々に自分たちの経験や研究成果を発表していただき、また討論へのご参加をいただくことでお互いに学びあう場としてご活用いただきたく思います。
 これには、関連諸学協会にもご参加ご協力を積極的に呼びかけてまいります。
 また、今までの発表のうち数件について討論を行う機会を、シンポジウムレビューとして5月に実施する予定です。
 この他に、TRIZを理解し身につけるものとして、研究会活動、セミナーの開催、TRIZの資料の発行を予定しております。
 更にTRIZを中心とした論文誌の発行準備も進めてまいります。

 多くの方々にこれらの場にご参加いただき、TRIZを駆使して企業の未来を、ひいては日本の未来を築くことに貢献していただくことを期待します。
 TRIZの更なる普及拡大に向けて、日本TRIZ協会会員各位はもとよりまだ会員でない方々にも是非ともご参加ご協力をお願いいたします。

以上

TRIZ協会だより Vol.49

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●○● TRIZ協会だより Vol49 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2015124日発行
【目次】___________________________

1|第11回日本TRIZシンポジウムを終えて
2|参加者の声
3|あなたにとって良かった発表
4|次回のシンポジウム
5|ホームページ更新情報

皆様、こんにちは。
 比較的暖かい日が続いておりましたが、12月に入りましてやっと冬らしい風が
吹くようになってまいりました。
 急な温度変化により体調を崩したりされないようお気をつけくださいませ。
 さて、去る93日(木)4日(金)の2日間、第11回日本TRIZシンポジウムが開催され盛況のうちに閉会となりました。参加者の方々からも、とても有意義なシンポジムであったとお声掛け頂き、日本TRIZ協会としましてもうれしい限りです。
 そこで、今回のメールマガジンの内容は、第11回日本TRIZシンポジウムに焦点を当て、振り返ってみたいと思います。

                                             日本TRIZ協会 広報委員会 
 
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●   1.第11回日本TRIZシンポジウムを終えて
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 9
3日(木)~ 94日(金)の2日間、
 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木)において11回日本TRIZシンポジウムが開催されました。

 111名の参加者が一堂に会し、有用な発表に耳を傾け、深い討論が交わされました。
 他団体からの協力も増し、協賛および後援は10団体となりました。
 今回も2日間のシンポジウムといった日程で開催され、主題は、
 「創造で築く あなたの未来」'(Open up your future with TRIZ!) でした。
 発表件数総計は25(うち海外2件: 台湾 & マレーシア)・基調講演1件・特別講演1件・チュートリアル1件という内容で、国内および海外企業の優良な発表を聞くことができました。

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●   2.参加者の声
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1)プログラムと満足度
推進、教育、実践面をバランスよく聞けた
他社の取り組みを知ることができた
フランクな意見交換がある
 など、例年通り満足度は高く、好意的な意見を多数いただきました。
A会場とB会場が離れていて移動に時間がかかった
昼休みが長すぎる
 などのご指摘もありましたので、次回開催時の参考にさせていただきます。
2)運営について
・対応が早い
・サポートがよかった
 など満足という意見を多数いただきましたが、
・準備にバタバタしていた
・コンセントが少ない
・会場移動の案内板がほしかった
 などのご指摘もありました。会場面の不満が多く聞かれ、反省点となりました。
3)全般
 会期の2日間に関しては定着してきており、参加者の皆さんからも賛同を得られています。
 逆に、3日間の開催だと参加できないといった意見も多くいただいています。
 次回も2日間の開催を予定しています。
 会場に関しては、都市型、通いが可能、9月第1週開催への希望が強く、次回向けの参考にさせていただきます。

 いただいたアンケート結果の詳細は、協会ホームページに掲示していきますので、そちらをご覧ください。

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●   3.あなたにとって良かった発表
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 第11回シンポジウムにおいて、参加の皆さんに投票いただいた、
「あなたにとって良かった発表」の投票上位獲得者をお知らせします。

1.緒方隆司氏(オリンパス)
  「開発者がTRIZを自然に使えるような仕組みづくり」
1.永瀬徳美氏(ソニー)
  「顧客価値をブレストするARIZ的思考フレームワーク」
3.高木芳徳氏
  「TRIZ利用者のすそ野を広げる発明原理ワークショップ」
3.林 政広氏(協和精工)
  「QFD-TRIZによる問題解決からの商品企画」
5.片桐朝彦氏(アイデア)
  「TRIZTM&シミュレーションによるコマの開発 ~その2~」
 
 上位入賞者には、日本TRIZ協会より表彰状と副賞(図書券)をお送りいたしました。
 おめでとうございました!

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●   4.次回のシンポジウム
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 日本TRIZ協会では、次年度の第12回日本TRIZシンポジウムに向けて企画をはじめています。
 開催日程は、201591日(木)~ 2日(金)の2日間を計画しています。
 会場は東京都内を予定しています。

Topic
 特別講演はノーベル化学賞(2010年)受賞者である
 鈴木章北海道大学名誉教授に依頼中です。

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●    5.ホームページ更新情報
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 日本TRIZ協会ホームページの更新を随時行っています。
 最新情報は以下のようになっております。

・H27/11/4 協会作成資料の販売ページをアップデートしました。
・H27/10/5 第48VE全国大会後援のお知らせを掲載しました。

是非ともご覧ください。 → http://www.triz-japan.org/