2011年4月17日日曜日

第7回 日本TRIZシンポジウム 2011 プログラム紹介

TRIZシンポジウムのプログラムのうち、一般発表 (オーラル発表、ポスター発表) を現在募集中ですが、招待ベースの企画を以下のように計画しております [敬称略]。
どうぞご期待ください。
TRIZシンポジウムの開催計画について(PDF版)

第1日 (9月8日(木)) 「セミナーの日」  日本語トラック
●チュートリアル: 「TRIZとは」  
・講師: 小西 慶久 他   [午前 120分]
TRIZは初めてという方に分かるように、TRIZの基本を解説します。

テーマ講演と討論(a): 「課題解決におけるTRIZの位置づけ」 
・講師: 熊坂 治 (熊坂技術士事務所)   [午後 60分]
講師が作成した「ものづくり課題・解決マトリックス」で、開発プロセスの各場面のどのような課題に対してどのような技法が有効であるかをまとめて話します。

テーマ講演と討論(b): 「TRIZソフトウェアツールの現状と活用法」  [午後 110分]
いくつもある創造性技法の中でのTRIZの特長は、特許などから抽出した、科学技術や発明原理、進化のトレンドなどの膨大な知識ベースを持ち、それらを便利なソフトツールにしていることです。下記の3者が話します:
・(b1) 「Invention Machine社のソフトツール」  鹿倉 潔 (IMC ジャパン)
・(b2) 「Ideation International 社のソフトツール」 上村輝之 (アイディエーション ジャパン)
・(b3) 「CREAX社、Systematic Innovation社のソフトツール」  堀田政利 (創造開発イニシアチブ)

テーマ講演と討論(c): 「USIT法の使い方・考え方」
・講師: 中川 徹 (大阪学院大学)   [午後 70分]      
TRIZのエッセンスを捉えて再編成し、「やさしいTRIZの実践プロセス」と位置づけられているのがUSITです。USITを使って考えるプロセスを解説します。

第1日 (9月8日(木)) 「セミナーの日」  英語トラック   [午前 2時間、午後 4時間]
アドバンストセミナー
「GEN3 Innovation Discipline (G3:ID) - an Advanced, Business-Oriented TRIZ-based Methodology」
・講師: Simon Litvin (GEN3 Partners)
講師は世界のTRIZをリードしているTRIZマスターの一人です。基調講演に先んじて、ビジネス指向でTRIZを活用し、イノベーションに導くための考え方と実践法をじっくり6時間話していただきます。いくつもの事例を交えて、分かりやすくしていただきます。

第2日 (9月 9日(金)) 「コンファレンスの日」
●基調講演
「Main Parameters of Value: TRIZ-based Tool Connecting Business Challenges to Technical Problems in Product Process Innovation」
・講師: Simon Litvin (GEN3 Partners)  [午前 80分]
技術分野の問題解決技法として出発したTRIZにとって、どのような問題を捉えるべきか、本当にビジネスとして成功するためにどのようにチャレンジするべきかが大きな問題です。「主要価値パラメータ」を捉え、追求することがその鍵だと、主張しています。

第3日 (9月10日(土)) 「コンファレンスの日」
●特別講演: 「等価変換理論の紹介」(仮題)
・講師: 鈴木 俊介 (等価変換創造学会、(株)経営技法) [午前 80分]
等価変換理論は、故市川亀久彌教授(同志社大学) が1944年以来開発したもので、世界に誇る日本の創造性技法の一つです。その考え方や事例を紹介いただきます。日本独自の創造性諸技法とTRIZとの交流を増し、互いに消化・向上を目指します。

◆ご質問・お問い合わせはこちらへ
・参加登録およびシンポジウム全体に関して: info@triz-japan.org
・プログラム関連および発表に関して: sympo@triz-japan.org

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