2011年2月22日火曜日

TRIZ協会だより Vol.12

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●○● TRIZ協会だより Vol.12 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2011222日発行━━━

【目次】______________________________

1|第7回日本TRIZシンポジウムの計画発表
2|第7回日本TRIZシンポジウムの発表者募集
3|ホームページ全面リニューアルのお知らせ
4|ホームページ更新情報
5|協会からのお知らせ
6|おわりに

皆様、こんにちは。
2011年も明け、早くも二ヶ月が経過しようかといったところ、
事業年度末を迎えられる企業も多く、多忙な毎日をお過ごしのことと思います。
少しずつ寒さも和らいできた感のある今日この頃ですが、
季節の変わり目ですから、体調など崩したりされないようお気をつけ下さい。

さて、今回のTRIZ協会だよりは第7回TRIZシンポジウム開催にむけ、
計画の発表ならびに発表者の公募が始まったことをご案内すると共に、
TRIZ協会ホームページの全面リニューアルをお知らせさせていただきます。

日本TRIZ協会 広報委員会 
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●   1.第7回日本TRIZシンポジウムの計画発表
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(開催概要)
名称: 第7回日本TRIZシンポジウム 2011
日時: 2011 9 8() 10() 
会場: 東芝研修センター
     (神奈川県横浜市港北区: JR新幹線 新横浜駅下車 徒歩20)
主催: NPO法人 日本TRIZ協会
主題: 個人と組織のイノベーション力向上を!
     (Creative Person, Innovative Organization!)
目的: 日本におけるTRIZとその関連分野での発表・討論・交流の場を提供する
  1. 創造的な技術革新の技法「TRIZ」とその関連分野での発表・討論・交流を行う
  2. TRIZ に関し、その技術レベルの向上と普及・推進・適用のしかたの向上に資する
  3. 日本と世界のTRIZ 関係者の交流を図り、TRIZ の理解と普及を促進する
内容: 第1日  チュートリアルとテーマ講演/セミナー (日本語トラック) 
                   アドバンストセミナー  (英語トラック)
         2  開会挨拶、基調講演、オーラル発表、ポスター発表、夕食交流会
         3  特別講演、オーラル発表、ポスター発表

*基調講演: 「主要価値パラメータ: ビジネス課題を技術問題に結びつける」
                   Dr. Simon Litvin (TRIZマスター、GEN3 Partners、米国)

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●   2.第7回日本TRIZシンポジウムの発表者募集
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2/21(月)、いよいよ発表者の公募を開始いたしました。

発表対象: シンポジウムの開催目的に沿った、研究・適用・推進・実践・開発などの原著報告
                日本国内および海外から広く公募しています
発表形態: オーラル発表: 各40 (発表30分+討論10)
                 ダブルトラック の予定
                ポスター発表: 各セッション(80
                 紹介(逐次各3) の後並行発表(68件程度)
発表申込: 申込み書、和文概要 (著者、タイトル、概要+説明)、英文概要
                指定書式(日本TRIZ協会サイトに掲載)へ記入のうえメール添付   
準備日程:  517()    発表申込み 締切
                 613()   プログラム発表、参加者募集開始
                 725()    最終原稿締切

日本TRIZ協会ホームページに
シンポジウムの案内ならびに発表者募集要項などを掲載してあります。
ご覧いただき、奮ってご応募ください!  http://www.triz-japan.org/

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●   3.ホームページ全面リニューアルのお知らせ
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2011221日(月)に日本TRIZ協会のホームページが
全面リニューアルいたしました。
日本TRIZ協会の活動をわかりやすく伝えられるように
また、会員の皆様にとってタイムリーな情報源として活用いただけるように
一新いたしました。

是非アクセスしてみてください →→→ http://www.triz-japan.org/

新ホームページに関しまして、ご意見ご要望などをいただけますと幸いです。
info@triz-japan.org 宛てに意見をお寄せくださいませ。
会員の皆様のご要望に沿えるよう工夫を重ねて行きたいと思います。

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●   4.ホームページ更新情報
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日本TRIZ協会ホームページの更新を随時行っています。
最新情報は以下のようになっております。

H23/02/21  ホームページ全面リニューアル
         「第7回日本TRIZシンポジウム 発表公募」を開始
H23/01/06   2011年 年頭のご挨拶を掲載いたしました
H22/12/01   開催報告・シンポジウム資料としまして
         テーマ講演のプレゼンテーション資料
         「あなたにとって良かった発表」投票結果および
         プレゼンテーション資料と参加者の分析を掲載いたしました
H22/11/09   開催報告・シンポジウム資料としまして
          Khomenko氏、Karimi氏による基調講演の
         プレゼンテーション資料を掲載いたしました         

是非ともご覧ください。 → http://www.triz-japan.org/

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●   5.協会からのお知らせ
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前述のとおり、日本TRIZ協会では本年度開催予定の
7回日本TRIZシンポジウムに向けて発表募集の公募を始めました。
これから、より良いシンポジウムを目指して創り上げていくわけですが、
なにぶんにも人手が足りません。
日本TRIZシンポジウムの一層の充実を図るためにも
皆様のご協力が必要になってまいります。

協会HPや本メルマガにて「協力の募集」をかけて参りますので、
何卒ご一考いただき、積極的な参加をいただけましたら幸いです。

また、協会HPの追加情報作成や更新に人手が足りません。
我こそはと思われる方がいらっしゃいましたら、奮ってご参加くださいませ。

こちらへご一報いただけますとありがたく → info@triz-japan.org

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●   6.おわりに
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TRIZ協会だより” 第12号をお読みいただき、誠にありがとうございました。
今後も会員の皆様に有意義な情報が提供できますよう
知恵を絞って進めてまいります。

「こんな情報がほしい」
「協会の活動のここが知りたい」 などなど
皆様からのご意見をいただけますと大変ありがたく存じます。

次回の”TRIZ協会だより” は20114月の発行を予定しております。

2011年2月10日木曜日

TRIZの基本用語


基本用語

  • 究極的理想解(Ideal Final Result: IFR) - 望む結果が自動的に達成される場合の、問題に対する根本的に理想的な解決策
  • 管理的矛盾(Administrative Contradiction) - ニーズと能力の間の矛盾
  • 技術的矛盾(Technical Contradiction) - 機械や技術のパラメーターまたは特性の間の(一方を 良くすると他方が悪くなるような)反比例的依存関係
  • 物理的矛盾(Physical Contradiction) - 同じ対象に対する正反対のあるいは相反する物理的要求
  • 分離原理(Separation principle) - 相反する要求を分離することによって物理的矛盾を解消する手法
  • 物質-場(VePolまたはSuField) - 二つの実体あるもの(物質)と一つの "場" で構成される最小の技術システム。"場" はエネルギー源、物質の片方が "トランスミッション"、もう一方が "ツール"
  • 強磁-場(FePol) - 物質-場の一種で、"物質" が強磁性体
  • 発明レベル(Level of Invention)
  • 標準(Standard) - 高次の標準的な創造的解決策
  • 技術システム進化法則(Law of Technical Systems Evolution)
  • ARIZ -  TRIZの様々な特殊手法を一つの汎用ツールにまとめた発明問題解決アルゴリズム(Algorithm of Inventive Problems Solving)

2011年2月9日水曜日

TRIZの基本的な原理

TRIZの基本的な原理
TRIZは創造性が必要とされる類の困難な問題を分析するための体系的アプローチを提示し、創造性ある解決策を見出すための幅広い戦略やツールを提供してくれます。この理論の土台となる大規模な調査による最も初期の研究成果の一つとして、創造的解決策を要する問題の大半において、相反する二つの要素間のジレンマあるいは二律背反を克服する必要性が一般的に示されていることが挙げられます。TRIZに基づく分析の主な目的は、戦略やツールを体系的に適用し、二つの要素間の妥協やトレードオフの必要性を克服する優れた解決策を見出すことにあります。
創造的問題解決のためのTRIZプロセス

1970年代初頭までの20年間に及ぶ何十万件もの特許を対象とした調査により、創造的解決策のパターンに関するAltshullerの洞察が裏付けられ、初期の分析ツールの一つが40の発明原理という形で公開されました。これらの発明原理は、真に創造性ある解決策を示すほぼ全ての発明に対する説明を与えるものでした。このアプローチを受け、解消しなければならない矛盾の内容を明確化し、目前の問題が内包する “矛盾” を克服する具体的解決策を提供して “究極の理想的な結果”.により近い解決策を得るためには40の発明原理のうちのどれを適用すればよいかを系統的に考えることにより、上図における “標準的解決策” を見つけることができます。
これらの概念すべて、即ち、矛盾の分析、理想的な解決策の探求、そして矛盾を克服する原理の検索を取りまとめた組み合わせが、発明家に目的意識を持った上で集中して作業に従事してもらうことを手助けするために用意されたこのプロセスにおける主たる要素です。
40の発明原理に対する拡張として考え出されたツールの一つが矛盾マトリックスでした。このマトリックスでは、問題において相反する要素が39個の互いに影響を及ぼし得る因子(例えば、静止物体の重さ、移動物体のエネルギー消費、修理の容易性など)により分類されており、これら39要素の組み合わせがマトリックス上に展開されています。39要素全てが各行の左端と(悪影響を受けた要素として)各列の上端に列挙され、特許の調査分析に基づいて、二要素間の対立を解消する前例となる解決策が見つかった全ての組み合わせに対し、それらの交点に対応するマトリックス上のセル内に、これら二要素間の矛盾を解消する創造的解決策において最もよく利用された3、4個程度の発明原理が示されています。 
矛盾マトリックスの主な目的は、特定の矛盾を解消するために最適な原理を選ぶプロセスを簡単にすることでした。1973まではこれがARIZの全バージョンにおいてその中核を成していましが、Altshullerは1973に物理矛盾の概念を取り入れ、また、物質-場分析をも編み出すと、矛盾マトリックスが比較的効率の悪いツールであることに気付き、その研究を止めてしまいました。ARIZ-71cの時点から矛盾マトリックスはARIZの中核ではなくなり、物理矛盾と分離原理そして物質-場分析などがこれに取って代わるようになりました。それでも、40の発明原理は依然として入門セミナーで最も好まれて紹介されているツールであり、TRIZに焦点を合わせたウェブサイトを毎月訪れる何万もの人の間で常に最も注目を集めてきました。
ARIZは、矛盾を特定して解消することにより創造的解決策を探し出すためのアルゴリズム法であり、これには40の発明原理と矛盾マトリックスを置き換えるためにAltshuller が用いた "発明的標準解法システム" が含まれています。このシステムは、物質-場モデリングと76の発明標準から成ります。エンジニアや発明家が技術的問題に対する創造的解決策を見出すことの手助けを目的としたTRIZベースのコンピュータープログラムも多数開発されました。これらのプログラムのいくつかでは、非常事態を明らかにして予見し、望ましくない結果となり得る状況を予測することを目的とする別のTRIZ手法も使えるようになっています。
TRIZにおける重要分野の一つに、システムの継続的世代で既存の解決策が発現しやすいという特性に着目し、進化トレンドを分析して予測することに重点を置いているものもあります。

2011年2月7日月曜日

TRIZ[2]

歴史

古典的TRIZは旧ソ連の発明家でありSF作家でもあったGenrich Altshullerとその仲間たちにより開発されました。彼は旧ソ連海軍のカスピ海隊の "発明調査" 部に勤めていた1946年にTRIZを開発し始めました。彼の任務は、発明の企画開始を手伝い、修正して文書化し、特許庁への申請手続きの準備をすることでした。この間に彼は、あるパラメーターの改善が他のパラメーターに悪影響を及ぼすという意味での未解消矛盾を内包する問題に対しては創造性ある解決策が必要であることに気付きました。後に彼はこの種の矛盾を “技術矛盾" と命名しました。
1950年、彼の逮捕とグーラグ(旧ソ連の矯正労働収容所)への25年の懲役により、後にTRIZとなるものに関する彼の作業は中断されます。逮捕の一因は、彼とRaphael Shapiroが間違っていると確信していた旧ソ連政府の決定についてスターリン、複数の大臣、新聞社へ送った手紙にあるとされています[4]1953年のスターリンの死により[5]AltshullerとShapiroは解放されてバクーへ戻ります。
1956年、TRIZに関する初めての論文『発明的創造の心理学について』が学術誌 「心理学の諸問題」(Voprosi Psichologii)に掲載されました[6]
Altshullerは、イノベーションがどのようにして起こったのかを解明するために1969年までに約40,000件もの特許抄録を精査し、技術矛盾の概念、システムの理想性の概念、矛盾マトリックス、そして40の発明原理を開発しました。彼はその後の数年間に、物理矛盾の概念、物質-場分析、標準解法群、さまざまな技術システム進化法則、その他多数の理論的そして実践的なアプローチを開発しました。
1971年、Altshullerはバクーに最初のTRIZ教育施設であるアゼルバイジャン発明創造公共学校と最初のTRIZ研究所である発明創造公共研究所設立するように発明者協会を説得しました。Altshullerは、協会から研究所長に任命されました。この研究所からTRIZ運動が起こり、その後の数年間にソ連のほとんどすべての主要都市で他のTRIZ教育施設が設立されることになりました。1989年にはTRIZ協会が設立され、Altshullerが理事長に選ばれました。
冷戦終了後、旧ソ連から生じた移民の波により、TRIZが他の国々にもたらされ、関心を集めるようになりました[7] 。1995年には米国ボストンでAltshuller Institute for TRIZ Studiesが設立されました。


2011年2月6日日曜日

TRIZ


TRIZ ((/ˈtriːz/と発音)、ロシア語: Теория решения изобретательских задач (Teoriya Resheniya Izobretatelskikh Zadatch))は "広範囲の特許文献に記述された発明のパターンを研究して得られた、問題の解決、分析および予測のためのツール" です[1]。このツールの開発には、旧ソビエト連邦の発明家でありSF作家でもあったGenrich Altshullerとその仲間たちが1946年に着手しました。このツールの名称は一般的に "the Theory of Inventive Problem Solving(発明問題解決理論)" と英訳され[2][3]TIPSという英頭字語が使われることもあります。
この理論は、Altshullerの洞察を生かしてさまざまな分野にまたがる何十万もの発明に及ぶ広範な調査基盤上で発展し、独創性ある解決策の本質とこれらの発明により克服された問題が有する際立った特徴に対する一般化可能なパターンを明確化する理論が形成されました。
この理論では、進化パターンを明らかにすることがその重点項目中の一つのテーマとされているため、主要なTRIZ実践者により追求されている目的の一つに、新規システム発明と既存システム改良のためのアルゴリズムの開発が挙げられます。
この理論には、問題解決に向けた新たなアイデアや解決策を創出するための実用的方法論、ツール群、知識ベース、モデルに基づく技術が備わっており、問題定式化、システム分析故障解析、システム進化パターンへの適用をその目的としています。

2011年2月5日土曜日

TRIZの歴史

・1946–1949
 発明問題解決理論 TRIZ(Theory of Inventive Problem Solving) が発明を創出する手法として出現する。

1949
TRIZ手法が非常に複雑な問題に対して試され、得られた解決策が発明コンテストでグランプリを取る。

1956
 G.S. AltshullerとRaphael Shapiroによる共著としてTRIZに関する最初の本が出版される。

・1964
発明問題解決アルゴリズムの初版であるARIZ(Algorithm of Inventive Problem Solving)-64が作成される。

・1970年代中頃
 G.S. Altshullerにより、問題解決プロセスの新たなモデルとして「丘モデル(“Hill” Model)」が提案される

1980年代初頭
 TRIZを技術問題のみならず、私生活をも含めた他の様々な場面における問題に対して適用し始める人が増えてくる。

1980年代中頃
 G.S. Altshullerまたは彼からトレーニングを受けた弟子がARIZを教える発明家向けの学校の数が300に及ぶ。

・1985
 G.S. Altshullerが手がけた発明問題解決アルゴリズムの最終版である ARIZ-85-Cが作成される。


Copyright notes

This book has been developed in the frame of the TETRIS project funded by the European Commission—Leonardo da Vinci Programme.
The partners of the project consortium are:
AREA Science Park (Italy) www.area.trieste.it (project coordinator)
ACC Austria Gmbh (Austria) www.the-acc-group.com
European Institute for Energy Research - EIfER (Germany) www.eifer.uni-karlsruhe.de
Fachhochschule Kärnten (Austria) www.fh-kaernten.at
Harry Flosser Studios (Germany) www.harryflosser.com
Higher Technical College Wolfsberg (Austria) www.htl-wolfsberg.at
Jelgava 1. Gymnasium (Latvia) www.1gim.jelgava.lv
Siemens AG, Sector Industry, Industrial Automation and Drive Technology (Germany) w1.siemens.com/entry/cc/en/
STENUM Environmental Consultancy and Research Company Ltd (Austria) www.stenum.at
Technical Institute for Industry “Arturo Malignani” (Italy) www.malignani.ud.it
The educational center for adults of Jelgava (Latvia) www.jrpic.lv
University of Florence (Italy) www.dmti.unifi.it

2011年2月3日木曜日

TRIZとは?

TRIZ – 標準的ではない問題を解決するための理論。この理論は、複雑で非標準的な問題を解決するツールの作成と適用の基礎となります。他の理論とは万能性という面で一線を画します ― この手法は特別な知識に取って代わるものではありませんが、あらゆる主題の領域に対して適用可能です。また、問題解決にあたっては、明確な法則の適用を勧めてくれます。

TRIZの中心的な考えは、実際に見出された、客観的で利用可能な法則に従ってこの世の中が進化しているという観察結果に基づいています。創造的プロセスについても、それに対応する法則が存在するので、同様のことが言えます。

TRIZの有効性を自身の手で実際に感じ取るようになると、持ち合わせていた知識がスキルや功績となります。この有効性は、演習問題を解決したり講義を聴いたりする時に、そして更に実体験で感じることになります。努力次第で、このような場における成り行きのみならず、人生自体もが変わってきます。その結果、実生活における成功者としての実感を味わうことができましょう。

どこで?
TRIZを実際に使って成果を上げている企業:
ABB, Ford, Boeing, General Motors, Samsung, Chrysler, LG, Eastman Kodak, Peugeot-Citroen, Exxon, Siemens, Procter & Gamble, Digital Equipment, Xerox, Hewlett Packard, Motorola その他多数…

いつ?
TRIZに慣れ親しむ時間がなかなか取れないようであれば、講演や会議、交通機関乗車中、診察待ちなどの時間を利用しましょう。パーティなどで、面白そうな問題を友達に解いてもらってみるのもいいですね。パーティが盛り上がるばかりでなく、やみくもな答え探しと系統だった解決策探求の違いが見えてくるでしょうから。

なぜ?
●生活の質を向上させるため
プロフェッショナルとしての成功を勝ち取り、社会的地位を上げ、物質的恩恵を増やします。
●特別な人になるため
 世の中を別の側面から眺め、未知を恐れず、他の人には得られない解決策を見出します。
●満足感を得るため
 不可能が可能となることを目の当たりにし、人を助けて幸せにします。
以前は全く知らなかったことに対するスキルを習得することからも満足感を得られます。


Copyright notes

This book has been developed in the frame of the TETRIS project funded by the European Commission—Leonardo da Vinci Programme.
The partners of the project consortium are:
AREA Science Park (Italy) www.area.trieste.it (project coordinator)
ACC Austria Gmbh (Austria) www.the-acc-group.com
European Institute for Energy Research - EIfER (Germany) www.eifer.uni-karlsruhe.de
Fachhochschule Kärnten (Austria) www.fh-kaernten.at
Harry Flosser Studios (Germany) www.harryflosser.com
Higher Technical College Wolfsberg (Austria) www.htl-wolfsberg.at
Jelgava 1. Gymnasium (Latvia) www.1gim.jelgava.lv
Siemens AG, Sector Industry, Industrial Automation and Drive Technology (Germany) w1.siemens.com/entry/cc/en/
STENUM Environmental Consultancy and Research Company Ltd (Austria) www.stenum.at
Technical Institute for Industry “Arturo Malignani” (Italy) www.malignani.ud.it
The educational center for adults of Jelgava (Latvia) www.jrpic.lv
University of Florence (Italy) www.dmti.unifi.it