2010年6月3日木曜日

プロジェクトの生成と解決のための価値革新ロードマップ

 新システムの設計または既存システムの改良・改善を目指す発明的問題解決理論TRIZにおけるプロジェクトの生成と解決のための価値革新ロードマップには、大きな構成要素として以下の二つの部が含まれています:
  1. デバイス / プロセス分析および問題記述
  2. 問題解決 – コンセプト開拓
 前半の「デバイス / プロセス分析および問題記述」では、プロジェクト・シナリオに対して以下のモジュールを適用し、後半で解決の対象とする問題を選択します:
  • RCAモジュール
    • 根本原因分析
  • VMモジュール
    • ハイブリッドシステム設計
    • デバイス/プロセス機能分析
    • トリミング
  • FMEAモジュール
    • 故障モード影響解析
 後半の「問題解決 – コンセプト開拓」では、選択された問題に対して以下のモジュールを適用し、コンセプトを創出します:
  • TRIZモジュール
    • ARIZ-85C - 第1部: 初期状況分析
    • ARIZ-85C - 第2部: 問題モデル分析
    • ARIZ-85C - 第3部: 究極解と物理的矛盾の決定
    • 特許集合
    • 標準解法システム
    • 発明原理・分離原理
    • 科学効果
 創出されたコンセプトを評価して選択し、それらの開拓および実装を行います。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿