● 説明
X線(エックスせん、
英:
X-ray)は、
物理学では
波長が1
pm - 10
nm程度の
電磁波のこと。
放射線の一種。医学、放射線技術では以下で説明される意味である。
ドイツの
ヴィルヘルム・レントゲンが
1895年11月8日に発見した。このため
レントゲン線と呼ぶこともある。波長のとりうる領域(エネルギーのとりうる領域)が
ガンマ線のそれと一部重なっている。これは、X線とガンマ線との区別が波長ではなく発生機構によるためであり、波長からX線かガンマ線かを割り出すことはできない。
軌道電子の
遷移を起源とするものをX線、
原子核内の
エネルギー準位の遷移を起源とするものをガンマ線と呼ぶ。
呼称の由来は
数学の“未知数”を表す「X」で、これもレントゲンの命名による。
0 件のコメント:
コメントを投稿