2013年1月27日日曜日

コーティング品質


●標準解法2.3.3. 相いれない作用の時間による分配
 二つの作用(例えば、変更と測定)が相いれない場合には
片方の作用を行う合間にもう一方の作用を行うことができる
相いれない二つの作用(左図)は
それぞれの動作の合間に行うことができる(右図)


 コーティング品質
 部品をコーティングする際、磁石で粉末を固定したところにパルス電流を印加して溶かすが、粉末を固定する磁場を電流が弱めてしまうため、形成される被膜の硬度と均質性が低くなってしまう
パルス電流の印加による粉末融解で形成するコーティングの物質-場モデル ― 融解中に粉末を沈着域内に固定する磁場を強める必要がある

 電流の各パルスと互い違いに発生するようにパルス磁界を印加すれば、処理面が融解粉末で均一に塗膜され、被膜硬度も上昇します
低品質のコーティングに対する物質-場モデル(左図)から
電流パルスと互い違いになるように磁場をパルス状に印加するという解決案に対する物質-場モデル(右図)への移行


出典: TRIZ Technology for Innovation ( http://www.trizsolution.com )

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