2010年9月21日火曜日

四角スイカの教訓

 四角スイカの話から学べる教訓にはどこでも役立ちそうなものがいくつもありますね。
 そのうちのいくつかを紹介しましょう:

●思い込みは禁物
 問題の要点は、ほとんどの人がいつも丸いスイカに見慣れていたため、四角いスイカはあり得ないと、疑問について考えてみる前にはなから決めつけてしまったことです。あなたが生涯を通じてある決まった方法で行ってきたことは丸いスイカを前提としていて、他のやり方が無いか考えてみるために時間をさくことも多分無かったことでしょう。このような思い込みを打破すれば、物事を行うための新たなより良い方法を常に探し求めることになるので、生活全般をおおいに向上させることができます。

●習慣を疑ってかかる
 上記のような前提に立ち向かう最も良い方法は、自分の習慣を疑ってかかることです。自分が常に行っている方法を疑ってかかれれば、人生の送り方を常に改善していけることが分かります。通常、考え抜かれた習慣を形成するのは良いことですが、私たちの多くは考えることもなく、色々な人や場所から習慣を身につけてきました。習慣を疑ってかかり変えていくのは終わりなきプロセスですが、これにより、現有するものに甘んじることなく、常に自分の人生のあらゆる面をより楽しくするように努めることができます。

●創造的であれ
 問題に直面した場合、解決策を求めるにあたり、創造的でありましょう。このためには、既成概念にとらわれずに物事を考える必要があります。四角スイカの問題を見た人のほとんどは、多分、スイカを四角く成長させるためにどのような遺伝操作を施せばよいかを問われていると思ったでしょうが、それではずっと実現困難な過程になってしまいます。でも、この質問を別の観点から眺めてみると、解決策は極めて単純なものでした。人生のあらゆる側面において創造的であり、物事を色々な方法で眺めてみることにより、多くの問題に対する他の人には見えない解決策を見つけだすことができます。物事を様々な視点から見られれば見られるほど創造的になれるでしょう。

●より良い方法を探す
 四角スイカの問題は単にあることを行うためのより手軽で良い方法を求めたまでです。お店側は、(スイカが場所をとるという)問題を提示し、解決策を求めたのです。まず最初に問いを発しない限り、より良い方法を見つけだすことは不可能です。常日頃行っていることをより良く行う方法が無いか自問し、(現時点ではできないけれども)できたらいいと思うことを書き留めておきましょう。これらは大抵、変えなければならないやり方に対するヒントとなります。「これを行うのにもっと良い方法はないか?」と自問する習慣を身に付けましょう。多くの場合、ありますから...

●不可能なことは少ない
 あることに対して不可能であるという立場で臨むならば、それは間違いなく不可能となるでしょう。一方、あることが可能か否か見極めてみようという立場であれば、試行錯誤の結果、解決策を見いだすことになるでしょう。

 四角スイカから得られた教訓を持ち帰ってあなたの生活のあらゆる領域(仕事、財務、人間関係など)に適用してみましょう。これらを常に適用することにより、生活のあらゆる側面を絶えず改善してゆけることでしょう。

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