2013年3月28日木曜日

共有コードセグメント


●ITヒント8 ‐ 相殺
好ましくない作用を相殺するために、反対の作用を有する別のものを組み合わせてみる
好ましくない作用を相殺するために、環境と相互作用するようにしてみる

: 共有コードセグメント
 多重プロセスのプログラムにおいて、同じコードセグメント(実行プログラムのマシンコード命令が含まれるメモリ領域)をプロセス毎に個別に用意したのではメモリを無駄にしかねない。
 これらのコードセグメントを一つにまとめた共有コードセグメントを用意し、メモリ上でこの内容を書き換えることなく複数のプロセスが共有するようにします。DLL(ダイナミック・リンク・ライブラリ)はこのような共有コードセグメントの典型例です。
冗長なコードセグメントの個別使用(左図)に比べ、メモリ上の一つのコードセグメントの内容を書き換えることなく複数のプロセスが共有する共有コードセグメントを利用することによってメモリ消費を削減(右図)


出典: TRIZ Technology for Innovation ( http://www.trizsolution.com )

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