我々は、映像に包まれるような新しい視聴覚研究室の建設を考えている。
その研究室は、電車車内の映像シミュレーションのためにフルに活用される予定だ。
その視聴覚研究室には、1人~4人の人が入れるようにする。
そして、実サイズで、室内全方向の内部を忠実にビジュアル化できないといけない。
「コストが安い解決策を設計せよ!」
「えーっと、スクリーンの大きさは最低でも...
一番背の高い人の身長の1.5倍はないとダメだな...
一番背の高い人の身長の1.5倍はないとダメだな...
視差の影響がでちゃうからね...」
「うーん、でも、スクリーンのコストはサイズが大きくなるとすっごく高くなるんだよね。」
「壁面のスクリーンと天井面のスクリーンの間の隅っこはどうしよう?」
「映像の形の崩れを少なくするためには、斜めのスクリーンも設置しなければならないでしょうね。」
「矛盾が発生したようね!
よりリアルな映像再現のためには、大きな "仮想スクリーン" を使いたい。
...でも、実験室に大きな "仮想スクリーン" を設置するお金の余裕なんて無いわ。」
映像表示の本物っぽさ ⇔ 設備のコスト
●発明原理13番
問題を解決するために動作を逆さまにする
「小さなスクリーンを採用するとどうなるかしら?」
「そんなの余計にひどくなるだけだよぉ!」
「確かにそうね、でも...
思いっきり大げさに変えてみましょうよ」
「スクリーンは大きくなきゃいけないけど、小さくなきゃいけない...
もし、ものすごく大きかったらどうかな?
もし、ものすごく小さかったら?
例えば、トランプくらいだったら?」
例えば、トランプくらいだったら?」
「えっ、トランプくらいだって?」
「それぞれの人が自分用の...
個人専用スクリーンを持つの!!!」
そうよ! 私たちは携帯型の "仮想眼鏡" を採用するのよ!!!」
0 件のコメント:
コメントを投稿