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●○● TRIZ協会だより Vol.3 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009年10月15日発行━━━
【目次】______________________________
|1|第5回日本TRIZシンポジウムを終えて
|2|どのような方が参加してくださったのか
|3|参加者の方々からの声
|4|Topic ~第16回品質機能展開シンポジウムのご案内~
|5|協会からのお知らせ
|6|おわりに
皆様、こんにちは。
朝夕と秋らしくなってきた今日この頃、
季節の変わり目に体調を崩したりされないようお気をつけ下さいませ。
さて、先月9月10日から12日の3日間、第5回日本TRIZシンポジウムが開催され
盛況のうちに閉会となりました。参加者の方々からも、とても有意義なシンポジム
であったとお声掛け頂き、日本TRIZ協会といたしましてもとてもうれしい限りです。
そこで、今回のメールマガジンの内容は、第5回日本TRIZシンポジウムに焦点を当て
振り返って見たいと思います。
日本TRIZ協会 事務局
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● 1.第5回日本TRIZシンポジウムを終えて
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9月10日(木)~9月12日(土)の3日間、
埼玉県比企郡嵐山町に位置する国立女性教育会館(NWEC)に於いて、
第5回日本TRIZシンポジウムが開催されました。
不安定な経済下にも関わらず、
開催サイドの参加予想をはるかに上回る137名の参加者が会し
(初日午前のチュートリアルとプレセッションに分かれたプログラムにも57名と
多くの方々が参加されました)、
有用な発表に耳を傾け、活発な質疑が投げられ、また深い討論が交わされました。
まさに、主題である「新たな創生期に向けて」にマッチした
充実の3日間であったと思います。
今回の発表は、基調講演2件、チュートリアル1件、オーラル発表23件、ポスター発表15件といった内訳であり、海外や先進企業の事例を聞くことが出来たという点で
”満足” と評価いただいた方が多かったようです。
また、今回はグループ討論として各日の夜と朝、
各々テーマを決めた自主運営による討論が行われましたが、
意見交換の内容もさることながら、
参加者同士の交流の場として大変良かったとの声も多く聞かれました。
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● 2.どのような方が参加者してくださったか
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1)年齢 30歳40歳代が43%、50歳60歳代が55%といった内訳
20歳代の2%という参加率がもっと増すとよいか
2)職種 研究開発が35%と最も多く、設計・生産・知財で23%
3)立場 役員12%、部長17%、課長23%、係長17%と、立場は均等にそれぞれ
4)部門規模 500人以上が69%と、例年通り大規模な企業(部門)からの参加者多し
5)活用経験 5年以上が47%、3~4年が22%と、経験豊富な方々の比率が高かった
2年前の参加者は、3年以上が34%だった
6)参加回数 初めてという参加者は29%で、繰り返し来て頂いている参加者が多い
ちなみに2年前は初めての参加者が55%を占めていた
今年度の厳しい経済状況のために、
はじめての参加者が申し込みをするには難しい面があったかも
7)関わり方 活用29%、推進26%、教育21%と、それぞれ違った立場の方々が集合
8)開催情報 HP46%、社内外からの情報24%と、口コミ情報も増してきた?
2年前は50%、昨年は64%がHPからの情報で知ったという状況でした
9)満足度 参加者の83%に満足とお答えいただけました
頂いたアンケート結果の詳細は、近々協会ホームページに掲示いたしますので
そちらをご覧下さい →
http://www.triz-japan.org/
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● 3.参加者の方々からの声
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”海外からのTRIZ専門家の意見が聞けた”
”研究発表・実際の使い方などの事例など幅広く聞けた”
”TRIZに関する意見交換が出来た”
など、シンポジウムに参加してよかったとの声が多数上がっており、
概ね良いシンポジウムであったと評価いただいているようです。
ありがとうございます。
・プログラムの時間配分やプロシーディングの見難さ、厚さ(?)を何とかして欲しい
・海外の発表に通訳がつくとより良い
・会場が遠方であったから移動が大変だった
など、ご意見も多数頂戴しておりますので、参加いただいた皆様からの声を元に、
来年度以降も一層価値の高いシンポジウムにしていきたいと思います。
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● 4.Topic
○● ~第16回品質機能展開シンポジウムのご案内~
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来る11/26日(木)~27日(金)2日間の予定で、第16回品質機能展開シンポジウムが
開催されます(主催: 財団法人日本科学技術連盟)。
本年度は、「品質保証の新たなる時代への挑戦 -QFD・TRIZ・TMの融合を目指して-」
をテーマに掲げており、NPO法人日本TRIZ協会も協賛しております。
テーマ: 品質保証の新たなる時代への挑戦 -QFD,TRIZ,TMの融合を目指して-
開催期間: 2009年11月26日(木)~27日(金)
会場: 日本科学技術連盟 本部ビル 3号館2階講堂
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-10-1
主催: (財)日本科学技術連盟
協賛: (社)日本自動車部品工業会、NPO法人 日本TRIZ協会
26日(木)は 14:00~17:15 チュートリアル2件(タグチメソッド入門・TRIZ入門)
27日(金)は 10:00~16:30 特別講演・QFD関係発表・TRIZ関係発表・TM関係発表
そして、パネルディスカッションとなっております。
プログラム詳細につきましては、こちらををご覧下さい →
http://www.juse.or.jp/tqm/61/
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● 5.協会からのお知らせ
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第5回日本TRIZシンポジウムを閉会した直後ですが、日本TRIZ協会では、
来年度開催予定の第6回日本TRIZシンポジウムに向けて早々に動き出しております。
2010年9月9日(木)~9月11日(土)を予定し、これから創り上げていくわけですが
なにぶんにも人手が足りません。
上述の ”声” のなかにも協会への労をねぎらう言葉をたくさん頂戴しておりますなかで
”人手を増したらどうでしょう” という意見も多くいただきました。
日本TRIZシンポジウムならびに日本のTRIZ推進のよりよい発信源として一層の充実を図るためにも皆様のご協力が必要になってまいります。
協会HPや本メルマガにて「協力の募集」をかけて参りますので、
何卒ご一考頂き、積極的な参加をいただけましたら幸いです。
まずもって協会HPの追加情報作成や更新に人手が足りません。
より早い情報提供を心がけたいのですが、作業がおぼつかない状況です。
我こそはと思われる方がいらっしゃいましたら奮ってご参加ください。
こちらへご一報いただけますとありがたく →
info@triz-japan.org
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● 6.おわりに
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”TRIZ協会だより” 第3号をお読みいただき、誠にありがとうございました。
今後も、会員の皆様にとって有意義な情報が提供できますよう
知恵を絞って進めてまいります。
「こんな情報がほしい」
「協会の活動のここが知りたい」
などなど、皆様からのご意見をいただきけますと大変ありがたく思います。
会員皆様との交流の場として、
このメールマガシンが発展していくことを願っております。
次回の ”TRIZ協会だより” は12月を予定しております。