歯ブラシ(毛先)がツールS1、歯がプロダクトS2で、機械場(ブラッシング)がS1とS2 の相互作用の場になります。
例5-2-1と5-2-2では、システムがどのように機能するかを表す現状の物質―場モデルを示しています。次の段階は、この状況下に存在する問題を記述することです。これを行うには、現状の物質―場モデルを分析し、現状抱えている何かしらの対立や矛盾を含むようにモデルを変えます。こうすることにより、物質―場モデルの構築とこのモデルに対する物質―場分析を同時に行うことになります。構成要素間の相互作用を分析することが、与えられた状況のほぼ全ての問題を認識するための適切な方法です。歯磨きの物質―場モデルの例を見てみましょう(図5-2-4):
- ‘磨く’ は有益機能ですが、‘磨く’ 性能については不満なので、この機能を改善したい
- 歯ブラシで歯を磨くと歯茎を傷めかねない。この有害作用を無くすか低減させるべき
原文出典: http://www.triz.com.tw/isak/preview.pdf
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