今回は久しぶりにクラス3「マクロやミクロのレベルへの遷移」に属する標準解法の(再)紹介です:
・標準解法3-2-1 「ミクロのレベルへの遷移」
進化のどの段階にあるシステムの効率もマクロレベルからミクロレベルへ遷移することにより改善できます: システムまたはその一部をある物質に置き換え、この物質をある場と作用させることにより必要な機能を提供します。
物質には結晶格子、分子、イオン、原子、基本粒子、場など多数のミクロレベルの状態があるので、問題解決に際しては、様々なミクロレベルへの遷移はもちろんのこと、あるミクロレベルからもっとミクロなレベルへの遷移も選択肢に入れて考えましょう。
●例「ブラインド」
ブラインドを使って、窓を開閉することなく、羽根板の角度を調整して部屋の中に差し込む光を部分的にさえぎることができます(下図)。でも、これにともなって外の景色が部分的に見えなくなってしまうのはとちょっと寂しいですね。
眺めをさえぎられることなく部屋の中に差し込む光を調整するにはどうすればよいでしょうか?
ブラインド
・解決策:
個々の羽根板によって隠される部分が大きいために一部見えなくなってしまうので、個々に隠される部分を小さくして眺めがさえぎられないようにしてしまいましょう。羽根板は光をさえぎるという機能をマクロレベルで提供しているので、この機能をミクロレベルで提供する物質を探せばよいわけです。電圧をかけると変色してくれる物質があるので、これを使うことにしましょう。活性ポリマー層としてガラスの間に挟み込んで窓と一体化すればすっきりしますね(下図)。
お掃除が楽なのもうれしいですね。
Copyright notes
This book has been developed in the frame of the TETRIS project funded by the European Commission—Leonardo da Vinci Programme.
The partners of the project consortium are:
AREA Science Park (Italy) www.area.trieste.it (project coordinator)
ACC Austria Gmbh (Austria) www.the-acc-group.com
European Institute for Energy Research - EIfER (Germany) www.eifer.uni-karlsruhe.de
Fachhochschule Kärnten (Austria) www.fh-kaernten.at
Harry Flosser Studios (Germany) www.harryflosser.com
Higher Technical College Wolfsberg (Austria) www.htl-wolfsberg.at
Jelgava 1. Gymnasium (Latvia) www.1gim.jelgava.lv
Siemens AG, Sector Industry, Industrial Automation and Drive Technology (Germany) w1.siemens.com/entry/cc/en/
STENUM Environmental Consultancy and Research Company Ltd (Austria) www.stenum.at
Technical Institute for Industry “Arturo Malignani” (Italy) www.malignani.ud.it
The educational center for adults of Jelgava (Latvia) www.jrpic.lv
University of Florence (Italy) www.dmti.unifi.it
2010年2月24日水曜日
2010年2月23日火曜日
可動式シャッター
今回は、前々回のクラス2「システムの進化」に属する標準解法2-2-4の発展形を別の例で見てみましょう。前々回の例はすでに柔軟な傘を更に柔軟にするという内容でしたが、今回は「システムの柔軟性の向上」で最初に取り上げたシャッターを更に柔軟にしてみましょう。
(柔軟な)物質-場システムの可動性を向上(すなわち、自由度を増大)させて、より柔軟で素早く変化するシステムへ遷移させることにより、(柔軟な)物質-場システムの効率を改善することができます。
●例「可動式シャッター」
日差しの強さや太陽の高さに応じて羽根板の角度を調整できる可動式シャッターを使って部屋の中に差し込む光をちょうど良い強さに保つことができます(下図)。でも、左右それぞれの羽根板の角度を調整したり、シャッターを全開閉する前後で窓を開け閉めしたりするのは面倒です。
部屋の中に差し込む光の調整やシャッターの全開閉をできるだけ楽に行うにはどうすればよいでしょうか?
可動式シャッター
・解決策:
この状況の物質-場モデルは、下図上部のように、太陽光(S1)、可動式シャッター(S2)およびこれらの間に作用する電磁的場として表わすことができます。シャッターを用いて、電磁的場により太陽光が部屋の中に差し込まないようにします。標準解法2-2-4' を適用して、シャッターの柔軟性を向上させたいところです。
でも、どうすれば柔軟性を向上させることができるでしょうか?
羽根板の角度だけでなく間隔も変えられるようにすると良さそうですね(下図下部)。
(柔軟な)システムの効率を改善するためには自由度を加えます。羽根板を等間隔で枠に固定するかわりに紐でつなぎ合わせば、下端を上下させるだけで、調整する窓の範囲を変えることができます(下図)。
ベネチアンブラインド
ブラインドを窓の内側につければ、操作時に窓を開閉しなくても済みますね。
Copyright notes
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・標準解法2-2-4' 「(柔軟な)システムの柔軟性の向上」
(柔軟な)物質-場システムの可動性を向上(すなわち、自由度を増大)させて、より柔軟で素早く変化するシステムへ遷移させることにより、(柔軟な)物質-場システムの効率を改善することができます。
標準解法2-2-4' (柔軟な)システムの柔軟性の向上
●例「可動式シャッター」
日差しの強さや太陽の高さに応じて羽根板の角度を調整できる可動式シャッターを使って部屋の中に差し込む光をちょうど良い強さに保つことができます(下図)。でも、左右それぞれの羽根板の角度を調整したり、シャッターを全開閉する前後で窓を開け閉めしたりするのは面倒です。
部屋の中に差し込む光の調整やシャッターの全開閉をできるだけ楽に行うにはどうすればよいでしょうか?
可動式シャッター
・解決策:
この状況の物質-場モデルは、下図上部のように、太陽光(S1)、可動式シャッター(S2)およびこれらの間に作用する電磁的場として表わすことができます。シャッターを用いて、電磁的場により太陽光が部屋の中に差し込まないようにします。標準解法2-2-4' を適用して、シャッターの柔軟性を向上させたいところです。
でも、どうすれば柔軟性を向上させることができるでしょうか?
羽根板の角度だけでなく間隔も変えられるようにすると良さそうですね(下図下部)。
シャッター(S2)に標準解法2-2-4' を適用した例
(柔軟な)システムの効率を改善するためには自由度を加えます。羽根板を等間隔で枠に固定するかわりに紐でつなぎ合わせば、下端を上下させるだけで、調整する窓の範囲を変えることができます(下図)。
ベネチアンブラインド
ブラインドを窓の内側につければ、操作時に窓を開閉しなくても済みますね。
Copyright notes
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2010年2月22日月曜日
TRIZ協会だより Vol.5
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●○● TRIZ協会だより Vol.5 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010年2月22日発行━━━
【目次】______________________________
|1|第6回日本TRIZシンポジウムの進捗
|2|基調講演者の紹介
|3|新しい企画とお伺い事項
|4|ホームページ更新情報
|5|協会からのお知らせ
|6|おわりに
皆様、こんにちは。
2010年も明け早くも2月を終えようかといったところ、
事業年度末を迎える企業も多く、多忙な毎日をお過ごしのことと
思います。まだまだ、寒さも和らぎませんので体調を崩したりしないよう
お気をつけ下さいませ。
2010年度最初のTRIZ協会だよりは、第6回TRIZシンポジウム開催にむけ
発表者の公募も始まったことをお知らせし、最新情報を織り交ぜながら
お送りしたいと思います。
日本TRIZ協会 広報委員会
------------------------------------------------------------------
● 1.第6回日本TRIZシンポジウムの進捗
○●
------------------------------------------------------------------
2010年9月9日(木)~9月11日(土) 3日間開催の日程で計画している
第6回日本TRIZシンポジウムは、2/22(月)いよいよ発表者の公募を始めました。
TRIZ協会ホームページ上で案内を開始いたしましたので奮ってご応募ください。
また、プログラム内容も今まで以上に出席者の満足度が得られますよう
運営委員会で趣向を凝らしている最中でございます。
TRIZの活用用途別のプログラム編成?TRIZ習得レベルに応じたプログラム編成?
などなど本年度は日本TRIZ協会としましてもチャレンジの年にしたいと思っています。
乞うご期待!
-----------------------------------------------------------------
● 2.基調講演者の紹介
○●
------------------------------------------------------------------
第6回日本TRIZシンポジウムにおける基調講演者が決定しましたので
各人の紹介をさせていただきます。
(1) Nikolai Khomenko (ニコライ・ホーメンコ) 氏 (カナダ)
TRIZマスター。
現在、カナダ在住で、欧州を中心に世界各地でOTSM-TRIZコンサルタントして活躍。
ベラルーシの出身、電気工学を学び、1980年にアルトシュラーの1ヶ月TRIZセミナー
に参加。その後、1985年からアルトシュラーの指導のもとにOTSM
(「強い思考の一般理論」) を研究しています。
同氏はまた永年、子どものためのTRIZベースの創造性教育のプロジェクト
(「ジョナサン・リビングストン プロジェクト」) を指導しており、沢山の教育者を要請し、
アニメ教材なども作っています。この面でも世界のリーダです。
テーマ: 「OTSMの全体像」 (仮題)
OTSMは、アルトシュラーが1975年に
クラシカルTRIZをさらに一般化・汎用化することを目指して研究を開始したものだ
といい、1985年以降Khomenko氏が継承・発展させているものです。クラシカルTRIZ
を全面的に改良することを指向し、技術分野に限らず、社会やビジネスを含めた
広範な分野で、大規模で複雑な問題をも扱えるように発展させてきています。
今回の基調講演では、OTSMの全体像、特にその基本的な考え方と大規模問題
への応用のしかたについて、話していただくことにしました。
(2) Mahmoud Karimi (マーモウド・カリミ) 氏 (イラン)
イラン革新・技術研究所の副所長。
(Iranian Institute of Innovation & Technological Studies (IIITS))
ETRIAのイラン委員。
Google検索で、「TRIZ」のキーワードでの検索が世界中で一番多い国が
実はイランだといいます。イランでは、TRIZの社会的認知が非常に進んでおり、
それを引っ張ってきた一人が、この若いリーダ Karimi氏です。
テーマ: 「イランにおけるTRIZの社会普及活動」 (仮題)
イランでのTRIZの導入は、1998年に大学のQFD研究グループが着目したことから
始まったといいます。2001年にIIITS研究所が非営利の民間研究所として設立
されました。世界のTRIZ指導者を招いてセミナーを行い、徐々にその考え方と
問題解決技法を習得していきます。2007年にはPSST (問題解決の戦略と技法)
国際会議を開き、1000人近くが参加したとのことです。テレビやラジオなどの
マスメディアを活用していることが特徴で、テレビ教材を作るとともに、イラン国営の
教育テレビの朝・夕の30分の番組で何回かTRIZをテーマに放送しています。
今回の基調講演では、イランでどのようにしてTRIZの社会的認知度を高めて
いったのか、について話していただくことにしました。Karimi氏は、いろいろな映像を
使って、ドキュメンタリのような形で発表したいと意欲的に考えてくれています。
------------------------------------------------------------------
● 3.新しい企画とお伺い事項
○●
------------------------------------------------------------------
上述基調講演者のお二人ですが、来日いただく貴重な機会でありますので、
シンポジウム開催予定日の前後、具体的には2010年9月8日(水)または9月13日(月)
あたりでセミナー等何らかの企画を行いたいと考えています。
(a) 「学校における (TRIZベースの) 創造性教育」セミナー:
Nikolai Khomenko氏、Mahmoud Karimi氏、他を招いて。
学校 (小学校~大学) 教育の関係者 (まだTRIZをよく知らない人たちも)
を多く招いて、TRIZベースの創造性教育を紹介、議論する。
(b)「OTSM をより深く知る」セミナー:
Nikolai Khomenko 氏を講師に、TRIZ経験者向け。
素案としては以上の二つが上がっております。
それぞれ、シンポジウムとは切り離した企画として、TRIZ協会内の有志メンバで
検討していきたいと考えております。
本企画に関しまして、ご意見ご要望をいただけますと幸いです。
出席したい・・・是非開催すべきだ・・・このような内容では出来ないか・・・
などなど このアドレス info@triz-japan.org に意見をお寄せくださいませ。
------------------------------------------------------------------
● 4.ホームページ更新情報
○●
------------------------------------------------------------------
日本TRIZ協会公式ホームページの更新を随時行っています。
最新情報は以下のようになっております。
・H22/2/22 「第6回TRIZシンポジウム 発表公募」を開始
TRIZ協会の分科会の”研究会活動”報告と
研究分科会への参加申込みの案内
・H22/3/10予定 「第5回TRIZシンポジウム 一般発表」のスライドを
会員ページへ公開予定
是非ともご覧ください。 → http://www.triz-japan.org/
------------------------------------------------------------------
● 5.協会からのお知らせ
○●
------------------------------------------------------------------
日本TRIZ協会では、来年度開催予定の第6回日本TRIZシンポジウムに向けて
発表募集の公募が始まりました。
これからより良いシンポジウムに向け創り上げていくわけですが、
なにぶんにも人手が足りません。
日本TRIZシンポジウムの一層の充実を図るためにも皆様のご協力が
必要になってまいります。
協会HPや本メルマガにて「協力の募集」をかけて参りますので、何卒ご一考頂き、
積極的な参加をいただけましたら幸いです。
また、協会HPの追加情報作成や更新に人手が足りません。
より早い情報提供を心がけたいのですが、作業がおぼつかない状況です。
我こそはと思われる方がいらっしゃいましたら奮ってご参加くださいませ。
こちらへご一報いただけますとありがたく → info@triz-japan.org
------------------------------------------------------------------
● 6.おわりに
○●
------------------------------------------------------------------
”TRIZ協会だより”第5号をお読みいただき、誠にありがとうございました。
今後も、会員の皆様にとって有意義な情報が提供できますよう
知恵を絞って進めてまいります。
「こんな情報がほしい」
「協会の活動のここが知りたい」 などなど
皆様からのご意見をいただけますと大変ありがたく思います。
会員皆様との交流の場として、このメールマガシンが発展していくことを
願っています。
次回の”TRIZ協会だより”は2010年4月を予定しております。
***********************************************************
●このメールマガジンに関するお問合せ先
info@triz-japan.org
__________________________________________________________________
●発行・編集・送信
NPO法人 日本TRIZ協会 広報委員会
http://www.triz-japan.org/
〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-5-7 秋葉原イーストビル4F
電話:03-5809-2413 FAX:03-5809-2412
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●○● TRIZ協会だより Vol.5 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010年2月22日発行━━━
【目次】______________________________
|1|第6回日本TRIZシンポジウムの進捗
|2|基調講演者の紹介
|3|新しい企画とお伺い事項
|4|ホームページ更新情報
|5|協会からのお知らせ
|6|おわりに
皆様、こんにちは。
2010年も明け早くも2月を終えようかといったところ、
事業年度末を迎える企業も多く、多忙な毎日をお過ごしのことと
思います。まだまだ、寒さも和らぎませんので体調を崩したりしないよう
お気をつけ下さいませ。
2010年度最初のTRIZ協会だよりは、第6回TRIZシンポジウム開催にむけ
発表者の公募も始まったことをお知らせし、最新情報を織り交ぜながら
お送りしたいと思います。
日本TRIZ協会 広報委員会
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● 1.第6回日本TRIZシンポジウムの進捗
○●
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2010年9月9日(木)~9月11日(土) 3日間開催の日程で計画している
第6回日本TRIZシンポジウムは、2/22(月)いよいよ発表者の公募を始めました。
TRIZ協会ホームページ上で案内を開始いたしましたので奮ってご応募ください。
また、プログラム内容も今まで以上に出席者の満足度が得られますよう
運営委員会で趣向を凝らしている最中でございます。
TRIZの活用用途別のプログラム編成?TRIZ習得レベルに応じたプログラム編成?
などなど本年度は日本TRIZ協会としましてもチャレンジの年にしたいと思っています。
乞うご期待!
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● 2.基調講演者の紹介
○●
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第6回日本TRIZシンポジウムにおける基調講演者が決定しましたので
各人の紹介をさせていただきます。
(1) Nikolai Khomenko (ニコライ・ホーメンコ) 氏 (カナダ)
TRIZマスター。
現在、カナダ在住で、欧州を中心に世界各地でOTSM-TRIZコンサルタントして活躍。
ベラルーシの出身、電気工学を学び、1980年にアルトシュラーの1ヶ月TRIZセミナー
に参加。その後、1985年からアルトシュラーの指導のもとにOTSM
(「強い思考の一般理論」) を研究しています。
同氏はまた永年、子どものためのTRIZベースの創造性教育のプロジェクト
(「ジョナサン・リビングストン プロジェクト」) を指導しており、沢山の教育者を要請し、
アニメ教材なども作っています。この面でも世界のリーダです。
テーマ: 「OTSMの全体像」 (仮題)
OTSMは、アルトシュラーが1975年に
クラシカルTRIZをさらに一般化・汎用化することを目指して研究を開始したものだ
といい、1985年以降Khomenko氏が継承・発展させているものです。クラシカルTRIZ
を全面的に改良することを指向し、技術分野に限らず、社会やビジネスを含めた
広範な分野で、大規模で複雑な問題をも扱えるように発展させてきています。
今回の基調講演では、OTSMの全体像、特にその基本的な考え方と大規模問題
への応用のしかたについて、話していただくことにしました。
(2) Mahmoud Karimi (マーモウド・カリミ) 氏 (イラン)
イラン革新・技術研究所の副所長。
(Iranian Institute of Innovation & Technological Studies (IIITS))
ETRIAのイラン委員。
Google検索で、「TRIZ」のキーワードでの検索が世界中で一番多い国が
実はイランだといいます。イランでは、TRIZの社会的認知が非常に進んでおり、
それを引っ張ってきた一人が、この若いリーダ Karimi氏です。
テーマ: 「イランにおけるTRIZの社会普及活動」 (仮題)
イランでのTRIZの導入は、1998年に大学のQFD研究グループが着目したことから
始まったといいます。2001年にIIITS研究所が非営利の民間研究所として設立
されました。世界のTRIZ指導者を招いてセミナーを行い、徐々にその考え方と
問題解決技法を習得していきます。2007年にはPSST (問題解決の戦略と技法)
国際会議を開き、1000人近くが参加したとのことです。テレビやラジオなどの
マスメディアを活用していることが特徴で、テレビ教材を作るとともに、イラン国営の
教育テレビの朝・夕の30分の番組で何回かTRIZをテーマに放送しています。
今回の基調講演では、イランでどのようにしてTRIZの社会的認知度を高めて
いったのか、について話していただくことにしました。Karimi氏は、いろいろな映像を
使って、ドキュメンタリのような形で発表したいと意欲的に考えてくれています。
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● 3.新しい企画とお伺い事項
○●
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上述基調講演者のお二人ですが、来日いただく貴重な機会でありますので、
シンポジウム開催予定日の前後、具体的には2010年9月8日(水)または9月13日(月)
あたりでセミナー等何らかの企画を行いたいと考えています。
(a) 「学校における (TRIZベースの) 創造性教育」セミナー:
Nikolai Khomenko氏、Mahmoud Karimi氏、他を招いて。
学校 (小学校~大学) 教育の関係者 (まだTRIZをよく知らない人たちも)
を多く招いて、TRIZベースの創造性教育を紹介、議論する。
(b)「OTSM をより深く知る」セミナー:
Nikolai Khomenko 氏を講師に、TRIZ経験者向け。
素案としては以上の二つが上がっております。
それぞれ、シンポジウムとは切り離した企画として、TRIZ協会内の有志メンバで
検討していきたいと考えております。
本企画に関しまして、ご意見ご要望をいただけますと幸いです。
出席したい・・・是非開催すべきだ・・・このような内容では出来ないか・・・
などなど このアドレス info@triz-japan.org に意見をお寄せくださいませ。
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● 4.ホームページ更新情報
○●
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日本TRIZ協会公式ホームページの更新を随時行っています。
最新情報は以下のようになっております。
・H22/2/22 「第6回TRIZシンポジウム 発表公募」を開始
TRIZ協会の分科会の”研究会活動”報告と
研究分科会への参加申込みの案内
・H22/3/10予定 「第5回TRIZシンポジウム 一般発表」のスライドを
会員ページへ公開予定
是非ともご覧ください。 → http://www.triz-japan.org/
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● 5.協会からのお知らせ
○●
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日本TRIZ協会では、来年度開催予定の第6回日本TRIZシンポジウムに向けて
発表募集の公募が始まりました。
これからより良いシンポジウムに向け創り上げていくわけですが、
なにぶんにも人手が足りません。
日本TRIZシンポジウムの一層の充実を図るためにも皆様のご協力が
必要になってまいります。
協会HPや本メルマガにて「協力の募集」をかけて参りますので、何卒ご一考頂き、
積極的な参加をいただけましたら幸いです。
また、協会HPの追加情報作成や更新に人手が足りません。
より早い情報提供を心がけたいのですが、作業がおぼつかない状況です。
我こそはと思われる方がいらっしゃいましたら奮ってご参加くださいませ。
こちらへご一報いただけますとありがたく → info@triz-japan.org
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● 6.おわりに
○●
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”TRIZ協会だより”第5号をお読みいただき、誠にありがとうございました。
今後も、会員の皆様にとって有意義な情報が提供できますよう
知恵を絞って進めてまいります。
「こんな情報がほしい」
「協会の活動のここが知りたい」 などなど
皆様からのご意見をいただけますと大変ありがたく思います。
会員皆様との交流の場として、このメールマガシンが発展していくことを
願っています。
次回の”TRIZ協会だより”は2010年4月を予定しております。
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●このメールマガジンに関するお問合せ先
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NPO法人 日本TRIZ協会 広報委員会
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〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-5-7 秋葉原イーストビル4F
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2010年2月21日日曜日
折りたたみ傘
今回は、前回のクラス2「システムの進化」に属する標準解法2-2-4を少し発展させてみましょう。前回の例は傘の固定部分を可動化するという内容でしたが、今回はすでに柔軟なものを更に柔軟にしようという方法です:
・標準解法2-2-4' 「(柔軟な)システムの柔軟性の向上」
(柔軟な)物質-場システムの可動性を向上(すなわち、自由度を増大)させて、より柔軟で素早く変化するシステムへ遷移させることにより、(柔軟な)物質-場システムの効率を改善することができます。
●例「折りたたみ傘」
折りたたみ傘の構造を眺めてみると、入れ子になった内側の中棒に複数の元親骨が結合されていて、これらに先親骨が先だぼで結合されています(下図)。折りたたむと大きめの鞄には納まってくれますが、ハンドバッグやポケットからははみ出してしまいます。
ハンドバッグやポケットにも納まるようにするにはどうすればよいでしょうか?

折りたたみ傘の
構造とパーツ
http://nakaya-kasa.com/cgi-bin/umbrella/site.cgi?u=0.20
・解決策:
この状況の物質-場モデルは、下図上部のように、人(S1)、折りたたみ傘(S2)およびこれらの間に作用する機械的場として表わすことができます。折りたたみ傘を用いて、機械的場により雨滴が人に当たらないようにしています。標準解法2-2-4' を適用して、折りたたみ傘の柔軟性を向上させることになります。でも、どうすれば柔軟性を向上させることができるでしょうか?
傘の中棒や親骨を3つに分けると良さそうですね(下図下部)。
(柔軟な)システムの効率を改善するためには自由度を加えます。元親骨と先親骨を短くして受け骨を加え、中棒を大管、中管、小管に分けてそれぞれの骨と管の長さを揃えた3段式の傘にすれば、折りたたんだ時に更に小さくまとまってくれますね(下図)。
Copyright notes
This book has been developed in the frame of the TETRIS project funded by the European Commission—Leonardo da Vinci Programme.
The partners of the project consortium are:
AREA Science Park (Italy) www.area.trieste.it (project coordinator)
ACC Austria Gmbh (Austria) www.the-acc-group.com
European Institute for Energy Research - EIfER (Germany) www.eifer.uni-karlsruhe.de
Fachhochschule Kärnten (Austria) www.fh-kaernten.at
Harry Flosser Studios (Germany) www.harryflosser.com
Higher Technical College Wolfsberg (Austria) www.htl-wolfsberg.at
Jelgava 1. Gymnasium (Latvia) www.1gim.jelgava.lv
Siemens AG, Sector Industry, Industrial Automation and Drive Technology (Germany) w1.siemens.com/entry/cc/en/
STENUM Environmental Consultancy and Research Company Ltd (Austria) www.stenum.at
Technical Institute for Industry “Arturo Malignani” (Italy) www.malignani.ud.it
The educational center for adults of Jelgava (Latvia) www.jrpic.lv
University of Florence (Italy) www.dmti.unifi.it
・標準解法2-2-4' 「(柔軟な)システムの柔軟性の向上」
(柔軟な)物質-場システムの可動性を向上(すなわち、自由度を増大)させて、より柔軟で素早く変化するシステムへ遷移させることにより、(柔軟な)物質-場システムの効率を改善することができます。
標準解法2-2-4' (柔軟な)システムの柔軟性の向上
●例「折りたたみ傘」
折りたたみ傘の構造を眺めてみると、入れ子になった内側の中棒に複数の元親骨が結合されていて、これらに先親骨が先だぼで結合されています(下図)。折りたたむと大きめの鞄には納まってくれますが、ハンドバッグやポケットからははみ出してしまいます。
ハンドバッグやポケットにも納まるようにするにはどうすればよいでしょうか?

折りたたみ傘の
構造とパーツ
http://nakaya-kasa.com/cgi-bin/umbrella/site.cgi?u=0.20
・解決策:
この状況の物質-場モデルは、下図上部のように、人(S1)、折りたたみ傘(S2)およびこれらの間に作用する機械的場として表わすことができます。折りたたみ傘を用いて、機械的場により雨滴が人に当たらないようにしています。標準解法2-2-4' を適用して、折りたたみ傘の柔軟性を向上させることになります。でも、どうすれば柔軟性を向上させることができるでしょうか?
傘の中棒や親骨を3つに分けると良さそうですね(下図下部)。
折りたたみ傘(S2)に標準解法2-2-4' を適用した例
(柔軟な)システムの効率を改善するためには自由度を加えます。元親骨と先親骨を短くして受け骨を加え、中棒を大管、中管、小管に分けてそれぞれの骨と管の長さを揃えた3段式の傘にすれば、折りたたんだ時に更に小さくまとまってくれますね(下図)。
3段式
折りたたみ傘の
折りたたみ傘の
構造とパーツ
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Fachhochschule Kärnten (Austria) www.fh-kaernten.at
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Higher Technical College Wolfsberg (Austria) www.htl-wolfsberg.at
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STENUM Environmental Consultancy and Research Company Ltd (Austria) www.stenum.at
Technical Institute for Industry “Arturo Malignani” (Italy) www.malignani.ud.it
The educational center for adults of Jelgava (Latvia) www.jrpic.lv
University of Florence (Italy) www.dmti.unifi.it
2010年2月20日土曜日
長傘
前回に引き続き、今回もクラス2「システムの進化」に属する標準解法の(再)紹介です:
・標準解法2-2-4 「システムの柔軟性の向上」
物質-場システムの可動性を向上(すなわち、自由度を増大)させて、より柔軟で素早く変化するシステムへ遷移させることにより、物質-場システムの効率を改善することができます。

●例「長傘」
傘の構造を眺めてみると、長い中棒に複数の親骨が結合されていて、これらで雨滴を通さない生地をピンと支えています(下図)。傘を開いた時の表面積を広くしたほうが人が濡れにくくはなるのですが、そうすると傘を閉じた時にかさばってしまいます。
できるだけかさばらないようにするにはどうすればよいでしょうか?
一般的な傘の
構造とパーツ
http://nakaya-kasa.com/cgi-bin/umbrella/site.cgi?u=0.16
・解決策:
この状況の物質-場モデルは、左下図のように、人(S1)、傘(S2)およびこれらの間に作用する機械的場として表わすことができます。傘を用いて、機械的場により雨滴が人に当たらないようにしています。標準解法2-2-4を適用して、傘の柔軟性を向上させることになります。でも、どうすれば柔軟性を向上させることができるでしょうか?
傘の中棒や親骨を動かせるようにすると良さそうですね(右下図)。
固定のものを可動化すためには自由度を加えます。固定の親骨を元親骨と先親骨に分け、これらを先だぼ(大だぼ)で結合して可動化すれば、折りたたんだ時に小さくまとまってくれますね。中棒に対しても同様のコンセプトを適用できます(下図)。
中棒には「入れ子原理」を使っています。同じ可動化であっても、場所や構造によって異なる方式が用いられている点など興味深いですね。
Copyright notes
This book has been developed in the frame of the TETRIS project funded by the European Commission—Leonardo da Vinci Programme.
The partners of the project consortium are:
AREA Science Park (Italy) www.area.trieste.it (project coordinator)
ACC Austria Gmbh (Austria) www.the-acc-group.com
European Institute for Energy Research - EIfER (Germany) www.eifer.uni-karlsruhe.de
Fachhochschule Kärnten (Austria) www.fh-kaernten.at
Harry Flosser Studios (Germany) www.harryflosser.com
Higher Technical College Wolfsberg (Austria) www.htl-wolfsberg.at
Jelgava 1. Gymnasium (Latvia) www.1gim.jelgava.lv
Siemens AG, Sector Industry, Industrial Automation and Drive Technology (Germany) w1.siemens.com/entry/cc/en/
STENUM Environmental Consultancy and Research Company Ltd (Austria) www.stenum.at
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・標準解法2-2-4 「システムの柔軟性の向上」
物質-場システムの可動性を向上(すなわち、自由度を増大)させて、より柔軟で素早く変化するシステムへ遷移させることにより、物質-場システムの効率を改善することができます。

標準解法2-2-4 システムの柔軟性の向上
●例「長傘」
傘の構造を眺めてみると、長い中棒に複数の親骨が結合されていて、これらで雨滴を通さない生地をピンと支えています(下図)。傘を開いた時の表面積を広くしたほうが人が濡れにくくはなるのですが、そうすると傘を閉じた時にかさばってしまいます。
できるだけかさばらないようにするにはどうすればよいでしょうか?
一般的な傘の
構造とパーツ
http://nakaya-kasa.com/cgi-bin/umbrella/site.cgi?u=0.16
・解決策:
この状況の物質-場モデルは、左下図のように、人(S1)、傘(S2)およびこれらの間に作用する機械的場として表わすことができます。傘を用いて、機械的場により雨滴が人に当たらないようにしています。標準解法2-2-4を適用して、傘の柔軟性を向上させることになります。でも、どうすれば柔軟性を向上させることができるでしょうか?
傘の中棒や親骨を動かせるようにすると良さそうですね(右下図)。
傘(S2)に標準解法2-2-4を適用した例
固定のものを可動化すためには自由度を加えます。固定の親骨を元親骨と先親骨に分け、これらを先だぼ(大だぼ)で結合して可動化すれば、折りたたんだ時に小さくまとまってくれますね。中棒に対しても同様のコンセプトを適用できます(下図)。
折りたたみ傘の構造とパーツ
中棒には「入れ子原理」を使っています。同じ可動化であっても、場所や構造によって異なる方式が用いられている点など興味深いですね。
Copyright notes
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2010年2月19日金曜日
傘
ほぼひと月ぶりにクラス2「システムの進化」に属する標準解法2-1-1の(再)紹介です:
・標準解法2-1-1 「連鎖物質-場システムの合成」
連鎖物質-場システムは、少なくともひとつの物質が二つの異なる場を生成してその影響を受ける複合システムです。
物質-場作用の一部を独立に制御可能な物質-場に変えて連鎖物質-場システムを形成することにより、物質-場システムの効率を改善することができます。
標準解法2-1-1: 連鎖物質-場システムの合成
●例「傘」
雨なので傘をさそうという時、荷物を持っていると開くのに苦労しますよね(下図)。
どうすれば傘を楽に開くことができるでしょうか?
http://www.flickr.com/photos/arag/2663730566/
・解決策:
この状況の物質-場モデルは、左下図のように、傘(S1)、手(S2)およびこれらの間に作用する機械的場として表わすことができます。機械的場を用いて手で傘を開きます。この機能自体は有用なのですが、充分とは言えません。標準解法2-1-1を適用してこの状況を改善するためには、傘または手を新たな独立した物質-場モデルに変えることになります。人間の手を変えるのは難しいでしょうから、傘のほうをに変えることにしましょう。そのために、新たな物質(S3)と傘に働く場を加えてみます。新たな物質の例としては、機械的場を用いて傘を開くバネなどが考えられます(右下図)。
傘(S1)の効率改善に標準解法2-1-1を適用した例
バネの弾性を利用すれば開く構造が実現できますね(下図)。傘を開く時にバネも一緒に上にあがり、閉じる時にはバネが縮みます。このバネが伸びる力で傘を押し広げてくれます。
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・標準解法2-1-1 「連鎖物質-場システムの合成」
連鎖物質-場システムは、少なくともひとつの物質が二つの異なる場を生成してその影響を受ける複合システムです。
物質-場作用の一部を独立に制御可能な物質-場に変えて連鎖物質-場システムを形成することにより、物質-場システムの効率を改善することができます。
標準解法2-1-1: 連鎖物質-場システムの合成
●例「傘」
雨なので傘をさそうという時、荷物を持っていると開くのに苦労しますよね(下図)。
どうすれば傘を楽に開くことができるでしょうか?
http://www.flickr.com/photos/arag/2663730566/
・解決策:
この状況の物質-場モデルは、左下図のように、傘(S1)、手(S2)およびこれらの間に作用する機械的場として表わすことができます。機械的場を用いて手で傘を開きます。この機能自体は有用なのですが、充分とは言えません。標準解法2-1-1を適用してこの状況を改善するためには、傘または手を新たな独立した物質-場モデルに変えることになります。人間の手を変えるのは難しいでしょうから、傘のほうをに変えることにしましょう。そのために、新たな物質(S3)と傘に働く場を加えてみます。新たな物質の例としては、機械的場を用いて傘を開くバネなどが考えられます(右下図)。
傘(S1)の効率改善に標準解法2-1-1を適用した例
バネの弾性を利用すれば開く構造が実現できますね(下図)。傘を開く時にバネも一緒に上にあがり、閉じる時にはバネが縮みます。このバネが伸びる力で傘を押し広げてくれます。
特開2009-125278(P2009-125278A) より引用
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2010年2月18日木曜日
電気自動車
前回に引き続き、クラス3「マクロやミクロのレベルへの遷移」に属する標準解法の紹介です:
・標準解法3-2-1 「ミクロのレベルへの遷移」
進化のどの段階にあるシステムの効率もマクロレベルからミクロレベルへ遷移することにより改善できます: システムまたはその一部をある物質に置き換え、この物質をある場と作用させることにより必要な機能を提供します。
物質には結晶格子、分子、イオン、原子、基本粒子、場など多数のミクロレベルの状態があるので、問題解決に際しては、様々なミクロレベルへの遷移はもちろんのこと、あるミクロレベルからもっとミクロなレベルへの遷移も選択肢に入れて考えましょう。
●例「電気自動車」
電気自動車が動くためには畜電池からエネルギーを供給してもらう必要がありますね。電気をモーターに供給していると電池内の蓄えが次第に減ってゆき、いずれ、電気自動車ステーションで充電しなければならなくなります(下図)。でも、電気自動車ステーションが無い地域もあります。
電気自動車ステーションに頼らないためにはどうすればよいでしょうか?
http://energy.cleartheair.org.hk/2009/11/02/10-electric-cars-vs-electric-cars-in-families/
・解決策:
電気自動車ステーションを車内に作ってしまいましょう。電気自動車ステーションは電気を供給するという機能をマクロレベルで提供しているので、この機能をミクロレベルで提供する物質を探せばよいわけです。光に当たると発電してくれる物質をアインシュタインが見つけてくれているので、これを使うことにしましょう。太陽電池としてルーフに取り付ければ邪魔にもなりませんね(下図)。

ボンネットにも取り付けたほうが発電量を増やせそうですね。
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・標準解法3-2-1 「ミクロのレベルへの遷移」
進化のどの段階にあるシステムの効率もマクロレベルからミクロレベルへ遷移することにより改善できます: システムまたはその一部をある物質に置き換え、この物質をある場と作用させることにより必要な機能を提供します。
物質には結晶格子、分子、イオン、原子、基本粒子、場など多数のミクロレベルの状態があるので、問題解決に際しては、様々なミクロレベルへの遷移はもちろんのこと、あるミクロレベルからもっとミクロなレベルへの遷移も選択肢に入れて考えましょう。
●例「電気自動車」
電気自動車が動くためには畜電池からエネルギーを供給してもらう必要がありますね。電気をモーターに供給していると電池内の蓄えが次第に減ってゆき、いずれ、電気自動車ステーションで充電しなければならなくなります(下図)。でも、電気自動車ステーションが無い地域もあります。
電気自動車ステーションに頼らないためにはどうすればよいでしょうか?
http://energy.cleartheair.org.hk/2009/11/02/10-electric-cars-vs-electric-cars-in-families/
・解決策:
電気自動車ステーションを車内に作ってしまいましょう。電気自動車ステーションは電気を供給するという機能をマクロレベルで提供しているので、この機能をミクロレベルで提供する物質を探せばよいわけです。光に当たると発電してくれる物質をアインシュタインが見つけてくれているので、これを使うことにしましょう。太陽電池としてルーフに取り付ければ邪魔にもなりませんね(下図)。

ボンネットにも取り付けたほうが発電量を増やせそうですね。
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