2010年2月22日月曜日

TRIZ協会だより Vol.5

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 ●○● TRIZ協会だより Vol.5 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010年2月22日発行━━━

【目次】______________________________
|1|第6回日本TRIZシンポジウムの進捗
|2|基調講演者の紹介
|3|新しい企画とお伺い事項
|4|ホームページ更新情報
|5|協会からのお知らせ
|6|おわりに

皆様、こんにちは。
2010年も明け早くも2月を終えようかといったところ、
事業年度末を迎える企業も多く、多忙な毎日をお過ごしのことと
思います。まだまだ、寒さも和らぎませんので体調を崩したりしないよう
お気をつけ下さいませ。
2010年度最初のTRIZ協会だよりは、第6回TRIZシンポジウム開催にむけ
発表者の公募も始まったことをお知らせし、最新情報を織り交ぜながら
お送りしたいと思います。
                              日本TRIZ協会 広報委員会 
 
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●   1.第6回日本TRIZシンポジウムの進捗
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2010年9月9日(木)~9月11日(土) 3日間開催の日程で計画している
第6回日本TRIZシンポジウムは、2/22(月)いよいよ発表者の公募を始めました。
TRIZ協会ホームページ上で案内を開始いたしましたので奮ってご応募ください。
また、プログラム内容も今まで以上に出席者の満足度が得られますよう
運営委員会で趣向を凝らしている最中でございます。
TRIZの活用用途別のプログラム編成?TRIZ習得レベルに応じたプログラム編成?
などなど本年度は日本TRIZ協会としましてもチャレンジの年にしたいと思っています。
乞うご期待!

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●   2.基調講演者の紹介
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第6回日本TRIZシンポジウムにおける基調講演者が決定しましたので
各人の紹介をさせていただきます。

(1) Nikolai Khomenko (ニコライ・ホーメンコ) 氏  (カナダ)
  TRIZマスター。
  現在、カナダ在住で、欧州を中心に世界各地でOTSM-TRIZコンサルタントして活躍。
  ベラルーシの出身、電気工学を学び、1980年にアルトシュラーの1ヶ月TRIZセミナー
  に参加。その後、1985年からアルトシュラーの指導のもとにOTSM
  (「強い思考の一般理論」) を研究しています。
  同氏はまた永年、子どものためのTRIZベースの創造性教育のプロジェクト
  (「ジョナサン・リビングストン プロジェクト」) を指導しており、沢山の教育者を要請し、
  アニメ教材なども作っています。この面でも世界のリーダです。

テーマ: 「OTSMの全体像」 (仮題) 
OTSMは、アルトシュラーが1975年に
クラシカルTRIZをさらに一般化・汎用化することを目指して研究を開始したものだ
といい、1985年以降Khomenko氏が継承・発展させているものです。クラシカルTRIZ
を全面的に改良することを指向し、技術分野に限らず、社会やビジネスを含めた
広範な分野で、大規模で複雑な問題をも扱えるように発展させてきています。
今回の基調講演では、OTSMの全体像、特にその基本的な考え方と大規模問題
への応用のしかたについて、話していただくことにしました。

(2) Mahmoud Karimi (マーモウド・カリミ) 氏  (イラン)
  イラン革新・技術研究所の副所長。
   (Iranian Institute of Innovation & Technological Studies (IIITS))
  ETRIAのイラン委員。
  Google検索で、「TRIZ」のキーワードでの検索が世界中で一番多い国が
  実はイランだといいます。イランでは、TRIZの社会的認知が非常に進んでおり、
  それを引っ張ってきた一人が、この若いリーダ Karimi氏です。

テーマ: 「イランにおけるTRIZの社会普及活動」 (仮題) 
イランでのTRIZの導入は、1998年に大学のQFD研究グループが着目したことから
始まったといいます。2001年にIIITS研究所が非営利の民間研究所として設立
されました。世界のTRIZ指導者を招いてセミナーを行い、徐々にその考え方と
問題解決技法を習得していきます。2007年にはPSST (問題解決の戦略と技法)
国際会議を開き、1000人近くが参加したとのことです。テレビやラジオなどの
マスメディアを活用していることが特徴で、テレビ教材を作るとともに、イラン国営の
教育テレビの朝・夕の30分の番組で何回かTRIZをテーマに放送しています。
今回の基調講演では、イランでどのようにしてTRIZの社会的認知度を高めて
いったのか、について話していただくことにしました。Karimi氏は、いろいろな映像を
使って、ドキュメンタリのような形で発表したいと意欲的に考えてくれています。

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●   3.新しい企画とお伺い事項
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上述基調講演者のお二人ですが、来日いただく貴重な機会でありますので、
シンポジウム開催予定日の前後、具体的には2010年9月8日(水)または9月13日(月)
あたりでセミナー等何らかの企画を行いたいと考えています。

(a) 「学校における (TRIZベースの) 創造性教育」セミナー:
Nikolai Khomenko氏、Mahmoud Karimi氏、他を招いて。
学校 (小学校~大学) 教育の関係者 (まだTRIZをよく知らない人たちも)
   を多く招いて、TRIZベースの創造性教育を紹介、議論する。

(b)「OTSM をより深く知る」セミナー:
   Nikolai Khomenko 氏を講師に、TRIZ経験者向け。

素案としては以上の二つが上がっております。
それぞれ、シンポジウムとは切り離した企画として、TRIZ協会内の有志メンバで
検討していきたいと考えております。

本企画に関しまして、ご意見ご要望をいただけますと幸いです。
出席したい・・・是非開催すべきだ・・・このような内容では出来ないか・・・
などなど このアドレス info@triz-japan.org に意見をお寄せくださいませ。

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●   4.ホームページ更新情報
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日本TRIZ協会公式ホームページの更新を随時行っています。
最新情報は以下のようになっております。

・H22/2/22    「第6回TRIZシンポジウム 発表公募」を開始
           TRIZ協会の分科会の”研究会活動”報告と
           研究分科会への参加申込みの案内
・H22/3/10予定 「第5回TRIZシンポジウム 一般発表」のスライドを
           会員ページへ公開予定  

是非ともご覧ください。 → http://www.triz-japan.org/

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●   5.協会からのお知らせ
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日本TRIZ協会では、来年度開催予定の第6回日本TRIZシンポジウムに向けて
発表募集の公募が始まりました。
これからより良いシンポジウムに向け創り上げていくわけですが、
なにぶんにも人手が足りません。
日本TRIZシンポジウムの一層の充実を図るためにも皆様のご協力が
必要になってまいります。

協会HPや本メルマガにて「協力の募集」をかけて参りますので、何卒ご一考頂き、
積極的な参加をいただけましたら幸いです。

また、協会HPの追加情報作成や更新に人手が足りません。
より早い情報提供を心がけたいのですが、作業がおぼつかない状況です。
我こそはと思われる方がいらっしゃいましたら奮ってご参加くださいませ。

こちらへご一報いただけますとありがたく → info@triz-japan.org

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●   6.おわりに
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”TRIZ協会だより”第5号をお読みいただき、誠にありがとうございました。
今後も、会員の皆様にとって有意義な情報が提供できますよう
知恵を絞って進めてまいります。

「こんな情報がほしい」
「協会の活動のここが知りたい」 などなど
皆様からのご意見をいただけますと大変ありがたく思います。
会員皆様との交流の場として、このメールマガシンが発展していくことを
願っています。

次回の”TRIZ協会だより”は2010年4月を予定しております。

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●このメールマガジンに関するお問合せ先
info@triz-japan.org
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●発行・編集・送信
 NPO法人 日本TRIZ協会 広報委員会
 http://www.triz-japan.org/
 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-5-7 秋葉原イーストビル4F
 電話:03-5809-2413 FAX:03-5809-2412 
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