2010年12月7日火曜日

発酵(Fermentation)

● 説明
 発酵(はっこう。「発酵」は代用表記で、本来の用字は「(醗)」)とは、狭義には、酵母などの微生物嫌気条件下でエネルギーを得るために有機化合物酸化して、アルコール有機酸二酸化炭素などを生成する過程である。広義には、微生物を利用して、食品を製造すること、有機化合物を工業的に製造することをいう。

● 活用例(酢酸菌によるアルコールからの酢の抽出)

2010年12月6日月曜日

渦電流(Eddy current)

● 説明
 渦電流(うずでんりゅう、英語:Eddy current)とは、金属板(アルミニウムなど)を強い磁界内で動かしたり、金属板の近傍の磁界を急激に変化させた際に、電磁誘導効果により金属内で生じる状の電流のことである。
これを利用しているものとしては、周囲の磁界の変化を打ち消す磁界(レンツの法則)が生じるように渦電流が流れる結果、物体の運動を抑える力を生じる事を利用した渦電流ブレーキや、高周波の磁力線によって物体内に渦電流を発生させ、この電流によるジュール熱を利用する電磁調理器などがある。
また、電動機発電機変圧器の鉄芯において渦電流が発生した場合、鉄芯の電気抵抗による発熱が原因でエネルギーの損失が生ずることを渦電流損と呼ぶ。これを防ぐため、鉄芯には表面を絶縁処理した薄いケイ素鋼板などを重ね合わせたものが用いられている。

● 活用例(磁界変化で生じる電流の有無による金属の検知)

2010年12月5日日曜日

吸着(Adsorption)

● 説明
 吸着(きゅうちゃく,adsorption)とは、物体界面において、濃度周囲よりも増加する現象のこと[1]気相/液相、液相/液相、気相/固相、液相/固相の各界面で生じうる。
反対に、吸着していた物質が界面から離れることを脱着と呼ぶ[2]
吸着する物質を吸着剤、吸着される物質を吸着質と呼ぶ。

● 活用例(活性炭による汚染水の浄化)

2010年12月4日土曜日

ドップラー効果(Doppler Effect)

● 説明
 ドップラー効果(ドップラーこうか)とは、音波光波電波など)の発生源(音源・光源など)と観測者との相対的な速度によって、波の周波数が異なって観測される現象のこと。発生源が近付く場合には波の振動が詰められて周波数が高くなり、逆に遠ざかる場合は振動が伸ばされて低くなる。
例えば、救急車などが通り過ぎる際、近付くときにはサイレンの音が高く聞こえ、遠ざかる時には低く聞こえるのはこの現象によるものである。
音についてのこの現象は古くから知られていたが、オーストリアの物理学者、クリスチャン・ドップラーが速度と周波数の間の数学的な関係式を1842年に見出し、オランダ人の化学者・気象学者であるクリストフ・ボイス・バロットChristophorus Buys-Ballot、1817年10月10日-1890年2月3日)が、1845年オランダユトレヒトで、列車に乗ったトランペット奏者Gの音を吹き続け、それを絶対音感を持った音楽家が聞いて音程が変化する事で証明した。。

● 現象例(通過する救急車のサイレン音の変化)

2010年12月3日金曜日

クーロンの法則(Coulomb's law)

● 説明
 クーロンの法則(クーロンのほうそく、英語:Coulomb's law)とは、荷電粒子間に働く反発し、または引き合うがそれぞれの電荷比例し、距離の2乗に反比例することを示した電磁気学の基本法則。
ヘンリー・キャヴェンディッシュにより1773年に実験的に確かめられ、シャルル・ド・クーロン1785年に法則として再発見した。磁荷に関しても同様の現象が成り立ち、これもクーロンの法則と呼ばれる。一般的にクーロンの法則と言えば、通常前者の荷電粒子間の相互作用を指す。

● 現象例(髪との摩擦で帯電した櫛が紙を引き付ける)

2010年12月2日木曜日

コアンダ効果(Coandă effect)

● 説明
 コアンダ効果(コアンダこうか、Coandă effect)は、 流れの中に物体を置いたときにその物体に沿って流れの向きが変わる粘性の有る流体の性質のこと。ルーマニアの発明家アンリ・コアンダ(Henri Coandă : 1886-1972)がジェット・エンジン機の実験のなかで発見したので、彼の名前にちなむ。

● 現象例(水流がスプーンの曲面に沿って流れる)

2010年12月1日水曜日

圧電効果(Piezoelectric Effect)

●説明
 圧電効果(あつでんこうか piezoelectric effect )とは、圧力(力)を加えると、圧力に比例した分極表面電荷)が現れる現象をいう。また、逆に電界印加すると圧電体自体が変形する現象は逆圧電効果とも言われるが、この現象も含めて圧電効果と呼ぶ場合もある。これらの現象を示す物質は圧電体と呼ばれ、ライターガスコンロの点火、ソナー、スピーカー等に圧電素子として幅広く用いられている。圧電体は誘電体の一種である。
アクチュエータに用いた場合、発生力は比較的大きいが、変位が小さくドリフトが大きい。また、駆動電圧も高い。STMAFMのプローブまたは試料の制御などnmオーダーの高精度な位置決めに用いられることが多い。
●活用例(自動ゲート)