2010年10月27日水曜日

TRIZ協会だより Vol.10

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 ●○● TRIZ協会だより Vol.10 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010年10月27日発行━━━

【目次】______________________________

|1|第6回日本TRIZシンポジウムを終えて
|2|どのような方が参加してくださったのか
|3|参加者の方々からの声
|4|ホームページ更新情報

 皆様、こんにちは。
 朝夕と秋らしくなってきた今日この頃、季節の変わり目に体調を崩したりしないようお気をつけください。
 さて、先月9月9日(木)から11日(土)の3日間、第6回日本TRIZシンポジウムが開催され、盛況のうちに閉会しました。参加者の方々からも、とても有意義なシンポジムであったとお声掛けいただき、日本TRIZ協会といたしましても嬉しい限りです。
 そこで、今回のメールマガジンの内容は第6回日本TRIZシンポジウムに焦点を当て、振り返ってみたいと思います。

                              日本TRIZ協会 広報委員会

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●   1.第6回日本TRIZシンポジウムを終えて
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 先月9月9日(木)から11日(土)の3日間、神奈川工科大学(神奈川県厚木市)において第6回日本TRIZシンポジウムが開催されました。
 徐々に景気の上昇が認められるとはいえ、まだまだ予断を許さない経済下である中、昨年度の参加人数(137名)をはるかに上回る165名の参加者が会し、有用な発表に耳を傾け、活発な質疑が投げられ、深い討論が交わされました。
 参加者165名の内訳は、国内119名、韓国41名、その他海外5名となっております。 
 今回は、テーマ講演と各事例といった新しいプログラムへのチャレンジもあり、主題である 「新分野適用と普及拡大を目指して」 に合致した充実の3日間であったと思います。また、発表数は、基調講演2件、チュートリアル1件、テーマ講演5件、オーラル発表21件、ポスター発表11件という内訳で、国内および海外企業の優良な発表を聞くことができました。
 そのなかで、「韓国勢の躍進振り(参加者数を含め)に対し、国内企業の活用事例が少なかった」との感想をいただいたケースも多く、次回以降、国内企業の活用事例が増やせるよう皆様と協力しつつ努力していきたいと思います。
 また、今回が2回目となるグループ討論は2日目の夜に実施され、各々テーマを決めた活発な意見交換が行われました。参加された方々からは、交流の場として大変有意義であったとの声も多く聞かれ、次回以降も趣向を凝らして企画していきたいと思います。

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●   2.どのような方が参加者してくださったか
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 国内参加者 119名 のプロフィールを以下に記します:

1) 年齢: 30歳40歳代が39%、50歳60歳代が57%

  年齢分布は昨年と比べ、大きな変化はありませんでした 

2) 職種: 研究開発が24%と最も多く、設計・生産・知財・管理で31% 

  管理・知材部門の方が増えているようです

3) 立場: 役員8%、部長14%、課長23%、係長17%     

  例年同様、均等にそれぞれの立場の方が参加しています

4) 部門規模: 500人以上が63%と、例年通り大企業(部門)からの参加者多し

  昨年21%だった2000人以上の事業からの参加者が43%と増えています

5) 活用経験: 5年以上39%、3~4年22%と、経験豊富な方々の比率が高い

  なお、これから始めよう という参加者が昨年の13%から35%へ増えています

6) 参加回数: 初めてという参加者は31%

  繰り返し来ていただいている参加者が多い

7) 関わり方: 活用23%、推進27%、教育15%

  それぞれ違った立場の方々が集まっています

8) 開催情報: 協会HPから45%、その他HPから10%、社内外から26%

  協会HPからの情報が大きなウェイトを占めています

9) 満足度: 参加者の76%に満足と答えていただけました

 いただいたアンケート結果の詳細は近々、協会のホームページに掲示いたしますので、そちらをご覧ください: http://www.triz-japan.org/

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●   3.参加者の方々からの声
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”海外事例や技術以外の分野へのTRIZ適用など有意義な情報集めができた”

”初日に初心者でも興味のあるテーマが集まっていて良かった”

”テキスト類のUSBメモリー配布は便利である”

など、シンポジウムに参加したことへの評価として ”良かった” との声が多数あがっており、多くの方に満足いただいているかと思います。

”日本の企業の事例発表がほとんど聞けなかった”

”USBで、プログラム一覧から発表資料に直接リンクがなく、探すのに苦労した”

など、ご意見も多数いただいておりますので、参加された皆様のお声をもとに、来年度以降も一層参加満足度の高いシンポジウムにしていきたいと思います。

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●   4.ホームページ更新情報
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 日本TRIZ協会公式ホームページの更新を随時行っています。

 最新情報は以下のとおりです:

H22/10/19
  第6回日本TRIZシンポジウム2010へご参加ありがとうございました。
       TRIZ協会理事長によるシンポジウム開会挨拶
       第6回TRIZシンポジウム実行委員長からの報告
       第6回日本TRIZシンポジウム全体写真
 を掲載しました。

H22/09/02
   第6回TRIZシンポジウム2010のプログラムを更新しました。

*シンポジウム関連の発表資料に関する今後の掲載予定は以下の通りです:

H22/11/9
 [基調講演]のスライドを公開ページにアップ

H22/12/1
 [テーマ講演][表彰発表(オーラル・ポスター)]のスライドを公開ページにアップ

H23/3/9
 [一般発表のオーラル・ポスター]のスライドを会員専用ページにアップ

 是非ご覧ください → http://www.triz-japan.org/

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