今回は8枚目の「スライド7」です:
前のスライドでは、矛盾関係を利用して問題を分析する段階について説明しました。
このように問題を分析すると、解決策の方向を2つ提示することができます。
ほとんどのアイデアは、この2つの方向に含まれます。
一般的に、両立とは良いことですが、こと実践的なアイデアを導き出すためには大きな助けとなりません。
導出されたアイデアが結果的に両立をもたらすのであり、両立するアイデアを導き出す具体的なガイドラインを提示することはできないのです。
でも、図に示したように、クロスチェックを行うと、両立する具体的な方向、解決策の方向、即ち、戦略を導き出すことができます。
飛行機の車輪の問題の場合、どのようなアイデアが出るとしても、
●車輪が無くても離着陸できる方法
と
●車輪があっても空気抵抗を抑えることができる方法
という2つの範疇に含まれます。
これら2つの方向を理想的な解決策に対する方向と言います。
2011年9月21日水曜日
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