2012年12月24日月曜日

非対称原理


●発明原理4 ‐ 非対称
物体の対称な形を非対称に変更する
物体が非対称である場合には非対称性の度合いを高める

:  チップの非対称形マウント

問題: リードフレームの中心に対して対称形となるようにチップをマウントすると、接地リードに対するインダクタンスが大きくなり、スイッチの遅延が増大してしまう。

発明原理の適用:  チップのマウント位置をずらして非対称形にすると、接地リードの長さが他のリードよりも短くなります。その結果、接地リードのインダクタンスが小さくなり、スイッチの遅延が減少します
チップの非対称的マウント(右図)により接地リードのインダクタンスとスイッチ遅延を低減


出典: TRIZ Technology for Innovation ( http://www.trizsolution.com/ )

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