2012年5月1日火曜日

TRIZ協会だより Vol.20

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 ●○● TRIZ協会だより Vol.20 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━ 2012年4月30日発行 ━━━━

【目次】______________________________
|1|シンポジウムの開催計画
|2|シンポジウムの発表申込みと参加登録について
|3|シンポジウムの準備日程
|4|協会からのお願い

皆様、こんにちは。
肌寒いと思っていたら一気にぽかぽか陽気が続いています。
GWのお休みに入られている方々も多いかと思いますが、
いかがお過ごしでしょうか。
9月に開催される第8回日本TRIZシンポジウムの準備も着々と進み、
皆様にお会いできますのが今から楽しみです。

さて、本号は、シンポジウムの開催計画がずいぶん固まったところでの報告と
協会から多くのお願い事項がございます。
長文になっておりますが、是非とも一読いただき
積極的なご参加をお願いするものでございます。

                              日本TRIZ協会 広報委員会 

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●   1.シンポジウムの開催計画
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シンポジウムの概要

名称:  第8回 日本TRIZシンポジウム 2012
主題: TRIZ思考で、プロセスを変える、夢をかなえる!
     (Realize Your Dream with TRIZ Thinking!)
主催: NPO法人 日本TRIZ協会
日時: 2012年9月6日(木)、7日(金)、8日(土) [3日間]
場所: 早稲田大学 西早稲田キャンパス(理工キャンパス) 55号館
     (東京都新宿区大久保3-4-1)
     (JR 山手線 高田馬場駅より東へ徒歩 約15分、
      東京メトロ 副都心線 西早稲田駅 A3出口 直結)

プログラム骨子

第1日: 「セミナーの日」
(A) チュートリアル と テーマ講演 (日本語トラック)
(B) アドバンストセミナー (英語トラック)
(A)(B)(C) 合同: グループ討論

第2日、第3日: 「コンファレンスの日」
(C) 開会挨拶、基調講演、一般発表 (オーラル/ポスター)、夕食交流会 など

基調講演 2件 (第2日 午前)

(1) Prof. Denis Cavallucci (INSA Strasbourg、仏)
  「How TRIZ can contribute to a paradigm change in R&D practices」
 Cavallucci准教授は、ストラスブールの大学院大学に TRIZの専門課程を作り、すでに数人のPhDを養成してきました。
TRIZとOTSM を消化し、独自の方法 (IDM) を構築してきています。
企業の研究開発のプロセスの中にスムーズに取り入れられる方法を目指しているものです。

(2) Dr. Jeongho Shin (eTRIZ社、韓国)
  「How to learn TRIZ with ease and fun」
 昨年秋の ETRIA TRIZ 国際会議での発表が非常に興味深いものでしたので、ご招待いたしました。
発明原理8つを組み込んだ「ドレミの歌」の替え歌「Invention Song」は非常に楽しいものです。
韓国語・英語・中国語版が作成済みです。日本語版の作成を現在検討中です。
 -- どなたかご協力いただけないでしょうか?

セミナー(A) 第1日 午前・午後 日本語トラック

(A1) チュートリアル: 「TRIZの基本」
    講師: 笠井 肇 (アイデア社)
   TRIZの初心者に向けた説明。シンポジウムへの導入のために。

(A2) テーマ講演: 午後
 TRIZの基本から一歩進んで、重要なテーマについての解説/事例報告と討論。

(a) 「物理的矛盾とその解決」
   講師: 黒澤 愼輔
  「システムの一つの側面について、正・逆の対立する要求が同時にある」という「物理的矛盾」の概念とその解決の方法は、TRIZのユニークな強みです。
じっくり解説を聞き、質疑応答をする予定です。

(b) 「企業におけるTRIZの適用成功事例の紹介」
  コーディネータ: 有田 節男 (日立)、発表者: 菊池 史子 (パイオニア) 他
 いままでのTRIZシンポジウムで発表され、好評であったもの数件をまとめて紹介し、適用のプロセス、推進のプロセスなどを考察します。
企業での実地適用および普及・推進を試みておられる方々に向けたものです。

(c) 「若い人たちへのTRIZによる問題解決の教育と演習の経験」
  コーディネータ: 中川 徹
 日本でのTRIZを、ずっと若い人たちに伝え、普及させることが重要と考えています。高専、大学、大学院、企業(新入社員) などでの事例を紹介してもらい、討論します。単なる講義/講演でない、演習と実地の問題解決を主としたやり方を議論します。

セミナー(B) 第1日 午前・午後 英語トラック (正味 6時間)

アドバンスト・セミナー (TRIZの経験者 (国内&海外) に向けたセミナー)
講師: Prof. Denis Cavallucci (INSA Strasbourg、仏)
テーマ: 「From TRIZ to Inventive Design Method (IDM):
    towards a formalization of Inventive Practices in R&D Departments」
 フランスの大学と企業で共同開発している新しいTRIZの方法について詳しく解説し、討論します。

その他の企画もの
- グループ討論: (A)(B)(C) 合同: 第1日夕方、夕食&討論
- プレセッション: 第2日朝、参加者の自己紹介と予備討論 (英語)
- 夕食&交流会: 第2日夕方、立食形式で自由な交流の時間
- 討論セッション: 「若々しいTRIZ」のために 第3日午後

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●   2.シンポジウムの発表申込みと参加登録について
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TRIZおよび関連技法の理解・応用・普及・発展に関する、研究発表・実践報告を広く国内・海外から募集しています。

発表形態:

オーラル発表: 各40~30分 (討論含む)、ダブルトラック
ポスター発表: 各セッション 約80分
          紹介(逐次各3分) の後並行発表(6~10件程度)

発表申込み: 申込み書、
         和文概要 (著者、タイトル、概要+説明 (A4 計1頁))、
         英文概要 (著者、タイトル、概要 (A4 計半頁))

申込み先: メール添付で → sympo@triz-japan.org

発表申込み締切: 5月15日(火) 18:00

  発表者募集は締め切りまであと半月ですが、積極的な発表申し込みのほどお願いいたします。

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●   3.シンポジウムの準備日程
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6月11日(月)頃 プログラム発表、参加者募集開始
7月23日(月)   最終原稿締切
8月22日(水)   参加申込み締切

 詳細は日本TRIZ協会ホームページをご覧ください
        ↓
 http://www.triz-japan.org/

(参加申し込み)
   参加者募集開始まで1ヶ月ほどの期間がありますが、ご参加のご検討を
   はじめていただけますと幸いです。また、早々の申し込みは大歓迎です。
   今回の主題は、「TRIZ思考で、プロセスを変える、夢をかなえる!」
   ”TRIZの威力” を知っていただくべく、お知り合いの方々もお誘いください。

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●   4.協会からのお願い
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シンポジウムのポスター

 日本TRIZ協会ホームページにシンポジウムの案内チラシ、ポスターならびに、発表者募集要項などを掲載してあります。

 ダウンロード、印刷の上、皆さまの部署で掲出いただけますと幸いです。
    → http://www.triz-japan.org/sympo08_outline.html

若者向けのTRIZへの参加募集

 第8回 TRIZシンポジウム につきまして、準備を進めているわけですが、特に、日本におけるTRIZの若返りの必要を感じ、「若者向けのTRIZ」「若々しいTRIZ」を重要な一つの面として企画したいと考えております。
 具体的には、シンポジウム初日のテーマ講演「若い人たちへのTRIZによる問題解決の教育と演習の経験」での10分~15分の発表、シンポジウム初日夕方の「グループ討論」における1時間半~2時間の問題提起と自由な討論への参加、シンポジウム3日目の「まとめの討論: 若者向けのTRIZ、若々しいTRIZのために」においての今後どうすると良いかを考える場などになります。
積極的な参加を期待しておりますので、よろしくご検討ください
 → sympo@triz-japan.org

●TRIZ基礎セミナー ”TRIZの基礎をやさしく学ぶ” への参加募集

 TRIZ協会主催による大阪公開セミナーへの参加を募っています。
 2012年6月30日(土) 13:15~16:45 大阪産業創造館にて開催します。
 今回のセミナーは、初心者にとってはTRIZの基礎知識の習得を目的とし、
 中堅担当者にとってはTRIZの実務的なスキルアップを目的とした内容と
なっております。

 この機会をどうぞご活用ください → http://www.triz-japan.org/seminar.html

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