2013年1月9日水曜日

「災い転じて福となす」原理


●発明原理22 ‐ 災い転じて福となす
有害要因(特に環境に悪影響をもたらすもの)を利用して有益な効果を得る
主な有害作用を別の有害作用と組み合わせることによって相殺し、問題を解決する
もはやその有害さが消えてしまうほどまでに有害要因の度合いを増大させる

: 超音波モータの振動

問題: 超音波モータの作動中、保持する装置に機械的振動を与えてしまう

発明原理の適用: 圧電素子を加えて反共振振動を発生させることにより、保持装置に生じる好ましくない振動を抑えます。そのためには、反共振振動の周波数を機械的振動の周波数と同じにし、位相は逆にします。これにより、二つの振動波が干渉して機械的振動による悪影響が相殺されます
逆の位相で同じ強度と周波数の振動を用いて有害な振動を相殺


出典: TRIZ Technology for Innovation ( http://www.trizsolution.com )

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