2009年12月31日木曜日
入れ子原理
・発明原理07 「入れ子原理」
Copyright notes
This book has been developed in the frame of the TETRIS project funded by the European Commission—Leonardo da Vinci Programme.
The partners of the project consortium are:
AREA Science Park (Italy) www.area.trieste.it (project coordinator)
ACC Austria Gmbh (Austria) www.the-acc-group.com
European Institute for Energy Research - EIfER (Germany) www.eifer.uni-karlsruhe.de
Fachhochschule Kärnten (Austria) www.fh-kaernten.at
Harry Flosser Studios (Germany) www.harryflosser.com
Higher Technical College Wolfsberg (Austria) www.htl-wolfsberg.at
Jelgava 1. Gymnasium (Latvia) www.1gim.jelgava.lv
Siemens AG, Sector Industry, Industrial Automation and Drive Technology (Germany) w1.siemens.com/entry/cc/en/
STENUM Environmental Consultancy and Research Company Ltd (Austria) www.stenum.at
Technical Institute for Industry “Arturo Malignani” (Italy) www.malignani.ud.it
The educational center for adults of Jelgava (Latvia) www.jrpic.lv
University of Florence (Italy) www.dmti.unifi.it
2009年12月30日水曜日
鉄のグローブ
下の写真は金属製の手袋です。
Q7 この手袋は誰が使うのでしょうか?
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2009年12月29日火曜日
ログハウス
上側の写真はログハウス、
下側の写真はログの組み方、
図はログの配置を示しています。
(出典: http://www.lesoryb.ru/ )
Q5 A側とB側のどちらが家の内側でしょうか?
Q6 何故、このような配置にするのでしょうか?
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2009年12月28日月曜日
鉄のカーテン
上側の写真はヨーロッパにあるカジノの窓、
下側の写真はカーテンを拡大したものです。
Q4 カーテンは何故金属製なのでしょうか?
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2009年12月21日月曜日
TRIZ協会だより Vol.4
●○● TRIZ協会だより Vol.4 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009年12月21日発行━━━
【目次】______________________________
|1|日本TRIZ協会新組織紹介
|2|第6回日本TRIZシンポジウムの計画
|3|Topic ~ETRIA(欧州TRIZ学会)カンファレンス2009に参加して~
産業能率大学 経営学部 澤口 学氏
|4|ホームページ更新情報
|5|協会からのお知らせ
|6|おわりに
皆様、こんにちは。
早いもので今年も残すところあと10日を切り、忙しい年末をお迎えのことと
思います。寒さも厳しくなってきましたので、体調を崩したりしないよう
お気をつけ下さいませ。
2009年度最後のTRIZ協会だよりは、会員の方より寄稿いただいた
Topicも混ぜながらお送りしたいと思います。
日本TRIZ協会 広報委員会
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● 1.日本TRIZ協会新組織紹介
○●
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このたび日本TRIZ協会の運営に際し、新たにお二人の執行委員が選出され
仲間に加わりました。
・神奈川工科大学 石濱正男氏
・ソニー株式会社 国友秀世氏 のお二人です
現在の日本TRIZ協会は、9名の理事と12名の執行委員により組織され、
協会の運営にあたっています。
幹事会および運営会議は、それぞれ隔月の開催で主に東京にて開催されており
シンポジウムの企画や協会としての運営方法の検討などを行っています。
以下の組織図を参照ください。
日本TRIZ協会
|-----------------監事 <三輪監事>
|
理事会
|
|----運営会議(理事9名+執行委員12名)
|----幹事会 (理事9名)
|
理事長 <林理事長>
|----事務局 <堀田理事・仲畑理事>
|----企画委員会 <黒澤理事>
|----技術委員会 <小西理事>
|----広報委員会 <前古理事>
|----シンポジウム実行委員会 <三原副理事長>
| L プログラム委員会 <中川理事>
|----西日本委員会 <池田(和)理事>
|----東日本委員会 <仲畑理事>
※執行委員 正木・片岡・長谷川・海野・奥住・福嶋
大田・池田(理)・菊池・庄内・石濱・国友
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● 2.第6回日本TRIZシンポジウムの計画
○●
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来年度開催を計画している第6回日本TRIZシンポジウムは、
2010年9月9日(木)~9月11日(土) 3日間開催の日程で企画中です。
開催地は、執行委員である石濱氏の協力を得て、神奈川工科大学を予定しています。
先日、日本TRIZ協会の運営会議を会場視察を兼ね現地で実施しました。
場所は神奈川県厚木市荻野、小田急小田原線”本厚木駅”より
神奈川中央交通の連絡バスで乗り継ぎ20分といったところに位置します。
会場となる13階建ての情報学部棟は3年半前に建てられた新しい建物で
主会場となる多目的ホールは270人収容で、全席にインターネット接続可能な
情報コンセントが設置されたとても素敵なホールです。
サブ会場となる90名収容の研修室、ポスター会場、懇親会場なども
とても充実した設備とスペースが確保できそうです。
開催は9ヶ月先ですが、協会運営メンバーは少しづつ準備を始めております。
このホールがいっぱいになるよう皆で盛り上げていきましょう。
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● 3.Topic
○● ~ETRIA(欧州TRIZ学会)カンファレンス2009に参加して~
産業能率大学 経営学部 澤口 学氏
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本トピックは、去る2009年11月 ルーマニアのテミショアラで開催された
ETRIA TRIZカンファレンス2009に参加した産業能率大学 澤口学氏が、
感想をまとめてくださったものです。
同氏の協力を得て皆様にお知らせいたします。
< TRIZFuture Conference2009参加レポート >
産業能率大学 経営学部 澤口 学
ETRIA(欧州TRIZ学会)が開催する“TRIZ Future Conference”は、例年11月上旬
(稀に10月)に開催されるインターナショナルなTRIZカンファレンスの一つであり、
TRIZCON(米国)やMATRIZ(ロシア)と並んで、“世界のTRIZ研究の成果発表の場”
となっている。
例年ETRIAの参加人数は120人前後で推移してきたものの、9回目の今年は
世界同時不況と会場のアクセス上の問題(ルーマニアのテミショアラ:会場
“Politehnica”University of Timisoara)のためか参加者が約60名と半減し、
正直いってやや寂しかった。ただ、例年どおり韓国からは一定数(5~6名、うち
Samsung関係者3名)の参加があり、韓国はアジアでのTRIZのプレゼンスは高い
という印象を与えていたと思う。なお、日本からは私と大阪学院大学の中川先生の
2名が参加し、論文発表を行っている。
やはり例年に比較すると欧米企業やコンサルタントの参加は少なく、米国からの
論文発表が1本もなかったのは残念である。
したがって、論文発表数もシングルトラックであった。なお論文はその内容から
「Scientific Papers」、「Industrial Papers 」、「Educational Papers」の3分野に分類されてProceedingsに収録されている。
発表論文の内容の方であるが、イタリア、フランス、ドイツの大学教員や博士課程
の学生らによるシステマテック・イノベーションとTRIZ(主に技術進化の法則など)
との研究やTRIZのeラーニングの研究など、質の高いペーパーは印象に残っている。
特に、Davide Russo氏(イタリア)等による「Eco-design with Laws of Evolution」
などは、エコデザイン実現に向けて、革新的製品を実現するための実践的な
環境ガイドラインの中にTRIZの幾つかツール(理想性、リソースの活用、
技術進化の法則)を再構成しようという試みであり、時代に適応したテーマであった
と思う。他にも、Gaetano Cascini氏(イタリア)のチュートリアルでは「Correlations
between the evolution of contradictions and the law of ideality increase」の発表があり、“矛盾の展開による進化”と“理想性向上による進化”の関連性をSカーブ
を活用して、理論的かつ実証的に説明していた点は非常に興味深いものがあった。
また、Denis Cavallucci氏(フランス)の「An ontology for TRIZ」などは内容的には
難解な部分もあったが、TRIZの一連の知識体系(body of knowledge)を整理して、
その有益性を考察しようとする点にユニーク性があったと感じている。
このように、長年TRIZの研究を続けてきた研究者(特にEUの大学関係者)の
発表には質の高いものが多かったと評価している。しかしその一方で、一部の発表
はTRIZの初歩的な内容に限定した凡庸なものだったので、今回の発表は、
質的には二分されていた印象が否めない。また純粋な企業サイドの発表は
インテルの一件しかなかったので、実践的論文が少なかったのがやや残念であった。
しかし、来年はイタリアのフェラガモ大学(ミラノの近く)が会場になることから、
大学だけでなく、企業サイドからの多くの実務論文の発表が期待されており、
再度の盛り上がりが予測される。
以上
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● 4.ホームページ更新情報
○●
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日本TRIZ協会公式ホームページの更新を随時行っています。
第5回シンポジウム情報は主に10月~12月で以下のように進んでおります。
・H21/10/22 「第5回TRIZシンポジウム あなたにとって良かった発表」と
「第5回TRIZシンポジウム 参加者の集合写真」を掲載しました。
・H21/10/28 「第5回TRIZシンポジウム 開会の挨拶」と
「プロシーディング等の資料の販売案内」を掲載しました。
・H21/11/13 「第5回TRIZシンポジウム 参加者の分析」を掲載しました。
・H21/12/ 1 「基調講演のスライド」と
「第5回TRIZシンポジウム あなたにとって良かった発表スライド」
を掲載しました。
是非ともご覧ください。 → http://www.triz-japan.org/
------------------------------------------------------------------
● 5.協会からのお知らせ
○●
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日本TRIZ協会では、来年度開催予定の第6回日本TRIZシンポジウムに向けて
早々に動き出しております。
これから創り上げていくわけですが、なにぶんにも人手が足りません。
日本TRIZシンポジウムの一層の充実を図るためにも皆様のご協力が
必要になってまいります。
協会HPや本メルマガにて「協力の募集」をかけて参りますので何卒ご一考頂き、
積極的な参加をいただけましたら幸いです
また、協会HPの追加情報作成や更新に人手が足りません。
より早い情報提供を心がけたいのですが、作業がおぼつかない状況です
我こそはと思う方がいらっしゃいましたら奮ってご参加くださいませ
こちらへご一報いただけますとありがたく → info@triz-japan.org
------------------------------------------------------------------
● 6.おわりに
○●
------------------------------------------------------------------
”TRIZ協会だより”第4号をお読みいただき、誠にありがとうございました。
今後も、会員の皆様にとって有意義な情報が提供できますよう
知恵を絞って進めてまいります。
「こんな情報がほしい」
「協会の活動のここが知りたい」 などなど
皆様からのご意見をいただけますと大変ありがたく思います。
会員皆様との交流の場として、このメールマガシンが発展していくことを
願っています。
次回の”TRIZ協会だより”は2010年2月を予定しております。
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●このメールマガジンに関するお問合せ先
info@triz-japan.org
_____________________________________________________________
●発行・編集・送信
NPO法人 日本TRIZ協会 広報委員会
http://www.triz-japan.org/
〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-5-7 秋葉原イーストビル4F
電話:03-5809-2413 FAX:03-5809-2412
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2009年11月25日水曜日
各種の創造性と年齢の関係
●音楽
モーツァルト(3歳)、メンデルスゾーン(5歳)、ハイドン(4歳)、ヘンデル(12歳)、ウェーバー(12歳)、シューベルト(11歳)、ケルビーニ(13歳)
ベートーベン、ワーグナーなど遅咲きの人はずっと少ない
●造形美術
ジオット(10歳)、ファン・ダイク(10歳)、ラファエル(8歳)、グェルチーノ(8歳)、グルーズ(8歳)、ミケランジェロ(13歳)、デューラー(15歳)、ベルニーニ(12歳)
ルーベンス、ヨルダーンスも早熟
●詩
チャタートン(16歳)、シラー(16歳)、バイロン(16歳)
●メカ発明
ポンスレ(9歳)、フレネル(9歳)
一般的には、もっと高い年齢
●科学的想像
20歳以降
パスカル、ニュートン、ライプニッツ、ガウス、オーギュスト・コントなどの数学者は例外
・出典: "Essai sur l'imagination créatrice" (1900)
2009年11月24日火曜日
ソフトウェアシステム
自由度の増大: 2/4(1D)
接続: 1/3(固定された要素間のリンク)
可動性の向上: 1/3(非可動システム)
単一 - 二重 - 多重(類似物): 1/4(差異の増大)
単一 - 二重 - 多重(多様物): 1/4(単一システム)
単一 - 二重 - 多重(類似物): 1/4(単一システム)
分割: 2/3(粗い分割)
人間の関与の減少: 2/4(半自動ソフトウェアとユーザ)
制御性: 2/5(フィードバックの付加)
作用の調整: 2/3(部分的に調整された作用)
ソフトウェア設計プロセス: 3/4(複数プロセス)
非線形性: 1/3(線形として考えたシステム)
設計の観点: 1/4(1つの操作点)
非対称性の強化: 1/3(対称的なシステム)
進化状態: 42.98%
未開拓ポテンシャル: 57.02%
出典: "TRIZ For Software?"
(http://www.triz-journal.com/archives/2004/10/04.pdf)
2009年11月23日月曜日
2009.11.23 四谷SRR&ペア
Session 1: ペア +182MP(4/16位)
Session 2: ペア -97IMP(12/16位)
Overall : ペア +85IMP(4/16位)、Team 112VP(3/8位) [Av. 105VP + 7VP]
http://www.fitsys.jp/JtosResultPage/WrpMultiRanking.aspx?CC=3EC001&TC=3EC00109112300&Id=0
http://www.fitsys.jp/JtosResultPage/WrpMultiRanking.aspx?CC=3EC001&TC=3EC00109112300&Id=1
Session 2
Board: 3
Dealer: South
Vul: E-W
E
S: AQ10865
H: AJ72
D: 2
C: 72
N E S W
1D 1H
3C* ?
(*): fit jump
Q1. Eのビットは?
-------------------
N E S W
1D 1H
3C* 3H 4D P
4S
Q2. Eのビットは?
-------------------
N E S W
1D 1H
3C* 3H 4D P
4S X 5D P
P ?
Q3. Eのビットは?
-------------------
N E S W
1D 1H
3C* 3H 4D P
4S X 5D P
P 5H P P
6D ?
Q4. Eのビットは?
http://www.fitsys.jp/JtosResultPage/WrpTrvText.aspx?CC=3EC001&TC=3EC00109112300&Id=4
2009年11月22日日曜日
ホソクビゴミムシの防御機構
http://www.k3.dion.ne.jp/~gecko/zukan/photo/02a/kohosokubigomimusi.htm
ホソクビゴミムシの防御機構に対する進化ポテンシャルのレーダー図です:
リズムの調整: 2/4(周期的作用)
作用の調整: 3/4(完全に調整された作用)
幾何学的進化(体積的): 3/4(軸対称構造)
幾何学的進化(線的): 2/4(一次元の線)
非対称性の強化: 1/3(対称的なシステム)
オブジェクトの分割: 1/8(単一の固体)
表面の分割: 3/4(三次元的に粗くした表面)
空間の分割: 2/5(中空構造)
適応型材料(賢い材料): 1/4(パッシブな材料)
可動性の向上: 3/5(全面柔軟システム)
制御性: 4/5(前送り)
透明性の増大: 1/4(不透明)
色彩の利用の向上: 1/4(色の使用無し)
諸感覚の利用の向上: 1/4(一つの感覚)
単一 - 二重 - 多重(類似物): 2/4(二重システム)
単一 - 二重 - 多重(多様物): 2/4(二重システム)
進化状態: 46.61%
未開拓ポテンシャル: 53.39%
出典: "Beetles, Chains And Radar Plots"
(http://www.triz-journal.com/archives/2004/03/2004-03-07.pdf)
2009年11月21日土曜日
ビジネスシステム
顧客の期待: 1/5(商品)
分割: 2/5(部分的に分割された構造)
制御性: 1/4(直接制御)
寸法の増加: 1/4(点)
人間の関与の減少: 2/6(人間+ツール)
リズムの調整: 1/4(連続的作用)
作用の調整: 1/4(休止期間に異なる作用)
可動性の向上: 1/3(剛体系)
単一 - 二重 - 多重(類似物): 2/4(二重システム)
単一 - 二重 - 多重(多様物): 1/4(単一システム)
勝者の独り占め: 1/2(エクストリーム)
感覚の相互作用: 2/4(密度の減少)
知識: 3/4(粒子状固体)
進化状態: 42.31%
未開拓ポテンシャル: 57.69%
出典: "Evolutionary-Potential™ in Technical and Business Systems"
(http://www.triz-journal.com/archives/2002/06/f/index.htm)
2009年11月20日金曜日
熱可塑性ナイロン合成繊維
作用の調整: 4/4(休止期間に異なる作用)
幾何学的進化(体積的): 4/4(完全三次元構造)
幾何学的進化(線的): 4/4(三次元の表面)
境界の除去: 1/3(多数の境界)
非対称性の強化: 2/3(部分的な非対称性)
マクロからナノスケールへの進化: 5/6(ピコ)
密度の減少: 4/7(密度の減少)
オブジェクトの分割: 3/8(粒子状固体)
表面の分割: 1/4(滑らかな表面)
空間の分割: 1/5(中実)
適応型材料(賢い材料): 1/4(パッシブな材料)
非線形性: 2/3(非線形性の部分的考慮)
網目とファイバー: 1/4(均質なシート構造)
単一二重多重(差異の増大): 2/4(偏った特性)
可動性の向上: 3/5(全面柔軟システム)
トリミング: 1/4(色の使用無し)複雑なシステム
制御性: 2/5(フィードバックの付加)
色彩の利用の向上: 1/4(色の使用無し)
単一 - 二重 - 多重(類似物): 4/4(多重システム)
単一 - 二重 - 多重(多様物): 4/4(多重システム)
リズムの調整: 1/4(連続的作用)
進化状態: 55.46%
未開拓ポテンシャル: 44.54%
出典: "Evolutionary-Potential™ in Technical and Business Systems"
(http://www.triz-journal.com/archives/2002/06/f/index.htm)
2009年11月19日木曜日
「第16回 品質機能展開シンポジウム」のご案内
●開催期間: 2009年11月26日(木)~27日(金)
●会場: 日本科学技術連盟 本部ビル 3号館2階講堂
(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-10-11)
●主催: (財)日本科学技術連盟
●協賛: (社)日本自動車部品工業会、NPO法人 日本TRIZ協会
●プログラム:
11月26日(木)
14:00~15:30 チュートリアル1「タグチメソッド入門」
〔Hamada Quality Solution 浜田和孝 氏〕
15:30~15:45 休憩
15:45~17:15 チュートリアル2「TRIZ入門」
〔㈱創造性工学研究所 代表取締役・TRIZシニアコンサルタント 三原祐治 氏〕
11月27日(金)
09:30~09:40 事務連絡
09:40~09:55 オリエンテーション:
〔QFDシンポジウム運営小委員会委員長/山梨大学 教授 新藤久和 氏〕
09:55~10:00 休憩
10:00~11:00 特別講演:
「課題設定の重要性と逆演算発想法 ―創造学と失敗学の応用― 」
〔東京大学大学院 工学系研究科社会連携講座 特任教授 濱口哲也 氏〕
11:00~11:05 休憩
11:05~11:40 セッション1 QFD関係
〔東レ㈱ 製品安全・品質保証企画室 鴫 和雄 氏〕
11:40~12:15 セッション2 TRIZ関係
〔㈱アイデア シニアコンサルタント 井坂義治 氏〕
12:15~13:30 昼食休憩
13:30~14:05 セッション3 タグチメソッド関係
〔マツダ㈱ 技術研究所 シニア テクニカル スペシャリスト 内田博志 氏〕
14:05~14:10 休憩
14:10~16:30 パネルディスカッション:
「品質保証のためのQFD,TRIZ,タグチメソッド手法の融合」
パネルリーダー: 玉川大学 経営学部 国際経営学科 教授 大藤 正 氏
パネリスト: 神戸学院大学 経営学部 教授 今野 勤 氏
㈱日立製作所 モノづくり技術事業部 主管技師 寒河江勝彦 氏
㈱創造性工学研究所 代表取締役・TRIZシニアコンサルタント 三原祐治 氏
16:30~16:40 事務連絡
詳細は下記URLを参照してください:
http://www.juse.or.jp/tqm/61/
2009年11月18日水曜日
「第1回イスラエルTRIZコンファレンス」のご案内
●場所: Holon Institute of Technology, 52 Golomb St., Holon, Science building #8, Auditorium 400(イスラエルのホロン市)
●内容: 1. TRIZの理論と手法 2. 産業におけるTRIZ
●申込: FAXで03-502-6729(イスラエル)
●プログラム:
09:00~09:20 Opening session greetings and agenda
Conference chairman, Dr. Sara Greenberg, TRIZ and Systematic Innovation, HIT
Greetings: Dr. Sergei Ikovenko, VP MATRIZ
Prof. Gideon Langholz, President, HIT
Prof. Gady Golan, Dean of the Faculty of Engineering, HIT
・Morning session: TRIZ Theory and Methodology - Part 1
Session chairman: Prof. Uri Liberman, Vice President - Academic, HIT
Lecture Title | Speaker | Affiliation
09:20~10:50 The TRIZ Overview and Global Experience | Isak Bukhman | VP of Altshuller Institute, Master of TRIZ
11:15~10:50 Industrial Mathematics and Systematic Inventive Thinking | Adir Pridor | President and CEO, Industrial Mathematics Ltd.
11:25~11:15 Coffee break
・Morning session: TRIZ Theory and Methodology - Part 2
Session chairman: Prof. Gady Golan, Dean of the Faculty of Engineering, HIT
Lecture | Speaker | TitleAffiliation
11:40~11:25 Inventive thinking: Who and when? | Prof. Shulamith Kreitler | Department of Psychology, Tel-Aviv University
11:40~12:05 Biomimicry Technology and TRIZ | Dr. Sara Greenberg | TRIZ and Systematic Innovation, HIT
12:05~12:30 Organization Vision & Targets as a Cause of Failure and Ways to overcome it With TRIZ | Ido Lapidot | Systematic Innovation, TRIZ leader, Intel
12:30~12:55 Customer Needs Identification with Modern TRIZ Tools | Dr. Anatoly Agulyansky | Senior Integration Engineer, Intel
12:55~14:00 Lunch break
・Afternoon session: TRIZ in Industry - Part 1
Session chairman: Amir Roggel, Systematic Innovation TRIZ leader, Intel. MATRIZ board member
Lecture Title | Speaker | Affiliation
14:00~14:25 From Science to Industry – Personal Experience | Prof. Gady Golan | Dean of the Faculty of Engineering, HIT
14:25~15:25 TRIZ: Value Innovations Roadmap for Projects Creation & Problem Solving | Isak Bukhman | VP of Altshuller Institute, Master of TRIZ
15:25~15:35 Coffee break
Lecture Title | Speaker | Affiliation
15:35~16:00 Intel TRIZ story | Amir Roggel | Systematic Innovation TRIZ leader, Intel
16:00~16:25 The Secret of ARIZ - Removing Production Line Constrain Example | Eli Youker | Process and Equipment Engineer, Intel
16:25~16:50 Reduce R&D to Production Transfer Risk by Reverse TRIZ Semantic Analysis | Alex Talalyevsky | Manufacturing and Development Engineer, Intel
・Afternoon session: TRIZ & what's next? – Part 2
Session chairman: Dr. Sara Greenberg, TRIZ and Systematic Innovation, HIT
Lecture Title | Speaker | Affiliation
16:50~17:15 Creativity and Education | Prof. Yuli Tamir | Member of Parliament, Israel
17:15~17:40 Development of TRIZ in Israel | Vladimir Petrov | ITA President, Master of TRIZ
17:40~18:05 The Development of Novel Bone Cement for Treatment of Vertebrae Compression Fractures (VCF) | Ronen Shavit | R&D Engineer, NMB
18:05~18:15 Conference Summary and Closing Notes
Dr. Sara Greenberg, TRIZ and systematic innovation, HIT
2009年11月17日火曜日
創造性と年齢の関係
2009年11月16日月曜日
ろ過システム
作用の調整: 1/4(未調整の作用)
幾何学的進化(体積的): 2/4(二次元構造)
幾何学的進化(線的): 3/4(二次元面)
境界の除去: 1/3(多数の境界)
表面の分割: 1/4(滑らかな表面)
空間の分割: 4/5(細管/多孔質構造)
可動性の向上: 2/5(ジョイント型システム)
エネルギー変換回数の減少:4/4(エネルギー変換無し)
制御性: 4/5(前送り)
単一 - 二重 - 多重(類似物):1/4(単一システム)
リズムの調整: 1/4(連続的作用)
進化状態: 50.76%
未開拓ポテンシャル: 49.24%
出典:「TRIZ 実践と効用(1) 体系的技術革新」
(株式会社 創造開発イニシアチブ http://www.triz-jp.com/)
2009年11月15日日曜日
国際TRIZ協会認定コース(レベル2)の内容
1. コースの概要
2. TRIZ/Goldfire革新手引きの概要
3. システムの発生と進化のカーブとトレンド
4. 意味解析による根本原因分析(原因-結果のモデル/分析)
5. ハイブリッド/代替システム設計、事例と演習
6. 物質-場のモデル化と分析
7. 標準解システム - 4つのクラス
8. Goldfire - システム変更パターン
9. Goldfire - 科学的効果
10. 意味概念の検索技術; IMCの特許コレクション; 個人知識ベースの構築
11. 発明問題解決アルゴリズム - ARIZ-85C, 概要
12. ARIZ-85C, 第1~3部, 事例と演習
13. 革新トレンド分析: 企業プロフィール; 知的活動競合分析; 技術分析; 特許引用
14. TRIZ/Goldfire - 事例と演習
15. 創造的人間の育成
16. 創造的想像の開発
17. 認証試験
詳細は下記URLを参照してください:
http://www.triz.com.tw/english/
2009年11月13日金曜日
国際TRIZ協会認定コース(レベル1)の内容
1. コースの概要
2. TRIZの概要、主要な考え
3. 米国 / 欧州 / 中国 / 韓国におけるTRIZ経験
4. TRIZ革新ロードマップの概要、プロジェクトのシナリオ、プロジェクトの調査
5. システム進化の段階
6. 多重画面による見方
7. 技術システム進化の法則とトレンド
8. 技術的矛盾、技術的矛盾排除の方法 – Altshullerの発明原理マトリックス
9. 物理的矛盾、物理的矛盾排除の方法
10. 価値方法論: 基礎
11. 装置の機能モデル / 分析
12. 物質-場-時間-空間のリソースの特定と問題解決への活用
13. 科学的な効果と現象(物理、化学、幾何)の問題解決への適用
14. 認証試験
詳細は下記URLを参照してください:
http://www.triz.com.tw/english/
2009年11月12日木曜日
国際TRIZ協会認定コース開催のお知らせ
TRIZマスターIsak Bukhmanによるレベル1(3日間)とレベル2(4日間)のコースです。
各コース修了時にそれぞれの認定試験を受けることができます。
概要は以下の通りです:
●日時
レベル1: 2009年12月 4日(金)~ 6日(日) 8:30~17:00
レベル2: 2009年12月10日(木)~13日(日) 8:30~17:00
●場所
台北市(台湾)
APA Center,Chinese Culture University School of Continuing Education.
No.41, Sec. 1, Zhongxiao E. Rd., Zhongzheng Dist., Taipei City 100, Taiwan,R.O.C
●言語
英語
●費用
レベル1: US$1000
レベル2: US$1500
詳細は下記URLを参照してください:
http://www.triz.com.tw/english/
2009年11月10日火曜日
潤滑システム
作用の調整: 3/4(完全に調整された作用)
幾何学的進化(体積的): 2/4(二次元構造)
幾何学的進化(線的): 3/4(二次元面)
境界の除去: 1/3(多数の境界)
表面の分割: 1/4(滑らかな表面)
空間の分割: 2/5(中空構造)
可動性の向上: 2/5(ジョイント型システム)
エネルギー変換回数の減少:4/4(エネルギー変換無し換)
制御性: 1/5(フィードバック無し)
単一 - 二重 - 多重(類似物):1/4(単一システム)
リズムの調整: 2/4(周期的作用)
進化状態: 48.48%
未開拓ポテンシャル: 51.52%
出典:「TRIZ 実践と効用(1) 体系的技術革新」
(株式会社 創造開発イニシアチブ http://www.triz-jp.com/ )
2009年11月9日月曜日
油圧システムベアリング
このシステムに対する進化ポテンシャルのレーダー図です:
作用の調整: 2/4(部分的に調整された作用)
幾何学的進化(体積的): 2/4(二次元構造)
幾何学的進化(線的): 3/4(二次元面)
境界の除去: 2/3(少数の境界)
表面の分割: 1/4(滑らかな表面)
空間の分割: 1/5(中実の固体)
可動性の向上: 3/5(全面柔軟システム)
エネルギー変換回数の減少:3/4(単一エネルギー変換)
制御性: 1/5(フィードバック無し)
リズムの調整: 1/4(連続的作用)
進化状態: 46.67%
未開拓ポテンシャル: 53.33%
出典:「TRIZ 実践と効用(1) 体系的技術革新」
(株式会社 創造開発イニシアチブ http://www.triz-jp.com/ )
2009年11月8日日曜日
2009.11.7 四谷SRR&ペア
Session 1: ペア +568IMP(22/90位)、Team 72VP(3/9位)
Session 2: ペア +334IMP(34/90位)、Team 58VP
Overall : ペア +902IMP(20/90位)、Team 130VP(4-5/9位)
[Av. 120VP + 10VP]
http://www.fitsys.jp/JtosResultPage/WrpMultiRanking.aspx?CC=3EC001&TC=3EC00109110700&Id=0
http://www.fitsys.jp/JtosResultPage/WrpMultiRanking.aspx?CC=3EC001&TC=3EC00109110700&Id=1
Session 2
Board: 16
Dealer: West
Vul: E-W
E
S: J76
H: AQ953
D: AKJ
C: J2
N E S W
1C
1S 2H P 3H
3S 4H P P
4S ?
Q1. Eのビットは?
-------------------
N E S W
1C
1S 2H P 3H
3S 4H P P
4S P P 5C
P ?
Q2. Eのビットは?
http://www.fitsys.jp/JtosResultPage/WrpTrvView.aspx?CC=3EC001&TC=3EC00109110700&Id=4
2009年11月5日木曜日
2009.11.4 四谷IMP 第1水夜 メジャーⅠ #2 vs #1
後半: 31:20 IMP
合計: 59:47 IMP (17:13 VP)
http://www.jcbl.or.jp/yotsuya/2009w/09w1wed-majorIN.pdf
前半
Board: 3
Dealer: South
Vul: E-W
E
S: AQxxx
H: QJxxxx
D:
C: 10x
N E S W
P 1C
2D ?
Q1. Eのビッドは?
-----------------
N E S W
P 1C
2D 2H 4D P
P ?
Q2. Eのビッドは?
2009年11月4日水曜日
2009年11月3日火曜日
ゲンリッヒ・アルトシュラーによるTRIZ講義(6/6)
2009年11月2日月曜日
ゲンリッヒ・アルトシュラーによるTRIZ講義(5/6)
2009年10月28日水曜日
ゲンリッヒ・アルトシュラーによるTRIZ講義(4/6)
問題は無数にありますが、矛盾の数は限られています。
矛盾は解決することができます...
...一般的な原理を用いることによって。
世界のあらゆる多様性は...
...約100の化学元素を用いて形成されています。
発明の世界も同様です。
発明のためのツールは減らすことができます...
...約100の原理または手段に。
何千もの特許が解析されました。
それらは約50の一般的な原理を明らかにしています。
これらの原理を用いて...
...多数の問題を解くことができます。
10個の問題のうち8個は自信を持って解くことができます...
...マトリックスを使うことによって。
それではフィルターの問題に戻って適用してみましょう...
...技術的矛盾を解決するためにマトリックスのデータを。
学生「何で技術的矛盾なんですか?
これは物理的矛盾です。
はっきりしています ― フィルターの目は粗くなくてはならず、細かくなくてはなりません。」
講師「この問題を...
...マトリックス上のデータだけを使って技術的矛盾を解決してほしいのです。
パガニーニは一本の弦だけでコンサートを演奏しました。
切れた弦を取り替えることができなかったからではなく...
...一本の弦だけで演奏する技術と能力をあわせ持っていたからです。
これと同じことが君にもあてはまるかも知れません。
一つの表だけで問題を解いてみてください。
改善しようとしているものは何でしょうか?
学生「たぶん、フィルターの寿命です。」
講師「そうですね。」
学生「多数のフィルターを重ねてみるというのは?」
講師「この解決策では何が失われてしまうでしょうか?」
学生「簡潔さです。」
講師「そうですね。複雑さが増大してしまいますね。
これは矛盾です。
動作の継続性が対立します...
...解決策の複雑さと。
表を見てください。
どのような原理が記載されていますか?」
学生「28d
強磁性粒子を含む場を利用する。」
講師「そうです、これはちょうど対応します...
...この問題の制御方法に関する答えに。
次の原理は何ですか?」
学生「逆にしてみる。」
講師「そうです。逆発想原理です。」
学生「フィルターの粒子が外側になければ...
...そして磁石が内側に。」
講師「逆にしたんですね。
この考え方に対する二つの特許が与えられました。
これらの特許時期は7年間離れていました。
君たちはどれだけの時間を使いましたか?」
学生「1、2分です。」
講師「どれだけ違うでしょうか...
...この問題の解決に1日、1時間あるいは1週間かかったとして?
重要なのは、何年もの歳月が失われなかったということです。
何年もの歳月が失われた例がたくさんあるのです。
これらの発明はみな遅れました。
これがそのひとつの例です。
大変優れた発明です。
課題は岩または石炭を粉砕することです。
掘削孔が開けられて液体が注入されました。
当初、液体しか使われませんでした。
その後、脈動流体を注入できることが判明しました。
この発明では共鳴は考慮されませんでした。
ポンプが発生させることのできる衝撃についてだけで、
誰一人として共鳴ということばについて考えすらしませんでした。
時が過ぎました。
どれだけの時間を要したと思いますか...
...共鳴、すなわち固有振動数の利用について考えるようになるまでに?」
学生「多分、1年以下でしょう。」
講師「いえ、1年以上 ... 実に6年間です!
二つの特許の間が6年です。」
動画をご覧になるには以下のURLをアクセスしてください:
2009年10月27日火曜日
2009.10.25 四谷SRR&ペア
Session 1: ペア +848IMP(5/56位)、Team 84VP(1/9位)
Session 2: ペア +34IMP 、Team 68VP
Overall : ペア +882IMP(10/56位)、Team 152VP(2/9位)[Av. 136VP + 16VP]
http://www.fitsys.jp/JtosResultPage/WrpMultiRanking.aspx?CC=3EC001&TC=3EC00109102521&Id=0
http://www.fitsys.jp/JtosResultPage/WrpMultiRanking.aspx?CC=3EC001&TC=3EC00109102521&Id=1
Session 1
Board: 2
Dealer: East
Vul: N-S
S:AKJ86543
H:65
D:K104
C:
S:10 *NN* S:Q7
H:K4 W E H:AJ872
D:J532 W E D:A8
C:AQJ984 *SS* C:7532
S:92
H:Q1093
D:Q976
C:K106
N E S W
P P 1C
?
Q1. Nのビッドは?
--------------
N E S W
P P 1C
1S 2H P 3C
?
Q2. Nのビットは?
--------------
N E S W
P P 1C
1S 2H P 3C
3S 4C P P
?
Q3. Nのビットは?
2009年10月25日日曜日
ゲンリッヒ・アルトシュラーによるTRIZ講義(3/6)
ARIZ = プログラム + 情報 + ...
講師: Genrich Saulovich Altshuller(発明手法公共研究所長)
発明家は試行錯誤により問題を解こうとします。
5メートル飛び上がろうとしている人を想像してみてください。
これは人間の能力を超えています。
これは問題から解決策へ直接飛ぼうとしているようなものです。
だれも5メートル飛び上がることはできません。
でも、私たちははしごを使うことができます。
0.5メートルごとの段を使えば...
...だれでものぼることができます。
つまり、発明家にもはしごが必要なのです。
すなわち、複雑な問題を扱うプログラムが必要です。
『5メートル』問題をいくつかの手順に分けるプログラムです。
これには整理された創造的なプロセスが必要です。
このプログラムは1946年に我が国で考えだされました。
つい最近まで、このプログラムは審議中でした。
二つの理系校が反対したのです。
その一つは創造性が血液化学により決まるとし、
もう一つは発明家が異常であると主張しました。
いずれの言い分にも科学的裏付けがありました。
今日、私たちはプログラムが必要であることを知っています...
...複雑で創造的な問題を解くためには。
私たちは創造的なプロセスのためのプログラムを用意しました。
当時、これはとても変に思われました。
このプログラムは完ぺきではありませんでしたが、実際の問題で試されました。
この問題解決アルゴリズム(ARIZ)は次のようにして開発されました:
ARIZは問題解決プロセスを分けます...
...50の連続する手順に。
これらの手順のひとつを見てみましょう。ちょっと変わってはいますが。
実は問題を終わりから解き始めるのです。
どうしたら問題を終わりから解くことができるでしょうか...
...解決策を知らないのに。
真の解決策は知らないのです。
でも、理想的な結果がどうあるべきかを想像することはできます。
達成不可能な夢、空想、アイデアに過ぎないかも知れません。
でも、理想的な結果に対する想像力豊かな構想です。
これが強力な解決策の可能性を生み出すのです。
次のような問題を考えてみましょう:
冷却装置があります。
冷媒の漏れを検出するシステムが必要です。
装置にはパイプコイルがついています。
冷却装置の仕組みを皆さんご存知でしょうか?
冷媒はパイプコイルを通して装置内に運ばれます。
システムから冷媒のしずくが漏れています。
漏れている箇所をすばやくそして正確に見つけなければなりません。
学生「冷媒はフロンですか?」
講師「何か他に考えられますか?」
学生「つなぎ目にペンキを塗ってはどうでしょうか?
フロンが反応してペンキの色が変わります。」
講師「では、問題を変えてみましょう。
この中からシンデレラを見つけるにはどうすればよいでしょうか?
シンデレラはどこにいるでしょうか?」
学生「『私がシンデレラよ』と言ってもらう必要があります。」
講師「呼び出せばこたえてくれるでしょう。
では、理想的な結果を考えてみましょう。
理想的にはこれをどのように実現できるでしょうか?」
学生「シンデレラしかいなければいい。」
講師「そうですね。ここにはシンデレラだけがいるということですね。
それでは、冷却装置の問題に戻りましょう。
フロンのしずくがシンデレラだとしましょう。
よろしいですか。何も見えない状況を作り出すことができます。
明りを消しさえすれば真っ暗になります。
さあ、ここでどうすればしずくが見えるでしょうか?」
学生「発光物質を取り入れればいい。」
講師「これがこの問題に対する解決策です。
究極の理想解を明確に考えてみることが大いに役立ちました。」
動画をご覧になるには以下のURLをアクセスしてください:
http://www.youtube.com/watch?gl=GB&hl=en-GB&v=zYkd6aVObMg&feature=related
2009年10月24日土曜日
ゲンリッヒ・アルトシュラーによるTRIZ講義(2/6)
イノベーション・アルゴリズム
試行錯誤法
干し草の山の中から針を見つけるには
講師: Genrich Saulovich Altshuller(発明手法公共研究所長)
問題は次のものです:
化学反応器の窯から熱いガスが排出されています。
ガスの温度は約600℃です。
ガスにはたくさんのちりが含まれます。
ガスをきれいにする必要があります。
特殊な金属製フィルタが使われています。
これらのフィルタはとてもうまく機能します。
しかしながら、すぐにちりが詰まってしまいます。
問題: どのようにしてフィルタをきれいにするか?
さあ、問題の条件は分かりましたね。では、解いてみましょう。
どのようなアイデアが浮かびますか?大胆に考えてみましょう!
だれからやってみますか?
学生1「フィルタの反対側から吹き飛ばす。」
講師「そうですね。アイデアのひとつですね。
これを分析してみましょう。」
学生1「気流のひとつが別の気流と相互作用する。」
学生2「ちりを帯電させる。」
講師「そうですね。どうしたら帯電させられますか?」
学生「ちりを湿らせる。」
講師「湿式電気フィルタがあります。何でしょうか?」
学生「蒸気が生成されます。」
講師「そうです。600℃です。その通りです。どのようにしてちりを湿らせられますか?」
学生「油を使えます。」
講師「油ね ... 他には?」
君たちは試行錯誤で問題を解こうとしていますね。
このやり方を図で示すとこのような感じになります。
これが課題です。ここが検索範囲です。
解決策はどこかにありますが、正確な場所は分かりません。
君たちは色々な方法を分類しています。
これが最初の試みで、これが二つ目の試みです。
良い解決策は出てきません。
さあ、それでは課題に戻りましょう。
色々な方法の分類に何年もかけることができます...
... 何か見出すことを期待して
時には偶然に名案を思いつくこともあります。
この現象は非常に多くの場合、創造的発明と結びついています。
特に映画の中では。
その一部をお見せしましょう。
『SNEの秘密』
エゴロフという優れた発明家に関するものです。
エゴロフは巻き取り装置を発明しました。
何年もの努力を要しました。
アイデアを見出すまでに何百ものやり方を分類しました。
電車の中での幸運な出来事によりアイデアを得ました。
エゴロフは別の道をとる可能性もありました。
その場合には、さらに多くの方法を分類したことでしょう。
それにはもっと多くの時間がかかってしまいます。
動画をご覧になるには以下のURLをアクセスしてください:
http://www.youtube.com/watch?gl=GB&hl=en-GB&v=2G6o-kBrmjw&feature=related
2009年10月23日金曜日
ゲンリッヒ・アルトシュラーによるTRIZ講義(1/6)
講師: Genrich Saulovich Altshuller(発明手法公共研究所長)
発明はいつも遅れます。
船乗りは、他の人がたどれる、暗礁や浅瀬の地図を描くことができます。
しかし、発明家にはこのような地図がありません。
どの初心者も同じ過ちを犯してしまいます。
経験を積むには何年もの月日を要します。
創造性は教える必要があります。そして、それには技術が必要です。
この技術はつい最近できあがったばかりのものです。
今日では多数の都市で開催されるセミナーで創造性を教えています。
これらの授業の例をいくつかご紹介しましょう。
創造的プロセスを損なう可能性があるため、授業の録画は困難です。
しかも、これらの授業が行われた時、隠しカメラを使うことができませんでした。
そうは言っても、何とか録画することができました。
創造性がどのようにして教えられるかご覧いただきたいと思います。
発明する技術についてお話ししましょう。
動画をご覧になるには以下のURLをアクセスしてください:
http://www.youtube.com/watch?gl=GB&hl=en-GB&v=dawPn8neL-U&feature=related
2009年10月22日木曜日
TRIZ協会だより 第3号
●○● TRIZ協会だより Vol.3 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009年10月15日発行━━━
【目次】______________________________
|1|第5回日本TRIZシンポジウムを終えて
|2|どのような方が参加してくださったのか
|3|参加者の方々からの声
|4|Topic ~第16回品質機能展開シンポジウムのご案内~
|5|協会からのお知らせ
|6|おわりに
皆様、こんにちは。
朝夕と秋らしくなってきた今日この頃、
季節の変わり目に体調を崩したりされないようお気をつけ下さいませ。
さて、先月9月10日から12日の3日間、第5回日本TRIZシンポジウムが開催され
盛況のうちに閉会となりました。参加者の方々からも、とても有意義なシンポジム
であったとお声掛け頂き、日本TRIZ協会といたしましてもとてもうれしい限りです。
そこで、今回のメールマガジンの内容は、第5回日本TRIZシンポジウムに焦点を当て
振り返って見たいと思います。
日本TRIZ協会 事務局
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● 1.第5回日本TRIZシンポジウムを終えて
○●
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9月10日(木)~9月12日(土)の3日間、
埼玉県比企郡嵐山町に位置する国立女性教育会館(NWEC)に於いて、
第5回日本TRIZシンポジウムが開催されました。
不安定な経済下にも関わらず、
開催サイドの参加予想をはるかに上回る137名の参加者が会し
(初日午前のチュートリアルとプレセッションに分かれたプログラムにも57名と
多くの方々が参加されました)、
有用な発表に耳を傾け、活発な質疑が投げられ、また深い討論が交わされました。
まさに、主題である「新たな創生期に向けて」にマッチした
充実の3日間であったと思います。
今回の発表は、基調講演2件、チュートリアル1件、オーラル発表23件、ポスター発表15件といった内訳であり、海外や先進企業の事例を聞くことが出来たという点で
”満足” と評価いただいた方が多かったようです。
また、今回はグループ討論として各日の夜と朝、
各々テーマを決めた自主運営による討論が行われましたが、
意見交換の内容もさることながら、
参加者同士の交流の場として大変良かったとの声も多く聞かれました。
------------------------------------------------------------------
● 2.どのような方が参加者してくださったか
○●
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1)年齢 30歳40歳代が43%、50歳60歳代が55%といった内訳
20歳代の2%という参加率がもっと増すとよいか
2)職種 研究開発が35%と最も多く、設計・生産・知財で23%
3)立場 役員12%、部長17%、課長23%、係長17%と、立場は均等にそれぞれ
4)部門規模 500人以上が69%と、例年通り大規模な企業(部門)からの参加者多し
5)活用経験 5年以上が47%、3~4年が22%と、経験豊富な方々の比率が高かった
2年前の参加者は、3年以上が34%だった
6)参加回数 初めてという参加者は29%で、繰り返し来て頂いている参加者が多い
ちなみに2年前は初めての参加者が55%を占めていた
今年度の厳しい経済状況のために、
はじめての参加者が申し込みをするには難しい面があったかも
7)関わり方 活用29%、推進26%、教育21%と、それぞれ違った立場の方々が集合
8)開催情報 HP46%、社内外からの情報24%と、口コミ情報も増してきた?
2年前は50%、昨年は64%がHPからの情報で知ったという状況でした
9)満足度 参加者の83%に満足とお答えいただけました
頂いたアンケート結果の詳細は、近々協会ホームページに掲示いたしますので
そちらをご覧下さい → http://www.triz-japan.org/
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● 3.参加者の方々からの声
○●
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”海外からのTRIZ専門家の意見が聞けた”
”研究発表・実際の使い方などの事例など幅広く聞けた”
”TRIZに関する意見交換が出来た”
など、シンポジウムに参加してよかったとの声が多数上がっており、
概ね良いシンポジウムであったと評価いただいているようです。
ありがとうございます。
・プログラムの時間配分やプロシーディングの見難さ、厚さ(?)を何とかして欲しい
・海外の発表に通訳がつくとより良い
・会場が遠方であったから移動が大変だった
など、ご意見も多数頂戴しておりますので、参加いただいた皆様からの声を元に、
来年度以降も一層価値の高いシンポジウムにしていきたいと思います。
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● 4.Topic
○● ~第16回品質機能展開シンポジウムのご案内~
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来る11/26日(木)~27日(金)2日間の予定で、第16回品質機能展開シンポジウムが
開催されます(主催: 財団法人日本科学技術連盟)。
本年度は、「品質保証の新たなる時代への挑戦 -QFD・TRIZ・TMの融合を目指して-」
をテーマに掲げており、NPO法人日本TRIZ協会も協賛しております。
テーマ: 品質保証の新たなる時代への挑戦 -QFD,TRIZ,TMの融合を目指して-
開催期間: 2009年11月26日(木)~27日(金)
会場: 日本科学技術連盟 本部ビル 3号館2階講堂
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-10-1
主催: (財)日本科学技術連盟
協賛: (社)日本自動車部品工業会、NPO法人 日本TRIZ協会
26日(木)は 14:00~17:15 チュートリアル2件(タグチメソッド入門・TRIZ入門)
27日(金)は 10:00~16:30 特別講演・QFD関係発表・TRIZ関係発表・TM関係発表
そして、パネルディスカッションとなっております。
プログラム詳細につきましては、こちらををご覧下さい → http://www.juse.or.jp/tqm/61/
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● 5.協会からのお知らせ
○●
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第5回日本TRIZシンポジウムを閉会した直後ですが、日本TRIZ協会では、
来年度開催予定の第6回日本TRIZシンポジウムに向けて早々に動き出しております。
2010年9月9日(木)~9月11日(土)を予定し、これから創り上げていくわけですが
なにぶんにも人手が足りません。
上述の ”声” のなかにも協会への労をねぎらう言葉をたくさん頂戴しておりますなかで
”人手を増したらどうでしょう” という意見も多くいただきました。
日本TRIZシンポジウムならびに日本のTRIZ推進のよりよい発信源として一層の充実を図るためにも皆様のご協力が必要になってまいります。
協会HPや本メルマガにて「協力の募集」をかけて参りますので、
何卒ご一考頂き、積極的な参加をいただけましたら幸いです。
まずもって協会HPの追加情報作成や更新に人手が足りません。
より早い情報提供を心がけたいのですが、作業がおぼつかない状況です。
我こそはと思われる方がいらっしゃいましたら奮ってご参加ください。
こちらへご一報いただけますとありがたく → info@triz-japan.org
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● 6.おわりに
○●
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”TRIZ協会だより” 第3号をお読みいただき、誠にありがとうございました。
今後も、会員の皆様にとって有意義な情報が提供できますよう
知恵を絞って進めてまいります。
「こんな情報がほしい」
「協会の活動のここが知りたい」
などなど、皆様からのご意見をいただきけますと大変ありがたく思います。
会員皆様との交流の場として、
このメールマガシンが発展していくことを願っております。
次回の ”TRIZ協会だより” は12月を予定しております。
2009年10月21日水曜日
2009.10.17 四谷SRR&ペア
Session 1: ペア +42IMP(24/54位)、Team 93VP(2/9位)
Session 2: ペア +590IMP(10/54位)、Team 59VP
Overall : ペア +632IMP(15/54位)、Team 152VP(2/9位)[Av. 120VP + 32VP]
http://www.fitsys.jp/JtosResultPage/WrpMultiRanking.aspx?CC=3EC001&TC=3EC00109101761&Id=1
http://www.fitsys.jp/JtosResultPage/WrpMultiRanking.aspx?CC=3EC001&TC=3EC00109101761&Id=0
Session 1
Board: 13
Dealer: North
Vul: Both
S:J75
H:97
D:975
C:108732
S:K963 *NN* S:Q42
H:3 W E H:Q8642
D:K1062 W E D:AJ43
C:AQJ9 *SS* C:6
S:A108
H:AKJ105
D:Q8
C:K54
N E S W
P P 1H X
P P 2H ?
Q1. Wのビッドは?
--------------
N E S W
P P 1H X
P P 2H P
P ?
Q2. Eのビットは?
2009年10月20日火曜日
TRIZのお話4: 進化のおはなし
物質1か物質2の内部に新しい物質を組み込む
物質1か物質2の外部に新しい物質を組み込む
2009年10月19日月曜日
TRIZのお話3: ニーナが仕事で ― まさにその日以来、仕事が創造的に...
2009年10月18日日曜日
TRIZのお話2: ニーナちゃんが大学で ― 試験の時間
一番背の高い人の身長の1.5倍はないとダメだな...
「矛盾が発生したようね!
例えば、トランプくらいだったら?」
2009年10月17日土曜日
TRIZのお話1: ニーナちゃんが学校で ― 問題の世界
2009年10月16日金曜日
テトリスTRIZの序章: TRIZの歴史
http://www.tetris-project.org/
2009年10月15日木曜日
学校でのTRIZ教育
物語原作: Genrich Altshuller
脚本: Gaetano Cascini (イタリア)
動画: Harry Flosser (ドイツ)
日本語訳: 宮西 克也、中川 徹
・編集ノート (中川 徹、2009年10月10日)
日本の学校で、子どもたち、生徒たち、そしてティーンエイジャたちに、TRIZを教えることは、私にとって永年の望みでした。そのような活動の一つが、「子供のためのCIDコース: TRIZに基づく創造的想像力の開発コース(CID): (小学校1~3年生向け) 指導の手引きとワークブック」 であり、ロシア語のテキストを英訳してもらって掲載したものです。この6冊の小冊子からなるシリーズは、原作者はナタリア・V・ルービナ(ロシア,ペトロザボーツク)で 1998-1999年にロシア語で作成し、小学校で実地に教え、その英訳を イリーナ・ドーリナ (東京) が2000-2001年に行い、それを中川 徹 (大阪学院大学) が編集して、2000-2002年にWebページとして掲載しました。掲載は、初回が2001年1月30日、最終回が2002年2月19日でした。この英語テキストは、約10ヶ国の30人ばかりの読者の人々からメールで応答をいただき、それぞれに、これを使って教育してみたい、出版を考えたい、あるいはさらに自国語に翻訳したいなどの抱負や提案が述べられておりました。ただ、残念なことに、それらはその後、具体的に成果を挙げる前に立ち消えてしまいました。私自身も、このテキストの日本語版を作れないでおります。-- しかし今なお、読者のみなさんのご協力を得て、これらのプロジェクトを実現したいという希望を持ち続けております。
昨年の第4回TRIZシンポジウム 2008 で、13才の中学生宮西太一郎君が、技術者のお父さん宮西克也さんと一緒に、オーラル発表をしました。その題名は、『親子で取り組むTRIZ ~夏休み自由研究: 「アメンボ」へのTRIZ活用~』でした。 太一郎君は中学1年生の夏休みにこの課題をやり、TRIZの考え方を使ってアメンボの謎を解くのが楽しいことだと知ったのでした。この発表は、日本のTRIZ関係者たち (そのほとんどが、企業の技術者や管理職、また大学関係者) にとって、非常に勇気づけられるものでした。その後、日本TRIZ協会では、日本の学校教育にTRIZを推進するのをどのようにして始めればよいかを、少し議論しておりました。その鍵になるのは、TRIZに関心を持つ先生たちを見つけることと、実際に学校で教えるトライアルの機会を掴むことでした。
今年の6月になって、私は欧州のTETRISプロジェクトからの案内を受け取りました。プロジェクトのWebサイトを開設し、TRIZのお話のアニメを掲載したというのです。このプロジェクトは、「学校でのTRIZ教育」を目指したもので、欧州委員会の生涯学習プログラム「レオナルドダビンチ」プログラム (2007-2013年) から財政的援助を受けているものです。「TRIZのお話」というアニメの物語は、アルトシュラーの本『そのとき突然発明家が現れた』をベースにして、イタリアのGaetano Cascini が脚本を書いたもので、手描きのアニメ動画はドイツのHarry Flosser が作ったものです。
7月の初めに、私は思いがけないメールをHarry Flosser から受け取りました。「TETRIS のアニメを日本語に翻訳する気はないか?」と尋ねてきたのです。私はすぐに宮西克也さんにメールして、この翻訳をお願いしました。このようにして、日本語版翻訳プロジェクトは迅速に立ち上がりました。日本TRIZ協会理事長の林利弘さん、そして仙台の石井力重さんが、このプロジェクトを積極的にバックアップして下さいました。7月下旬に宮西さんの初稿ができたのですが、くだけた口語の日本語になっていて、アニメの図の雰囲気とよくマッチしたものでした。中川がそれを少し推敲して、TETRISプロジェクトに送りました。Harry Flosser が、日本語テキストを彼のアニメのファイルにインストールして、一般にアクセス可能な形でTETRISのサイトに公開掲載してくれました。その完成は、われわれの第5回TRIZシンポジウムの開催直前でした。
「TRIZのお話」のアニメの日本語版は、現在、TETRIS プロジェクトのWebサイトで公開されており、だれでもアクセス可能です。(http://www.tetris-project.org/). TETRIS プロジェクトのサイトに行き、(無料登録してから) トップページ中のホットスボットから「TRIZアニメ」を選択し、さらに日本語のバナー (日の丸マーク) を選択します。
スライドのPDF版を作り、「漫画」のような形式にすると、サイズも小さくなり、読むのも楽になるだろうと考えています。
・TETRIS プロジェクト: 学校でのTRIZ教育
TETRIS (TEaching TRIz at School) (テトリス) プロジェクトは、EU委員会の生涯学習プログラム「レオナルドダビンチ」(2007-2013) からの予算援助で行われているプロジェクトです。
TETRISプロジェクトについては、ETRIA (欧州TRIZ協会) の国際会議 TFC2008 (2008年11月、オランダ、エンスヘーデ) において、つぎの発表により報告されています。
「TETRIS: 学校でのTRIZ教育: 一様でないカリキュラムにおける教育要求に対応する」
G. Cascini (University of Florence, イタリア), J. Jantschgi (Carinthian University of Applied Sciences, オーストリア), I. Kaikov (European Institute for Energy Research, ドイツ), N. Khomenko (University of Florence, イタリア), I. Murashkovska, A. Sokol (Jelgava Regional Adult Education Centre, ラトビア), F. Tomasi (AREA Science Park, イタリア).
概要: 創造性の強化、および問題設定と問題解決のスキルというのは、欧州諸国の中等教育の大部分の学校で欠如しているテーマである。さらに、実際のTRIZのコース、セミナー、および教材は、大抵が企業あるいは工科系の大学向けに作られている。このため、それらは、一般の中等教育の学校の生徒たちや先生たちをはじめ、人文科学の分野に興味を持つ人々など、多数で多様な潜在的な読者や学習者たちの要求に対応することに失敗している。TETRISプロジェクトは、欧州共同体がその生涯学習プログラムを通じて財政援助をしているものである。その対象は、14才以上の年令のすべての学習者であり、どのような種類のカリキュラムに従っている人にも適したような、TRIZの教材を制作し、テストすることである。本発表は、このプロジェクトの目標と構造を提示するものである。特に、教育の要件を特定して記述すること、および、教材に盛りこむ知識体系を構築する際にとったアプローチについて、注意を払っている。
中川はその「学会参加報告: ETRIA TFC 2008」で、この論文を紹介・レビューして、本『TRIZホームページ』 に掲載しています (英文詳細 、和文概要) (2009. 3. 2)。
・TETRISプロジェクトの アニメ「TRIZのお話」
TETRISプロジェクトのWebサイトに入り、そのトップページの「TRIZ animations」のボタンをクリックすると、図が現れます。
この図の右下に並んでいる国旗で分かるように、このアニメの中のテキストは現在7ヶ国語で利用できます。すなわち、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ラトビア語、ルーマニア語、そして、日本語です。好きな言語を選び、5つの動画を表すスライドのどれかにポインタを持っていくと、その動画のタイトルが表示されます。
アニメは、手描きの動画の形式で、なかなか魅力的です。
5つのアニメは、(1) TRIZの成立、(2) ニーナちゃんが学校で、(3) ニーナちゃんが大学で、(4) ニーナが仕事で、そして (5) 進化の話、です。
2009年10月12日月曜日
ロシア人東京案内
10:00 グランドプリンスホテル新高輪のロビーで待ち合わせ
(時間に関しては無頓着な様子)
品川→有楽町(関西移動時に乗る新幹線を紹介)
有楽町マリオン→歌舞伎座(「マンハッタンみたい」との感想)
東銀座→浅草(乗換不要ということで東京メトロではなく都営地下鉄を利用)
観光案内書で英語の浅草案内地図をゲット(ロシア語版は無いみたい)
雷門前の観光用人力車を紹介(リクショウ[rickshaw]とか言って頷いていた)
「小熊のような動物で縁起が良いもののマスコット」を求めていたが、不明
お線香の煙を擦り付ける人々を見て:
「あの人達、何してるの?」(←興味津々)
「体の悪いところにつけると治るらしい」(←頭を指しながら)
「わたしみたいに頭のいい人は?」(←いくぶん困った様子)
「痛むところにでもつけてみたら...」(←内心「勝手にすればぁ...」)
「そうね」(と、頭に擦り付けていた。どうやら頭痛がしていたらしい。)
浅草神社にて、雨水を消火桶に溜める樋で日本の昔からのエコ精神を紹介
土産物店では小さなふくろうの縫いぐるみの飾りを購入していた
(欧州では知恵を象徴する動物とのこと)
日本語では「不苦労」に通じるので縁起の良い鳥であると説明
13:00 『三定』で昼食
(気に入ったらしく、店の案内書を求めたり、店名の由来を尋ねられたりした)
14:10 浅草から隅田川下り
(外国人観光客が少ないのは船内説明が日本語のみだからでしょう)
14:45 浜離宮庭園
(「なぜ人が少ないの?」→「有料だから」、
「城は無いの?」→「別荘だから」、など)
汐留→新橋
(途中の近代的なビルの構造や形に関心があるらしく、写真を撮っていた)
新橋→明治神宮前→竹下通り
(最近、アメリカの複数のテレビ局で取り上げられたらしい)
(「なぜ反対側から来る人が多いの?」→「日本では左側通行だから」、など)
竹下口→明治新宮前
(ラフォーレ原宿の[○の一部が欠けた]視力検査風広告板が受けていた)
明治神宮前→六本木
(女性専用車両の表示を指し示したら「これって差別なの?」との質問)
東京ミッドタウン
(ミッドタウンガーデンの貝の形をしたオブジェに興味を示す)
『すしざんまい』俳優座前店で夕食
(鮪のユッケ、ざんまいサラダ、かに椀が気に入り、店名の意味を尋ねられた)
六本木ヒルズの毛利庭園
「なぜこんなに暗いの?」→「デートにはこのほうが好都合だからでしょう」)
20:30 麻布十番の大丸ピーコック
(「ホテルで食べた葡萄が美味しかったので欲しい。アジアの梨も好き。」)
2009年8月7日金曜日
TRIZ協会だより 第2号(日本TRIZシンポジウム開催直前スペシャル)
●○● TRIZ協会だより Vol.2 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009年08月6日発行━━━
【目次】______________________________
|1|第5回日本TRIZシンポジウムへのお誘い
|2|現在の状況(中間報告)
|3|プログラムの案内
|4|ボランティア募集
|5|おわりに
皆様、こんにちは。
梅雨もあけ、大変暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
時のたつのは早いもので、6月に創刊号をお出ししてから早くも2ヶ月が経過しよう
としております。
今回のメールマガジンは、日本TRIZシンポジウム開催直前号として
内容をシンポジウム開催に絞り配信させていただきます。
日本TRIZ協会 事務局
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● 1.第5回日本TRIZシンポジウムのお誘い
○●
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ご承知のとおり、来月9月10日(木)~9月12日(土)の日程で
待ちに待った第5回TRIZシンポジウムが開催されます。
変わらぬ景気低迷傾向の最中ではありますが、「底打ち感」を謳う誌も
ところどろこに見受けられ、好転に向けてほんの少し光が指してきた
といったところでしょうか。
厳しい中ではありますが、皆様にとって必ずや有意義な時間を過ごして
いただけるものと自信を持ってお勧め申し上げます。
尚、参加申込み締め切りが 8月24日(月) に迫ってまいりました。
まだ参加申し込みがお済みでない方は、お早めに申し込み
いただきますようお願いするしだいでござます。
よろしくご検討のほどお願いいたします。
<第5回TRIZシンポジウム>
主題: 「新たな創生期に向けて」
日時: 2009年9月10日(木)~9月12日(土) 3日間
場所: 国立女性教育会館(NWEC) 埼玉県比企郡嵐山町
(池袋より東武東上線急行60分、武蔵嵐山駅下車、徒歩15分)
主催: NPO法人 日本TRIZ協会
日本TRIZシンポジウムへの参加申し込みは
協会HP内「第5回TRIZシンポジウム 参加募集」よりお願いいたします:
http://www.triz-japan.org/
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● 2.現在の状況(中間報告)
○●
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お蔭様で、今のところ参加申し込み者はちょうど100人を越えたところです。
海外からはそのうち10名が申し込みを済ませてくださっています。
会場のキャパシティを考えますと、もっともっと参加者が増えても
十分に対応可能です。
150人・200人と参加者が増すほどに一層有意義なシンポジウムに
育てていけるかと思います。
お仲間にお声かけ頂き、TRIZの輪(和)を皆で築き上げて行きましょう。
発表は、基調講演2件・チュートリアル1件・一般発表のオーラル24件・ ポスター15件
を予定しており、昨年にも増して非常に充実した内容となっております。
オーラルはほぼ全件、スライドを英和で同時投影し、論文集も海外発表者のものは、
英文と和訳の両方を掲載の予定です。
皆さまにご理解していただきやすいように準備を整えてまいります。
また、発表時の討論時間の他に、初日に夕食&交流会を開催し、
参加者の方々の交流の時間を設けておりますので、こちらも有効に
ご活用いただきたく、是非とも初日からご参加いただければ幸いです。
あわせて今回は、朝と夕方に都合4回、合計6時間に及ぶ「自由 & グループ討論」
の時間を用意しておりますので、じっくりとTRIZ談義をする機会に
していただきたいと願っております。
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● 3.プログラムの案内
○●
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基調講演1 (初日午後、80分) Boris Zlotin (米)
「技術システムの将来予測へのTRIZの利用」
基調講演2 (第3日午前、80分) Darrell Mann (英)
「TRIZ:必要だが不十分。市場およびすべてを包括する理論」
チュートリアル (初日午前、2時間) 福嶋洋次郎 (パナソニック)
「問題の認識と解決に効果的なTRIZの実践」
オーラル発表 (24件):
発表30分+討論10分
ダブルトラックで日英スライド同時投影。討論の通訳あり。
ポスター発表 (15件): 2セッション。
全員への紹介(各3分) + 発表 & 討論。(合計100分/セッション)
夕食 & 交流会 (初日夕方): 立食、自由な交流。
プレセッション(初日午前): 自己紹介と予備討論 (2時間)
自由 & グループ討論 (夜と朝): 自主運営による討論
第1日 20:20 - 21:40
第2日 20:00 - 21:40
第3日 8:40 - 9:40
プログラムの内容と時間割詳細につきましては、協会HP内でご確認下さいませ。
協会HPのトップページ http://www.triz-japan.org/ から入り、
→ 「第5回シンポジウム」 ・・・ 表示画面左側
→ 参加者の募集とシンポジウムの詳細 ・・・ 文中
→ プログラム:時間割りと概要 ・・・ 文中
の順にクリックしていただけますとpdfファイルも入手可能となります。
*基調講演のアブストラクトもご覧いただけます。
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● 4.ボランティアの募集
○●
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参加者の方々にとって一層わかりやすいシンポジウムとするために
協会運営メンバーは全力でことにあたっておりますが、
皆様のお力を多少なりともお借りできましたら大変助かる任務がございます。
『海外からの参加者発表時の ”質疑応答時間” の通訳をしてくださる方』
日本からの参加者・海外からの参加者双方の意思疎通が
言葉の壁によりはかりにくい現状があります。
我こそはと思われる方、名乗りをあげていただけないでしょうか?
現在3名の方には担当していただけることになっておりますが、
多くの方々で分担されることにより、
個々の負担が抑えられるように したいと思っております。
よろしくご検討くださいませ。
こちらへご一報いただけますとありがたく存じます: info@triz-japan.org
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● 6.おわりに
○●
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”TRIZ協会だより” 第2号をお読みいただき、誠にありがとうございました。
今後も、会員の皆様にとって有意義な情報が提供できますよう
知恵を絞って進めてまいりたいと存じます。
「こんな情報がほしい」
「協会の活動のここが知りたい」 などなど
皆様からのご意見をいただけますと大変ありがたく存じます。
会員の皆様との交流の場としてこのメールマガシンが発展していくことを
願っております。
次回の ”TRIZ協会だより” は、10月の発行を予定しております。
それでは皆様、9月のシンポジウム会場でお会いしましょう。
2009年7月17日金曜日
速やかに火を消すには?
http://www.kokokara.co.jp/info05.html
カラス(?)とか鋤とかのポーズをとってみました:
http://www.yoga-station.com/pose/suki.html
帰りに『武道家』でラーメンを食べました:
http://maps.google.co.jp/maps?sourceid=navclient&hl=ja&rlz=1T4GGLL_jaJP335JP335&um=1&ie=UTF-8&q=%E6%AD%A6%E9%81%93%E5%AE%B6+%E6%97%A9%E7%A8%B2%E7%94%B0&fb=1&split=1&gl=jp&view=text&latlng=15397520602857228486
21時過ぎでしたが、3人ほどの行列(?)ができていました。
薄味にしてもらったのですが、スープを飲むのが好きな小生にはそれでも濃過ぎる感じでした。
50円で食べ放題のライスとそれに合う濃いスープが学生には人気のようです。
さて、それでは問題です:
Q1 H2Oを用いて速やかに火を消すには以下のどれが最も効果的でしょうか?
A1a 氷
A1b 水
A1c 水蒸気
これは簡単ですね。適当に選んでも3人に一人は当たるでしょうし...
Q2 Q1において、何度のH2Oを用いるのが最も効果的でしょうか?
A2a 絶対零度(0K、-273.15℃)
A2b 0℃
A2c 100℃
A2d 可能な限り高い温度
これも簡単ですね。
A1a には A2a/A2b、A1b には A2b/A2c、A1c には A2c/A2d の二択ですから。
Q3 それは何故でしょうか?
ここまでくると、残念ながら運だけではカバーしきれませんね。
(少なくとも)基本的な科学知識が必要となりましょう。
2009年7月16日木曜日
第30回記念 現代舞踊フェスティバル
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/modance/sched/sched-pr.html#s090715-festival
会場の新国立劇場は綺麗なところで、バルコニーに飾ってある衣装が素敵です。
4,000円のチケットは現代舞踊協会の「友の会」会員だと2,000円で入手できます。
幸運にも、やや左寄りの齧り付き、相撲で言えば砂被りに座ることができました。
今回、心に残ったのは以下の作品です:
4 コル・ココル ―心内にあれば色外にあらわる
他の作品がすべて群舞であるのに、立石美智子・樹乃母娘だけで踊りきれるのは素晴らしいです。
親子で同じ道を追求し、対等な立場で出演できるなんて幸せですね。
5 青の世界にかたる想い
背景の青いスクリーンに影や実像が映し出されるあたり、現代舞踊ならではの演出だと思います。
欲を言えば、終盤で影を映す際、スクリーンを身長ではなく手を伸ばした高さに設定したほうが、全体が映って、より美しくなるのではないでしょうか。
7 Visit to "sickness"
オブラート越しに別世界を眺めていたのが、それを取り除くことにより、一瞬にして現実世界に切り替わるという、新たな感覚を体験することができました。
現代舞踊においても、創造性って大切なんですね。
9 インターコネクト
最初の、踊り手の影しか見えないパートって、想像性を膨らましてくれていいです。
最後まで影しか見せない作品って今までにあったのかなぁ...
もし無かったのであれば、是非ともどなたかに挑戦してみてもらいたいです。
12 さくらんぼ
以前にも別のイベントで観た作品ですが、落語と現代舞踊のコラボとしての新たな試みと言えましょう。
踊り手が全員お面を被っているので踊りそのものに集中して観賞できますし、両手にお面を持って踊るのも一気に踊り手が三倍増したような錯覚に陥られて面白いです。
あのお面(顔の上部だけを隠すほう)欲しいけど、どこかで入手できないのかなぁ...
2009年7月14日火曜日
第5回日本TRIZシンポジウムのご案内
第5回日本TRIZシンポジウム 2009 の概要
下記の事項をA4サイズ1頁にまとめてあります。
プログラムと併せて周囲の方々にコピーしてお渡しいただけると幸いです。
◆日時: 2009年9月10日(木)13:00 ~ 12日(土)16:10 (3日間)
シンポジウムに先立ち、9月10日(木)10:00~12:00に
「チュートリアル」と「Preliminary Session」の2セッションを並行して開催します。
◆開催規模
◆会場と交通アクセス: 国立女性教育会館 (埼玉県比企郡嵐山町)
◆プログラム: 時間割りと概要 → プログラム一覧表(簡略版)(PDF)
◆参加申込み期限 締切り: 8月24日(月)12:00
ただし、7月17日(金)までに参加お申し込みの方には早割りが適用されます。
◆ベンダーコーナー参加申込みと手続き → 「ベンダーコーナー申込書」
公式Web サイト: http://www.triz-japan.org/
第5回TRIZシンポジウムは「新たな創生期に向けて!」のテーマのもと、以下の要領で実施します。
目的:
●創造的な技術革新の技法「TRIZ」とその関連分野での発表・討論・交流の場を提供する
●TRIZに関して、その技術レベルの向上と普及・推進・適用のしかたの向上に資する
●日本と世界のTRIZ関係者の交流を図り、TRIZの理解と普及を促進する
ねらい:
●発表および参加を広く(国内・海外から)公募し、公開の会とする
●TRIZのより深く広い理解を作るとともに、企業や大学などにおける実践を推進する
●基本的には国内向け(全国的)であるが、部分的に(できるだけ多く) 国際的なものにする
●会期中にNPO法人 日本TRIZ協会の総会を開催する
開催の案内にあたって: 日本TRIZ協会理事長 林利弘