今回はクラス1-2「有害作用の除去」に属する標準解法の紹介です:
・標準解法1-2-1 「外来物質による有害作用の除去」
有害作用の除去は、悪さをするツールが作用の対象に対して如何なる望ましくない効果をも及ぼさないように物質-場システムを改良することにより行います。
物質-場モデル内の二つの物質間に有用な作用と有害な作用が働いていて、この二つの物質を接触させなくてもよい場合、これらの間に第三の物質を挿入することにより問題を解決できます。
標準解法1-2-1: 外来物質による有害作用の除去
●例「オーブン料理」
オーブンで油を含む食材を調理すると天板に油がこびりついてしまい、後始末が大変ですね。
なるべく楽するためにはどうすればよいでしょうか?
・解決策
この状況は物質-場的には、左下図のように、S1の天板が機械場を介してS2の食材を支えるという有益な作用を働かせている一方で食材が天板を汚してしまうモデルとして表現できます。
天板を汚すという有害作用を阻止できる物質を何か探してきましょう。クッキングシートなどを敷くと天板を汚さずに済みそうですね(右下図)。
標準解法1-2-1の適用例:
S1とS2の間に第三の物質S3を挿入してS2が生じる二次的有害作用を除去
クッキングシートが油を受け止めてくれるので天板は汚れずに済みます(下図)
Copyright notes
This book has been developed in the frame of the TETRIS project funded by the European Commission—Leonardo da Vinci Programme.
The partners of the project consortium are:
AREA Science Park (Italy) www.area.trieste.it (project coordinator)
ACC Austria Gmbh (Austria) www.the-acc-group.com
European Institute for Energy Research - EIfER (Germany) www.eifer.uni-karlsruhe.de
Fachhochschule Kärnten (Austria) www.fh-kaernten.at
Harry Flosser Studios (Germany) www.harryflosser.com
Higher Technical College Wolfsberg (Austria) www.htl-wolfsberg.at
Jelgava 1. Gymnasium (Latvia) www.1gim.jelgava.lv
Siemens AG, Sector Industry, Industrial Automation and Drive Technology (Germany) w1.siemens.com/entry/cc/en/
STENUM Environmental Consultancy and Research Company Ltd (Austria) www.stenum.at
Technical Institute for Industry “Arturo Malignani” (Italy) www.malignani.ud.it
The educational center for adults of Jelgava (Latvia) www.jrpic.lv
University of Florence (Italy) www.dmti.unifi.it
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