・著者 Isak Bukhman、小西 慶久
このプロジェクトの本旨は、アカデミックなレベルでシステム進化発展のためのスペシャリストを養成することです。
TRIZで先頭を切っている企業やコンサルタントは、価値分析および価値工学、根本原因分析(RCA)、故障モード影響解析(FMEA)、ハイブリッド(代替)システム設計、リーン・マニュファクチュアリング、DFSS、品質機能展開(QFD)など、これまでに実績あるシステム開発手法と組み合わせ、完備して調和の取れたシステムとしてTRIZを提供しています。様々な手法が統合されたこのシステムをシステム進化発展のためのイノベーション技術と称しています。今現在、TRIZをベースとしたシステム進化発展のためのイノベーション技術は、ごく少数の技術者や科学者にとっての専門性にしかなっていません。個人の経験の積み重ねを超えてこのような専門家を養成するシステムについて説明されたことも未だかつてありません。世界的に見ても、推奨コースや推奨講義(最大で4単位)としてTRIZを取り入れている大学は40校ほどしかありません。自社の開発計画を通じてTRIZ専門家を養成し、プロジェクト開発や問題解決にTRIZを適用する機会を与えてトレーニングを行っている企業も数えるほどしかないのが現状です。
将来的には、システム進化発展のためのイノベーション技術を機械工学や電気・電子工学などの専攻と同様にアカデミックな専攻にすることを目指します。
http://www.aitriz.org/index.php?option=com_content&task=view&id=524&Itemid=179
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