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○● TRIZ協会だより Vol.7 ●○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010年6月23日発行━━━
【目次】______________________________
| 1 |シンポジウムの概要
| 2 |シンポジウムのプログラムの発表
| 3 |基調講演の紹介
| 4 |チュートリアルの紹介
| 5 |テーマ講演 (5件) の紹介 [焦点の5分野を選び依頼しました]
| 6 |一般発表 (オーラル発表、ポスター発表)
| 7 |会場、アクセス、ホテルなど
| 8 |会費、登録申込み など
| 9 |前日の「OTSM-TRIZ入門セミナー」について
|10 |ボランティア協力のお願い
第6回 日本TRIZシンポジウム 2010 につきまして、この度、一般発表の公募に基づき、プログラムを決定し、公表いたしました。
また、参加者を広く国内・海外から募集いたします。
どうぞ、皆さまお誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。
以下の両サイトで、和文・英文の両方で行いました。
(A) 日本TRIZ協会 公式サイト (6月14日掲載)
http://www.triz-japan.org/
(B) 『TRIZホームページ』内の 日本TRIZ協会のページ (6月18日掲載)
http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/
日本TRIZ協会 広報委員会
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● 1.シンポジウムの概要
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名称: 日本TRIZ協会主催 第6回 日本TRIZシンポジウム 2010
日時: 2010年 9月 9日(木) 10:00 ~11日(土) 17:00
会場: 神奈川工科大学 (神奈川県厚木市)
内容: 基調講演 2件 (海外)、チュートリアル 1件 (国内) 、テーマ講演 5件 (国内)、
一般発表 (オーラル/ポスター)29件 (国内 21、海外 8)
言語: 日本語と英語 (主要な発表は、和・英スライドの同時投影)
なお、前日に、下記の プレシンポジウムセミナーを開きます。
●名称: 『Nikolai Khomenko: OTSM-TRIZ入門セミナー』
主催: 日本TRIZ協会
共催: (学) 産業能率大学、『TRIZホームページ』基金
日時: 2010年 9月 8日(水) 10:00~17:00
会場: (学) 産業能率大学 サテライトオフィス (東京駅 隣接)
内容: 講演と討論。講師: Nikolai Khomenko
言語: 英語だけ (日本語通訳なし)
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● 2.シンポジウムのプログラムの発表
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開催案内にあたってのご挨拶 (理事長 林 利弘)
プログラムの一覧シート
プログラムの詳細
全発表のアブストラクト集
基調講演の拡張アブストラクト
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● 3.基調講演の紹介
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(1) Nikolai Khomenko (TRIZマスター、カナダ)
「OTSM(強力な思考の一般理論):
発展の経緯、理論的背景、諸技法、および活用分野」
OTSM は、1975年にアルトシュラーが構想し、その後、ニコライ・ホーメンコが継承・開発したものです。
クラシカルTRIZを根底から見直して、非技術の分野を含めて広い範囲で使えるものを目指したもので、複雑で大規模な問題の解決に適用できます。
同氏はまた、子どものための創造性教育の世界的リーダです。
(2) Mahmoud Karimi (IIITS、イラン)
「イランにおけるTRIZの活動:
TRIZの適用と普及による新しい全国的なパラダイムへの転換」
驚いたことに、「TRIZ」について Googleでの検索を最も多数行っている国がイランなのです!!
イランでは1998年からTRIZの導入を始め、非営利民間の研究所IIITS がリードして、TRIZの理解と普及を図ってきました。
テレビ、ラジオ、新聞を活用し、TRIZの考え方そのものの普及につとめ、社会における認知度が極めて高いといいます。
イランのこの若いリーダから学ぶことはきっと多いでしょう。
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● 4.チュートリアルの紹介
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前古 護 氏 (株式会社アイデア)
「TRIZを知ってみよう」
初日の午前10:00-12:00。 TRIZに初めての人への紹介です。
アイデア社は、日本全国のさまざまな分野の企業、大手から中堅・中小の企業まで、TRIZを本格的に導入・適用するためのサポートをしてきています。
今回は、(1) なぜTRIZが必要とされているのか、(2) どのように考えて発想するのか、(3) TRIZを使った優れたアイデアの出し方、について話します。
具体的な考え方や実際の製品事例を通じて説明を進めます。
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● 5.テーマ講演 (5件) の紹介 [焦点の5分野を選び依頼しました]
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(1) 澤口 学 教授 (早稲田大学)
「商品企画のためのTRIZの活用 - イノベーション創造型TRIZの構築 -」
日本の製造業が今後世界の競争の中でサバイバルしていくには、プロダクトイノベーションがどうしても必要です。
TRIZは、技術進化の法則という考え方をベースにして、この課題に強力な方法を提供します。
(2) 山口 和也 氏 (MOST合同会社)
「マネジャのためのTRIZ」
TRIZを中心とする科学的な方法は、製品やプロセスの革新に有効であり、それは技術者が発明的課題解決に使う単なるツールを越えて、企業の組織的活動に欠かせない方法である。
マネジャとしてTRIZをどのように捉え、上層幹部や部下を納得させ、TRIZを使う環境をどのように作っていくべきか、について話す。
(3) 片岡 敏光 氏 (株式会社パットブレーン)
「TRIZ活用の知財戦略と実践」
知財関係者は日本でのTRIZの導入初期からTRIZに注目してきた。
ただ、それは技術部門での問題解決に使ってより多くの特許を出せることをねらいにした。
そうではなくて、知財部門に大事なのは、TRIZを知財戦略に使う、自分たち自身が使うことである。
TRIZは経営戦略、技術戦略、知財戦略のベクトルの方向を整え、相互補完させる。
(4) 庄内 亨 氏 (株式会社日立製作所)、福嶋洋次郎 氏
「ソフトウェア、ITのためのTRIZの活用法」
TRIZはもともとハードの分野で開発されてきたから、用語や事例にもソフトウェアやITの分野にはぴったりしないものがある。
このため、ソフトウェアやITへのTRIZの適用は、その入り口の所でつまずくことがあるが、経験を積むと、TRIZの本質はまったく同じように適用できることが分かってくる。
永年の実践をベースに話す。
(5) 中川 徹 教授 (大阪学院大学)
「教育とTRIZ: 新しい展望のために」
日本でのTRIZは、企業での技術者を中心に普及させてきているけれども、もっと教育の場に浸透させていくことが望まれる。
第一の課題は、大学レベルでの教育で、工学などの基礎教育と連携しつつ、TRIZの考え方や知識をきちんと教え、また研究の場を創ること。
第二の課題は、高校・中学・小学校などで、創造的に考える楽しさを経験を通じて理解させることであろう。生徒の興味やレベルに合わせて、内容ややり方を調整していく必要がある。
教育活動のいろいろな事例を話すが、まだまだ不足している。
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● 6.一般発表 (オーラル発表、ポスター発表)
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現在、国内 21件、海外 8件 をプログラムに組んでいる。
適用分野が拡がってきており、新しい方法の試みも多くある。
詳しくはアブストラクト集を参照下さい。
[注: 一般発表を 6月30日(水) まで 追加募集しています。]
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● 7.会場、アクセス、ホテルなど
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会場: 神奈川工科大学
アクセス: 新宿より小田急線本厚木駅 (急行55分) 下車
バス 20~25分 [当日、直行便を増発予定]
ホテル: 厚木アーバンホテル (本厚木駅 徒歩5分) 推奨
TRIZシンポジウム 特別割引 あり
TRIZ協会サイトの 書式を使って、各自予約のこと
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● 8.会費、登録申込み など
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詳細は、TRIZ協会サイトを参照下さい。
期登録割引 あり(7月16日 まで)
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● 9.前日の「OTSM-TRIZ入門セミナー」について
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日時: 2010年 9月 8日(水) 10:00 - 17:00
会場: (学) 産業能率大学 サテライトオフィス セミナールーム
(東京駅 隣接 サピアタワー 9F)
言語: 英語のみ (時間の節約のため、日本語への通訳をしません)
参加条件: 第6回TRIZシンポ参加登録者 または TRIZ協会会員
(TRIZについて経験があるものと想定しています)
案内パンフ: 協会サイト、『TRIZホームページ』参照
参加費、申込みなど: 上記 案内パンフを参照下さい
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● 10.ボランティア協力のお願い
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海外著者発表スライドの和訳、国内著者発表スライドの英訳、討論時の通訳、海外参加者の滞在サポート (案内など) などの仕事に協力くださる方を求めています。
メールでご連絡下さい。
以上のように、充実したプログラムを組むことができました。
どうぞ、みなさま奮ってご参加ください。
また、この案内を御社内やお知り合いの人にもお見せ下さい。
TRIZシンポジウムでお会いするのを楽しみにしております。